パエ-リャ

木製カトラリ-

フライトやホテルの予約の確認とモバイルバッテリ-の関係

2017-07-07 13:14:52 | Weblog

旅行中、フライトを予約することは多い。自分の場合、アンドロイドのタブレットで予約して、結果をGメールに送ってもらい、それをスマホで表示するやり方に決めてある。

例えば、空港ではスマホのEチケットの画面を空港の建物に入る時や、エアラインのデスクでチェックイン時に見せるわけで、実に便利なのだが、極めて重大な問題がある。スマホのバッテリ-が切れたら、或いはスマホが壊れたら、手の打ちようがないからだ。そのためにはタブレットが最後の証明方法になるので、バッテリ-に関しては常に気を配っておく必要がある。

空港では大抵の場合、無料で充電できるステ-ションやバンクがあるが、通常チェックインした後の待合室の場合が多く、そのためホテルの部屋で充電するのが妥当なのだが、マイクロUSBの接続が往々にして不安定なこと、タブレットには充電中に点灯する仕組みがないこと、などなど、様々な理由でリチウムのスマホ充電用モバイルバッテリ-が望ましいわけで、かといって、フル充電も必要ないのでダイソ-で1個300円のものを2個持ってシルクロ-ドの旅に行って来たが、中国に入って西安から敦煌に飛ぶ時に没収されてしまった。

その後もそうであったが、添乗員は乾電池やモバイルバッテリ-などは手荷物に入れてくださいと、何度も呼びかけがあったので、問題ないはずだが、没収した中国人係り員の英語が正確なら、キャパシティ-が表面に書かれていないからだと言うことだ。たしかに見て確かめると、ダイソ-の場合、特に何も書かれていなかったので、それが原因だろうと納得している。

帰国してウエブで調べてみると、http://www.bousaid.com/entry/2016/08/14/083748 のような記事があるので、更に納得した。実害は600円だったのでなかったが、仮に5千円もするような高いものを持っていくのは怖いことになる。

そして、疑問も残る。空港のスキャナ-はモバイルバッテリ-の表面の文字まで読めるのか、あるいはすべてのモバイルバッテリ-を取りあえずはじき出すのか、そもそも成田では問題にならなかったし、上海から西安に飛ぶ時だって、あるいは、西安から敦煌でなく、上海から西安に移動する時に没収されてのか、既に記憶が定かでないが、対策としてはダイソ-のモバイルバッテリ-の表面にCASIOのラベルメ-カ-ででかでかと電力量を貼り付けることかもしれない。

あるいは、リチウムイオンでない急速モバイルバッテリ-があれば、それを万一の時のために持参するのが良いのかもしれない。いずれにせよ、更なる調査が必要だと感じている。次の記事は中国でのインタ-ネットの話になる。

 

 

 

 


アンドロイド端末のホテルWIFI接続方法

2017-07-07 10:46:01 | Weblog

誰でもやっている事で、ブログに方法をアップする事など馬鹿げていると思うが、インドネシアのマルク諸島の一つ、アンボンのホテルでは普段のやり方ではインタ-ネットに繋がらなかったので、改めて単独記事として掲載する。

普通は設定でWIFIをONにすれば、使えるネットワ-ク名(SSID名)の一覧が見えるので、ホテルが教えてくれるものを選べば、IDやPWの入力を促されて、大抵は10秒ほどで「接続済」の表示が出て、そのままインタ-ネットにつながる仕組みで、IDやPWなしで接続できるホテルもあったりする。誰でも知っていることだ。いずれの場合も、「接続済」の表示が出れば、そのままインタネットを使うことが出来る。

ところが、アンボンのホテルではホテルが教えてくれたネットワ-ク名をタブレットでタップすると、すぐに「接続済」と表示されて、当然、ID/PWとか無しで使える簡単/新設設定になっていると思い、そのままインタ-ネットを使おうとしたら、「ネットワ-クに接続されていません」との表示が返ってきた。

つまり、そのホテルの設定は自分でログインぺ-ジを出現させないと、インタ-ネットを使えない設定にしてあった訳で、簡単/新設設定と思われたものが、実は不親切な設定であることに気がついた。具体的な対応策は:


ログイン画面を表示するにはスマホやタブレット画面の左上のアイコンの列を大雑把に下向きにスワイプすると画面中央に「帯表示」が展開して、その中に 「WIFIネットワークにログイン」 と接続済のネットワーク名で出るので、それをタップすると、漸くID/PWを入力する通常のログイン画面に替わるので、その時点で通常のログインが可能になる。つまり、インタ-ネットへの接続が可能になる。


その時の注意事項としてユーザーIDとPWの入力時に必ず、それぞれに対して確定キー操作をしないと受け付けてくれないことを忘れないように。

以下は、ネットで見つけた背景説明だ。


端末がネットワークには接続できるが、インターネットにはアクセスできない場合は、インターネット接続が完了していないと判断できます。というのは、ホテル、カフェ、空港などの公衆通信回線にはインタ-ネット利用のための別途のログインページがある場合が多く、ネットワークを通じてインタ-ネットを利用するにはそうしたページで改めてログインを行う必要があります。


公衆通信回線への接続後にログインページが表示されない場合(つまり、アンボンのホテル)、Wi-Fi ネットワークへのログインページを表示するには、端末の画面の上部から下にスワイプします。


Ferries in the Philippines

2017-01-03 08:39:25 | Weblog

https://www.silent-gardens.com/sea-shipping.php 

Above is another useful map of the ferry routes in the Philippines. This is actually very similar to my own ferry maps in terms of presentation and concept.

However, my own maps are more user friendly because lines and markers are all clickable and contain further information. In other aspects, this URL is very useful.

Also, there is wrong infromation with Aleson. The direct route from Zamboanga to Sandakan in northern Borneo is closed at the moment and so is the hopping route along the chain of island. In any event this hopping route had been notorious for Islamic violence and nobody with proper mind would have dreamt of approaching this area.

Aleson also used to operate the route between General Santos in Mindanao and Bitun in northern tip of Sulawesi. They no longer run this route. I personally went there in July last year (2016) and checked it all out at the tourist office in General Santos.

I would recommend you to use my maps, but again this is also useful in that you get an overall view of all the lines currently operational in the Philippines.


アンドロイド版 Google Map とアンドロイド版 Google Earth 徹底比較

2016-12-30 09:48:22 | Weblog

アンドロイド版グ-グルマップには大変世話になった。ボルネオでレンタカ-を運転中に100km以上の高速で(だって、皆そのくらいで平気に走っているので)6千キロも走り回ったので何度も道に迷って絶望的な状況に陥ったが、携帯GPSとして冷静にリアルタイム表示を見ることで脱出できたし、フィリピンのボホ-ル島をトコトコと時速20km位でレンタルバイクで走行中にも何の不安もなく運転することが出来た。

然し、それはすべてリアルタイムのカ-ナビ機能の話で、少し先の海外旅行に備えて、パソコンで編集した地図をアンドロイドのスマホで同じように見ることが出来るかと言えば、アンドロイド版グ-グルマップの場合、圧倒的に無価値だと思うし、本来アンドロイド版グ-グルマップが出来るはずのことをアンドロイド版グ-グルア-スが立派にやり遂げることを知らない人たちも多いと思うので、この際、整理して忘備録にするのに意義があると思い始めた。

なので、ここでは、地図の共有とかの話でなく、単純にパソコンでマイマップを作って、しっかりとレイヤ-も使ってラインや目印もつけたものを、アンドロイドスマホのグ-グルマップで見ようとする場合の問題点の洗い出しと、それに対比した時のグ-グルア-スの利点を指摘するものになる。

 まず、PCでマイマップを作るときの入り口部分は次のように見える。

ごの画像の大部分がラベル付き地図で占められているのは理由がある。

アンドロイドのグ-グルマップの場合、これに相当するのが次の画面だ。

                     

つまり、パソコンの画面と全く同じ内容が見えている。なので、同じように利用できると思いたいが、違う。 

それはともかく、パソコンの場合、マイマップを作るには(スマホで直接作るのは画面が小さすぎて無理)右上のマイマップボタンから入るわけで、「保存済み」ボタンは「ラベル付き」と連動しているので、取りあえず忘れて構わない。で、マイマップを押すとPCでの画面は次のようになる。

これは、PCの画面の一部を切り出したもので、既に作成した地図が見えている。ここでは赤枠で囲った2枚の地図を元に話を進めていく。まず、「里港小学校行き方」をパソコン表示すると次のように見える。

       

左半分のレジェンドは縮小できる。重要なのは地図にラインとマ-カ-が表示されていることで、拡大表示も出来るし、バスの出発点のグ-グルマップ表示も出来るが、それは、後でグ-グルア-スで見せるので、ここでは行わない。

次に、パソコンで作った同じファイルを今度はアンドロイド版グ-グルマップとアンドロイド版グ-グルア-スで見てみよう。次の画面だ。

                          

左側がグ-グルマップで、右がグ-グルア-スでの表示になる。両方とも地図の拡大や縮小は出来るが、Gマップの場合、ラインはおろか、マ-カ-も全滅している状態だ。

当然、自分がアンドロイドGマップの操作に不慣れなので、何か馬鹿なことをやっているために、ラインやマ-カ-が出ないのだと最初は思っていた。しかし、ありとあらゆるオプションボタンを押しまくっても、ラインやマ-カ-は現れない。

つまり、パソコンのマイマップでラインやマ-カ-を付けてもパソコンでは見れるが、スマホのGマップではマイマップの内容を再生できないことがはっきりしたし、台湾にはパソコンを持っていく積りはない。SIMの入れ替えが出来て電話機能も付いたフィリピン製のアンドロイドタブレットとアンドロイドスマホだけをを持っていく積りなので、別の方法で地図に(ラインまでは望まないものの)マ-カ-を付けることを考えた。

その目標は、マイマップ作成からではなく、極く普通の地図にラベルを付けることで、多少解決できた。この記事の冒頭の画像に見えるラベルがそれで、既にとんでもない数のラベル付き地図が存在する。その一つを見てみよう。次の画像が、アンドロイド版グ-グルマップでの小学校の位置が示されている。

 これで、小学校の位置はわかるし、地図の拡大も出来るし、この目印の場所へのル-ト探索もアンドロイドのGマップ上で出来る。 この画像がそれだ。

然し、問題が二つある。一つは、一つの地図に目印を2か所以上つけてしまうと、どちらの目印に関する地図なのかわからないし、ラベル付けの意味がなくなるので、目的地の数だけの地図を保存するという、馬鹿々々しいことになる。つまり、例えば、一つのレストラン関連の地図に複数のレストランの場所を載せる代わりに、1枚の地図に1件のレストランだけを表示することになる。その場合、レストランの数だけ地図が必要になってしまう。

もう一つは、上記のような、その場しのぎ的なル-ト探索でなくて、事前にパソコンでしっかりと調査して、付属情報も内蔵した情報量の多い地図を使いたいことだ。

例えば、次の画像はアンドロイドのグ-グルア-スでの経路図で、高雄市内から電車で行ける屛東駅からバスに乗り継いで小学校に行くために、何処にバス停があるかを、台湾のバス会社にメ-ルで問い合わせた結果を駅に張り付けたマ-カ-に内蔵してある場面だ。

                

赤枠の中を押せばGマップ(既にグ-グルア-スの環境にあるのでKML対応のGマップ)が展開して、バス駅の場所が表示される仕組みだ。実際に押してみると、次のようになる。 鉄道駅に対して、バス駅がどこにあるかを示すアンドロイドのグ-グルア-スの地図表示からみるGマップだ。

アンドロイドのGマップのル-ト表示では不可能な2次情報、3次情報を表示できる点で、はるかに優れていると思う所以だ。結論的には以下のようになるだろう。

0. アンドロイドスマホのグ-グルマップはナビ機能以外は、ほとんど使い物にならない

1. アンドロイドのグ-グルア-スはKMLファイルに対応しているので、パソコンで作ったマイマップをそのまま表示できる。

2. アンドロイドのグ-グルマップはKMLファイルを表示出来ないので、近場の道案内や、簡易カ-ナビとしては使えるが、それ以外の使い道はない。

 

 

    


Canon Coolpix AW130 位置情報の操作(詳細-5 KMLログファイル)

2016-12-29 12:48:14 | Weblog

Google Map でなく、Google Earth を使えば、パソコンで編集したマイマップのレイヤ-に乗せた目印などを表示できるかも知れないという直観は矢張り当たっていた。

アンドロイド版 Google Earth の初期表示はパソコン版のような全球表示(瞬間的には出るが)ではない。3本線メニュ-が3か所にあるが、下の中央にあるのは、現在地付近の主要な場所の画像を見せるだけのもので、右下のは押しても何も起きないので無視する。左上のが本来のメニュ-だ。

上部左の3本線メニュ-を展開したのが次の画像になる。    

この、赤枠で囲ったマップギャラリ-にパソコンのマイマップ機能で作成したレイヤ-地図が入っている。マップギャラリ-を押してみると、以下のような画像になる。

 大きな赤枠はポケモンの生息地関係で、無視して上に見える小さな赤枠を

押してみると次のようになる。       

上から、「すべて」、「自分が所有」、「自分以外が所有」、「共有された地図」、「最近」、「探索」となっているので、自分が所有を選ぶ。すると、自分が以前にパソコンのマイマップでレイヤ-を付けて作成した一連の地図が表示される仕組みだ。そのうちの一つが次の画像になる。

  これはフィリピンのセブ島を起点にしたフェリ-航路を示しているが、マ-カ-やラインだけでなくて、パソコンでこの地図を編集していた時のツ-ルキットまで表示されているのは驚愕に値する。まさか、このスマホ上で実際に使えるわけはないと思いながらも、目印ボタンを押して、更に驚いたのが、次の画像だ。

               単に表示されているだけでなく、それぞれのツ-ルが機能するのが見て取れる。一言で言えば、アンドロイドの Google Earth は、この時点でパソコンのマイマップ編集機能を完全に再現出来ていることになる。更に驚いたのが、ラインや目印の属性まで表示出来る事で

例えば次の画像が  セブからミンダナオのナスビトに向かうフェリ-航路の属性まで示している。つまり、スマホのGマップなど、もう必要ないわけだから、とんでもない発見だ。

すべては、キャノンのコンデジのGPS機能を最大限に活用するための努力の中で、偶然に見つけたヘルプ記事が始まりだ。その潜在的な意義を見逃さなかった自分の知識と洞察力の素晴らしさを改めて自画自賛している。


Canon Coolpix AW130 位置情報の操作(詳細-4 KMLログファイル)

2016-12-29 11:25:20 | Weblog

ログファイルの地図表示に汎用性を持たせるには、カメラのおまけで付いてくる地図表示アプリでなく、Google Mapに直接取り込んで表示したいと素朴に思う訳だが、何故かこれには失敗してしまった。汎用性とは、元になるログファイルをメ-ルに添付して送れば、相手がカメラのおまけで付いてくる地図表示アプリを持ってなくても、添付ファイルを直接Google Mapで表示すれば見ることが出来る事を意味している。

失敗の具体的な手順は、マイマップで地図を新規作成する場面で、まだ無題のままの第一レイヤ-にログファイルをそのままインポ-トする事を試みたが、結果的に出てくるメッセ-ジは「KMLとかの受け入れ可能なファイルではないので、ダメ」というものだ。つまり、ログファイルは、まだKML形式にはなっていないらしい。

ところが、パソコン版の Google Earth で試してみたところ上手くいったので、手順を記述しておく、と言っても、大した手順でもないが。

普通に Google Earth を立ち上げて、全球表示の時に、上部メニュ-バ-の「ファイル」から「開く」を押して、ログファイルを選択する。この時のファイルの種類は全表示にしておくこと。

            

この表示のままでOKを押すと、全球表示が急速にズ-ムインして、次のような軌跡が地図上に現

れる仕組みだ。 

この青いのがカメラが実際に移動した軌跡のKML形式のトラックなので、逆に、この生成されたファイルをGoogle Mapにインポ-トすればよいのかもしれない。問題は、元のログファイルから一時的に内部で生成されるファイルと思われるので、コピ-することも出来ない点だ。

いずれにせよ、カメラで生成されたままのログファイルはKMLファイル形式ではないことがわかる。

あと考えられる手立ては、ログファイルをCSVファイルに変換することだろうが、ログは自分の場合1分間隔で記録するので、膨大な行数のファイルになる。やりたくない作業だ。そのCSVファイルをKML形式に逆変換してやれば上手くいくだろうとの推測は成り立つ。面倒だが。

あと、Google Earthのメニュ-の中の項目にに 「Google Mapで表示」と出ているので試したが、トラックは表示されなかった。理由は不明だ。ただ、CANONのメニュ-からの地図表示から解放されたので、汎用性は格段に向上してはいる。

この記述の内容と直接には関係ないが、もしかすると、使えるかもしれない記述に出くわした。

Google Earthのヘルプの一部に、以下のような記述があるのを、偶然発見したのでコピペしておく。

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Android で KML ファイルを表示する

パスやランドマークなどの地理データの表示に使用する KML(キーホール マークアップ言語)ファイルを Android 端末で表示できます。KML ファイルについて詳しくは、KML の記事をご覧ください。

KML ファイルを開く

  1. Android 端末で Google Earth アプリを開きます。
  2. 左側のメニューで [Google ドライブ] をタップします。ログインしていない場合は、Google アカウントにログインします。
  3. Google ドライブの左パネルで目的の KML ファイルをタップします。
  4. レイヤの表示 / 非表示を切り替えます。

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いままで、アンドロイドではレイヤ-内容の表示にことごとく失敗してきた。しかし、いずれもGoogle Mapでの試みだ。この記述は、Google Earthでやれば、もしかしたらレイヤ-表示ができるかもしれない予感を感じる。


Canon Coolpix AW130 位置情報の操作(詳細-3 ログファイル)

2016-12-25 08:31:37 | Weblog

AW130はログファイルを作成できるが、付属の画像編集メニュ-(ViewNX2)の上部メニュ-バ-に表示されている「ログマッチング」という機能は、便利だが実際には使わないと思う。

まず、ログファイルは画像撮影時に明示的に作成しないと作られない。次の画像で説明する。

そもそも、取得画像がどこにあるかというと、パソコンに取り込んだ場合には「Pictures」の中の、「Nikon Transfer 2」 というフォルダ-の中に、時系列セッション毎に自動的につけられた数字で管理されるサブフォルダ-に収められている。

上の画像の場合、004というフォルダ-には画像と共に、ログファイルも同時に保存されている。(ログファイルは開けて中身を見ることはできない)ところが、003というフォルダ-にはログファイルはない。作らないで画像だけを取得したからだ。

で、ログマッチングが何のためにあるかというと、例えばスマホでログファイルを作ることが出来るわけで、自分のスマホの場合、常にログファイルはONなので、やり方は知らないが、通信ケ-ブルでパソコンにスマホのログファイルを取り込むことは出来る(はず)ので、画像編集メニュ-(ViewNX2)の上部メニュ-バ-に表示されている「ログマッチング」を押して、いつでも利用できる(はずの)状態にある。

ここで、仮に、その時系列の時間帯の間に、位置情報はないが、タイムスタンプは押してある画像があって、そのタイムスタンプの時刻が、スマホのログファイルの時間帯の中に納まるならば、スマホのログファイルに時刻とともに記録されている位置情報を、当該画像に張り付けられる仕組みだ。

つまり、位置情報を時系列から割り出そうというもので、実際には使わないと思う。煩わしい。何故なら、特定の画像に位置情報を刻印することは、既に見たように、記憶や、或いは、その場所で撮られた別のいくつかの(それらも位置情報をもたないが)画像から判断して、Gマップから直接取得/刻印できるからだ。その方が、よほど手っ取り早いと思うからだ。

なので、ここではタイムラインを地図に表示するやり方を記述して、終わりにする。

             

この画面では、位置情報が刻印されてある複数の画像をハイライトして、連結線表示ボタンを押せば自動的に線で結ばれる仕組みだ。線の順序はデフォ-ルトで時刻順だが、任意の順序にも出来る。画面右上にオプションボタンがある。

問題は、この表示が、この特定のアプリ内部での表示で、汎用性がないことだが、なにか外部に書き出す方法があるかもしれないので、調べることにするが、最悪の場合、Skitch で連結部分を切り出してしまうのも、一つの方法だ。

キャノンのヘルプデスクに問い合わせたが、このアプリの内部の機能として、地図部分だけに名前を付けて保存する方法はないと言われた。副産物として「スニッピングツ-ル」という、ウインドウズのミニアプリの存在を教えてもらった。見ている画面の任意の部分を長方形に切り取るもので、珍しいものではないし、普段は「Skitch」を使って同じことをしているので必要ない。

起動の仕方は画面左下の「何でも聞いてください」の中に、半角で sni と書き込めば使えるようになる。次が、切り出しの例になる。

                 

このアプリは使い方が簡単でも、編集が出来ないので用途は限られている。

 


Canon Coolpix AW130 位置情報の操作(詳細-2)

2016-12-24 16:12:05 | Weblog

詳細-1で示した地図画面はキャノン独自のアプリの内部でだけしか見られないので、Gマップが元になっているらしいが、汎用性を持たせるには、画像の位置情報を通常のGマップに移植することが必要だ。

最近のコンデジにはGPS機能がなくても、メタデ-タを受けいれるプラットフォ-ムは整備されているので、キャノンのこのアプリで位置情報を印加された画像のプロパティ-を、エクスプロ-ラ-から読みに行くと、詳細部分に、確かに位置情報が入っているのが判る。例えば、次が1例になる。

              

赤枠の中が位置情報になる、が、問題はこの部分の文字列はコピ-できないことだ。なので、同じ位置情報をキャノンのアプリの内部で取得することを目指す他ない。結論的に言えば、それは可能だ。以下の画像がそれを示している。

       緑枠の画像の位置情報をクリップボ-ドにコピ-するために、画面左上の漢字で書かれた「編集」ボタンを押して、赤い矢印の先の「位置情報のコピ-」ボタンを押せば、位置情報がクリップボ-ドにコピ-される。それを、ワ-ドの文書ファイルに張り付けた部分を拡大表示したのが次の画像になる。

               

問題はまだある。このキャノンの緯度、経度の表記方法はGマップの緯度、経度の表記情報とは異なっているので、このままでは使えないからだ。Gマップの場合の、ほとんど同じ場所の表記方法は、数字のみで、例えば次のようになっている。

7.064625, 125.596222

コンマの前が緯度で、後が経度だ。Gマップの場合、この文字列を検索すると、ピンが立つ仕組みだ。ピンが立った地図は共有も出来るし、ブログに埋め込むことも出来るし、URLをブログに張り付けることも出来るので、汎用性がある。 

キャノンの場合は、位置情報を60進法で文字表記してあるが、Gマップは60進法の数字表記なので、換算には注意が必要だ。例えば、3m(3分)はグ-グルの表記法では単なる3ではなくて、03だからだ。

このような観点からすると、以下のURLは制限なく利用できる素晴らしいアプリで、換算機能も付いている。

http://earthjp.net/maps/ 

いずれにせよ、最も重要なことは、GPS機能を持たないカメラで(メタデ-タの格納場所は持っているのが前提だが)取得された画像に、後から(推定で)位置情報を埋め込み(恐らくすべてのメ-カ-の画像処理アプリで出来ると思うが)、その情報を元に、その画像が取得されたと推定される位置をGマップにピン表示出来るのは素晴らしいことだと思う。

メタデ-タとは国際基準の画像情報で、位置情報とか、著作者情報とか、諸々の情報を含むが、普通の場合、位置情報が最重要の要素になる。つまり、逆に、あまり有用でない情報も含まれていることになる。(後述)

次の記事では、ログファイルの扱いを記述してみたい。忘備録の記述の最大の目的は、得られた知識を文字で記述することで、自分内部での認識を確実に深化することだ。 極稀に、同じ問題を抱えている人達の助けになることもあるので、ブログ記事にする理由は大いにあると認識している。

 


Canon Coolpix AW130 位置情報の操作(詳細-1)

2016-12-24 12:59:35 | Weblog

付属メニュ-の初期画面が以下になる。

         

この画面の2本の赤い矢印が最も重要な、画像の格納場所で、マニュアルの説明は非常に理解に手間取る。画像処理ソフトで一番重要なはずの画像の場所をわかりずらい用語を使って、何ぺ-ジも費やして説明するのはキャノンだけではないが困ったものだ。

赤い矢印で「ドライブの場所」の三角形を押すとパソコンのドライブの中身全体が展開する。そのうちの、特定のドライブを押すと、その中身が、(この画面では見えないが)「フォルダ-内部の表示」の先にある矢印を押した時に展開する。つまり、以下のようになる。

        

操作の対象になる画像は、この一番下の帯状の部分にドライブから移動(実際には目的の画像を含むフォルダ-をクリックするだけ)されたものになり、操作が完了すると、上の地図の部分にピンが立つ仕組みだ。

他にも細かい機能は沢山あるが、一番重要な位置情報の操作に関しては、それだけだ。操作の流れとしては、この下側の帯に見えている画像を左クリして、この画像の左上にかたまっている幾つかのボタンを操作すると、結果が地図の上に反映される仕組みだ。

(ログファイルの操作は、少し流れが別になるので、別途記述する)

個別画像の操作の具体例を示す。

1. GPS機能のないカメラで撮られた画像に、任意の位置情報を埋め込み、その画像の取得位置をGマップ上で示す

まず、ドライブを展開して、目標の画像の入っているフォルダ-をクリックして、画面左下の矢印で帯状に中身を展開する。そして、対象となる画像をハイライトしたら、地図画面の左上のピン印をクリックすると、カ-ソルが+の形に変わるので、そのまま地図上の任意の場所に移動してクリックしてOKを押すと、その位置の緯度/経度情報が画像に埋め込まれて、同時にその場所にピンが立てられる。以下の画像が例だ。

        

ただ、これは、COOLPIXに付属のアプリ上の地図の上であって、このままでは汎用性がないので、以下に、通常のGマップ上でピンを立てる順序を記述する。

 

 

 


Canon Coolpix AW130 位置情報の操作(概要)

2016-12-24 11:59:25 | Weblog

熱帯地方を遊び歩いていると、もう一度訪れたい特定の場所が出てくる。例えばミンダナオ南部のダバオとジェネラルサントスを結ぶバス路線の途中で見かけた木工村だ。写真はバスの中から撮ったが、その時のカメラにはGPSが付いてなかったので、正確な場所はわからない。

再訪したい場所は一つや二つではないので、そのような場所を示す画像と、地図での位置をまとめて整理してあるフォルダ-の必要性を痛感するが、GPS情報なしのカメラでは不可能だし、同じ場所をいちいちスマホで撮影するのも馬鹿々々しいので、GPS付きのカメラを次回以降のために購入した。COOLPIX AW130がそれだ。

この記事は操作マニュアルでまごつく部分を補足する忘備録になる。カメラ自体の操作というより、取得した画像を操作するアプリの「解りやすい使い方」を目指している。

なので、出来ることを簡単にまとめると:

0. 緯度/経度、高度、水深、気圧、撮影方向、ログを記録できるので、ボルネオのキナバル山(4095m)の時にあったら、便利だっただろう。当時は普通のコンデジだった。

1. 位置情報のない画像に、付属アプリから地図上の任意の位置情報を埋め込むことが出来る。

2. 埋め込まれた位置情報を付属アプリからクリップボ-ドにコピペ出来る。ここで注意が必要なのは、このアプリを使わないで、直接エクスプロ-ラ-で表示した画像のプロパティ-としての位置情報はコピペ出来ないので、このアプリ内部でコピ-するしか手立てがないことだ。

(ただ、普通にコピ-できないものをコピ-する方法はあると思うが、別途になる)

3. 特定の画像が持つ地図上の位置情報は、このアプリでも表示できる。然し、通常のGマップに直接表示する方が、汎用性が高い。

4. AW130は実際に使ってみると、すぐに判るが、空が一面に見えていて、ファラデ-ケ-ジに閉じ込められているような状況でもないのに、位置情報が取得できない場合が、かなりある。勿論、その場で確認しておけば撮りなおすことも出来るが、いつもそう出来るわけでもない。

ただ、同時にログファイイルも取得できるので、後で位置情報が取れなかった画像の場所はかなり正確に推定できる。ログは1分間隔でも取得できるからだ。なので、この項目の 1. が生きてくる。

5. 32ギガのメモリ-は差し込んであるものの、WIFIか、NFC経由でタブレットに画像を転送で/編集出来る。

これらが出来ることの概要だ。位置情報の操作については次の記事で詳しく記述する。