さて、少しずつスケーターの皆さんの動向が聞こえてきたところで、男女シングルについての傾向予測など立ててみようかと思います。
まず男子。
ますますクワド必須の高難度傾向が強くなると思います。P.チャン選手の圧勝に終わった昨シーズン(まあGOEの付き方など疑問は残りますが、今はおいといて)の流れを引き継ぎ、SPからクワドを入れようとする選手がますます増えるかと思います。
しかし、高難度ジャンプをそう簡単に万全に出来るものではないので、逆に肝は3Aの確実性やスピン・ステップなどで取りこぼしがないかも上位に食い込めるかどうかの重要なファクターになってくると見ます。地味ですがスピンもレベル+加点で馬鹿に出来ないので、いかにクワドが飛べてもスピンなどで取りこぼしがあっては勝てない=つまり現状とさして変わらずかと。
ただ、GPSを見ても大分若い選手が出てきているので、そろそろ世代交代が本格化しそうな予感もあります。ベテラン選手にも意地や技術を見せ付けて欲しいところです。
そして女子ですが、こちらはGPSなど一気に若手が増えました。ジュニア上がりの選手がゴロゴロしています。それもロシアやアメリカといったある程度発言力のある国からばかりです。
そのような前提条件を鑑み、今季からは高難度プログラムが増えると私は見ています。回転不足やエッジ違反がどの程度取られるかは毎年のことながらわかりませんが、少なくともGPSではそれなりに3-3や3Aは認定されそうな気がします。もちろん、できばえが一定以上ならという条件付ですが。
以上の推測から、女子の今季は男子以上に世代交代が進むと予測します。世代交代の境目がどの辺りなのか難しいところですが、現段階で20歳またはそれ以下が有利だと思います。特に3-3は若年齢であった方が飛びやすいのは体型的にも分かりやすいところです。
ただ、ジャンプ以外の要素(たとえばステップやスピン、スケーティングスキル)ではさすがにジュニアから上がってきたばかりの選手よりもお姉さん方の方が大抵の場合優れていますので、この辺りでどれだけベテランは点を稼げるか、そして若手はいかに高難度のジャンプ構成にして基礎点を稼いでいくかという異なる戦い方での競演が見られそうですね。
この数年はDGがあまりにも厳しく取られ続けたので、結局3-3に挑戦する選手自体が激減してしまいましたが(3T-3T除く)今季は色んな3-3、たとえば3F-3T(3Lo)や3Lz-3Tなどが見られそうで楽しみにしています。
言うまでもなく、フィギュアはジャンプだけではありませんが、かといって二回転ジャンプばかりでは正直少々物足りなく思います。勝手な観客サイドの意見ですが。
早いところでは今季プロのお披露目会や国内の小さなローカル大会も開催されていると聞きます。さすがにまだその詳細までは入ってきませんしそもそも無理だと思いますが、夏の間のショーなどで、色んな選手のEXやSPの曲、そしてジャンプの状態などは情報が入ってくると思います。今年も酷暑が続きますが、秋に向けて色んなところにアンテナを向けられたらと思っています。
まず男子。
ますますクワド必須の高難度傾向が強くなると思います。P.チャン選手の圧勝に終わった昨シーズン(まあGOEの付き方など疑問は残りますが、今はおいといて)の流れを引き継ぎ、SPからクワドを入れようとする選手がますます増えるかと思います。
しかし、高難度ジャンプをそう簡単に万全に出来るものではないので、逆に肝は3Aの確実性やスピン・ステップなどで取りこぼしがないかも上位に食い込めるかどうかの重要なファクターになってくると見ます。地味ですがスピンもレベル+加点で馬鹿に出来ないので、いかにクワドが飛べてもスピンなどで取りこぼしがあっては勝てない=つまり現状とさして変わらずかと。
ただ、GPSを見ても大分若い選手が出てきているので、そろそろ世代交代が本格化しそうな予感もあります。ベテラン選手にも意地や技術を見せ付けて欲しいところです。
そして女子ですが、こちらはGPSなど一気に若手が増えました。ジュニア上がりの選手がゴロゴロしています。それもロシアやアメリカといったある程度発言力のある国からばかりです。
そのような前提条件を鑑み、今季からは高難度プログラムが増えると私は見ています。回転不足やエッジ違反がどの程度取られるかは毎年のことながらわかりませんが、少なくともGPSではそれなりに3-3や3Aは認定されそうな気がします。もちろん、できばえが一定以上ならという条件付ですが。
以上の推測から、女子の今季は男子以上に世代交代が進むと予測します。世代交代の境目がどの辺りなのか難しいところですが、現段階で20歳またはそれ以下が有利だと思います。特に3-3は若年齢であった方が飛びやすいのは体型的にも分かりやすいところです。
ただ、ジャンプ以外の要素(たとえばステップやスピン、スケーティングスキル)ではさすがにジュニアから上がってきたばかりの選手よりもお姉さん方の方が大抵の場合優れていますので、この辺りでどれだけベテランは点を稼げるか、そして若手はいかに高難度のジャンプ構成にして基礎点を稼いでいくかという異なる戦い方での競演が見られそうですね。
この数年はDGがあまりにも厳しく取られ続けたので、結局3-3に挑戦する選手自体が激減してしまいましたが(3T-3T除く)今季は色んな3-3、たとえば3F-3T(3Lo)や3Lz-3Tなどが見られそうで楽しみにしています。
言うまでもなく、フィギュアはジャンプだけではありませんが、かといって二回転ジャンプばかりでは正直少々物足りなく思います。勝手な観客サイドの意見ですが。
早いところでは今季プロのお披露目会や国内の小さなローカル大会も開催されていると聞きます。さすがにまだその詳細までは入ってきませんしそもそも無理だと思いますが、夏の間のショーなどで、色んな選手のEXやSPの曲、そしてジャンプの状態などは情報が入ってくると思います。今年も酷暑が続きますが、秋に向けて色んなところにアンテナを向けられたらと思っています。