歌うように語ろう

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美しきバルチック艦隊と黒い徒花、そして潔い桜の前途

2012年07月03日 | フィギュアスケート

今週は本当に国内だけでもあれこれたくさんのニュースがありましたので、海外の些末なことは割愛で…といこうかと思いかけたのですが(笑)

まあ名前を出さないで酒のアテくらいに扱う分にはいいかなと思いつつ、ちょっと雑感など。

あ、若く美しきロシアっ子(バルチック艦隊)と我が国が誇る潔い桜たちは十分主菜になりますので、それ以外の方のことです。

 

徒花は何分養分が行き届いておりますゆえ、皆様心配なさるのも無理はないというか、むしろ当然かと思います。

トリノからバンクーバー、そしてロシアワールドまでの数々の悪夢を思い出すだに、またぞろ変なルール改悪やジャッジ間の密約?が

無いとも言い切れません。

 

しかし全ては、リンクに乗ってみないとわからないのです。

練習を3日しないだけで筋肉痛やジャンプの感が狂う競技です。時々練習する程度は断続的に行っていたかもしれませんが、開催国が

万難を排して艦隊を挺し各国の放つ美しい戦艦を迎撃しようとするソチ五輪において、果たして二度も徒花が咲くかどうか。

 

バンクーバー以降もジャッジの正常化に遠い現状や、毎年迷走するISUの姿勢、懲りずに毎年弄されるルール。

残念ですが何も起こらず真っ当に終わる可能性は果てしなく0に近いと思いますが、かといって例の徒花がうまうまとおいしい蜜を

身に着けられるとは保障ナシと見ます。楽観論だと言われるかもしれませんが、彼女の目的は「出ること」にあるとみますので。

 

いずれにしてもプレシーズンとなる12-13シーズンが幕を開けてみないことには何とも言えません。

思わぬ伏兵が浮上したり、逆に期待の星が輝きを失う可能性もあります。

期待はしていませんが、絶望することもないかなというのが私の現在の所見です。