パエ-リャ

木製カトラリ-

バンドソ-修理 帯鋸バット溶接 ブレ-ド修理 bandsaw welding repair bat welding on YouTube

2015-09-28 13:05:21 | Weblog

帯鋸 バット溶接の方法

Precione, por favor, las partes rojas e azules para YouTube. SOLDADURA SIERRA INSTRUMENTO PARA CORTAR


Please go direct to those in red (success) and blue (failure) for YouTube entries.


2015年9月28日の追加記述

ブレ-ドが破損したので、それを機に新しいブレ-ドを新規にコイルから作るのと、既に破損して、そのまま放置してあったブレ-ドの溶接を同時に行った。その結果、幾つか新しい知見もあったし、次の機会のためにも是非とも経過を記述しておく必要を感じた。

1. ブレ-ドの溶接に関しては詳細な忘備録を残してあるものの、半年も実作業を行っていないと、下手になってしまう事を身に染みて感じた。具体的には、試みた回数では20回前後、悉く失敗に終わった。

2. そのために、実ブレ-ドの溶接作業を一時中断して、要らないブレ-ドを使って練習溶接を数十回繰り返して、漸く10回のうち8,9回ほどの成功率まで回復出来た。

3. ここでも、前回の発見と同様に、新規のコイルから切り出したブレ-ドでは100%一回で溶接が成功したが、使い古した破損ブレ-ドでは成功率が7割ほどにしか回復しなかった。恐らく、理由としては、

破損部分が前回の溶接作業の箇所だと、既に直近の周囲が軟鉄化してしまっているのが何らかの影響を与えていると捉えられる。でも、その部分を切り落とせばブレ-ド全体が短くなりすぎるので、結局あきらめて、次回の練習用に切り刻んでしまう他はなかった。

4. 新たな発見としては、コイルから切り出したブレ-ドでは切断面を溶接前に回転砥石で処理する必要は皆無だったこと。付属のシア-カッタの直角なフェンスに押し当てて切るだけで、それ以上の断面処理は絶対に必要とされない。

5. 焼きなましでは、ボタンをある程度深く押し込んだ位置から、更に押して通電する必要はないことが実感できた。

どういう事かというと、焼きなましの押ボタンは1度押せば即通電の仕様になってはいるものの、実感としては少し押し込んでおいて(初期の遊び間隔をなくすため)、それを更に押し込まないと通電しない印象を以前は持っていたが、

実際には最初の仮押し込みだけで、つまり遊びの間隔を詰めるだけの弱い押し込みだけで必要な通電が確保されるし、然も、おそらくその場合は100%の通電にならないため、むしろ温度管理の面で望ましいことが分かった。

弱く押すだけでよいということは、押しのサイクルを早く完了出来るし、以前のような3秒ほどに1回の押しではなく、「1秒に1回位のペ-スで、30回ほど行えば必要な焼きなましを完了できる感触」を得たのは大きな収穫だった。


2015年3月4日の追記に更に加筆

数日前にこのエントリ-を思い出しながら、半年ぶりに帯鋸の刃のバット溶接をやってみた。幾つか追加の内容があるので、以下に補足する。

コイルで買った帯鋸の画像は以下。



一本当たり、約500円で帯鋸が作れる訳なので、超お買い得ではある。まともに買えば一本3500円は掛かる訳だから。で、必要な長さを切り取るためのジグの画像が次。



工房の外壁に垂木を打ち付けて、必要な長さを引き出して端をクランプして、切断砥石で切るようになっている。短いブレ-ドの場合には、直接巻き尺を使えば良いだろう。

今回の発見としては、驚くほど簡単に溶接出来た事に尽きると思う。具体的には:

1. 突合せ部分の隙間に関して、他のウエブサイトの記事では細心の注意を払って、隙間をゼロにするべきだとの事を書いてあるが、面倒だったので、単純に押し当てただけ。勿論、切断面はやすりをかけたが(それすら必要ないだろう)、文字通り、単純に押し当てただけだった。押し当てた部分は縦の線としてはっきり認識できる状態。0.5mm程の隙間だったと思う。

2. 通電の回数もいい加減で、7,8回に分けて通電した。白熱(黄熱?)する光によって一時的に筋は見えなくなるが、通電を止めると筋が再び見える状態で溶接を停止した。

3. 折り曲げても折れないので溶接完了だと思って、器械にかけて実際に切断作業を行ったが、全然問題なかった。

直感的には、「通電は溶け崩れないならば何回やっても構わない確信」を得た。あと、「通電前の隙間の突合せも適当にやって構わない」と思う。勿論、明らかに大きな隙間があってはまずいだろうけれど、極普通に軽く突き合わせて、隙間は塞がっているな(0.5mm程度の隙間で構わない)、と思える状態で通電を開始しても構わない自信が沸いた。

「そもそも、隙間が存在しなければ放電そのものが開始出来ない」し、放電がなければ溶接自体が不可能なのだからあまり気にする必要はない。「極単純に、端と端がぶつかればそれで構わない」。

それどころか、目視的に0.5mmの隙間でも放電は十分出来るし、然も自動押し当て機構がついている訳だから、一旦通電、放電が始まれば隙間は自然に狭まっていく仕組みだ。気にしなくて良いのは当然だろう。

更に、溶接完了時に突き当て部分に少しくらい筋が残って見えていても、強度的には問題ないことも判った。

結論を簡潔に言えば次のようになるだろう。

「溶けない限り、何回、極短い通電をしても構わない」。6mm巾の帯鋸の場合、正確に測った訳ではないが、1.5秒程の連続通電で溶け崩れが起きる。だから、1.5秒以下の長さの短い通電を何回繰り返しても溶断には至らない。通電量は積算されないからだ。


通電の成果は積算ではない。つまり、0.5秒の通電を仮に4回行うと総通電時間が1.5秒を超える2.0秒になるが、それでも帯鋸の素材は溶ける訳ではない。

実際には、仮に10回短く通電しても、合計の時間的に0.5秒で止めてしまった場合も、あるいは1.0秒で止めてしまった場合も、或は1.4秒で止めてしまった、と言うような場合も含まれているだろう。

なので、仮に短い10回の通電をして、そのうち1回でも溶断直前の1.4秒がその中に含まれているとしたら、それは大成功で、ほぼ完ぺきな溶接になるだろう。

そのような溶断ギリギリまでの連続通電に成功していなくても、実際にはそれに近い、1.2秒とか、1.3秒とか、或は1.0秒とかでも実用上差支えのない溶接になっている可能性は充分にある。


だから、更に言えば、「溶断しない限り」極短い通電の回数を増やせば増やすほど、ガウス分布の確率的に溶断ギリギリ通電が自然に起きてしまう可能性が高くなる。

1回で溶接が完了するなどと絶対に考えてはならない理由がそこにある。

溶接時間が電子的に制御できるなら兎も角、微妙な手作業なのだから確率的なものになるのは仕方ない事だ。


溶接が完璧に行われれば、普通は筋も自然に消えるのだろうけれど、そこまで完璧にする必要もないようだ。あまり強く自作の木製ペンチ(注 5: 押しつけ圧力の維持、を参照の事)で溶接部分を締め付けると突合せ部分を物理的に変形させるので、望ましくはない、と私は思っている。

以上、曖昧さを極限まで取り除いて、更に、ある程度の理論的根拠を提示する事で、溶接が初めての人達にも自信が持てるような記述に書き換えた。帯鋸の溶接は関心の有る人にとって重大な問題だからだ。

実際には、数回、通電時間の限度を体験するために、意図的に溶断を行うのが望ましいだろう。


機器の準備

私が使用している溶接機は  に示してある中国製の安価な初心者向け機器だが十分に使える。但し、電源として単相(三相ではない)200ボルトを必要とするので、 に見られるように家庭用の配電盤のすぐそばに(何故か屋外にコンセントを付けてもらうと工事代金が高くなる。恐らく別途の長い配線が必要になるからだろう)専用のコンセントを増設(極簡単な工事)する必要がある。

日本の家庭では通常は単相100ボルト、或は200ボルト(新築の場合のエアコンやIH用に追加で)を使う訳だが、契約アンペア数が30アンペアまでの家庭では送電網から家庭内に3本の電線が引き込まれている。ア-スと+100ボルト、-100ボルトで、家庭への引き込み部分に3色の色違いで3本の電線が家の壁につながっているのを目視できる(30アンペア以上の新築の場合は1本の太いケ-ブル)。

100ボルトの供給はこのうち、ア-スと、どちらかの100ボルトを使うので、200ボルトが欲しければ+100と-100で簡単に単相200ボルトが取れるようになっている。

工事費用は10メ-トルのケ-ブル込みで約2万円と思えばよい。これを  に見られるように風呂場の窓を通して、工房まで引っ張り込んで使っている。結果的に金額的には機器の代金と工事費を含めると、同様の性能を持つ国産品の中古を買うのと同じことになる。

機器の概要

このバット溶接機では電流の調節は出来ない(後述)。押しつけ圧力を調節するために左上の目盛り付のダイヤルがある。中国語で張力と書いてあるが、実際にはブレ-ド端末の押しつけ強度になる。

右上の大きなボタンが溶接開始ボタンで、下が焼きなまし用のボタンになる。

溶接ボタンを押すと電流が流れ、同時に端面の押しつけが始まる。押すのに力のいるボタンで、微妙な押し方が必要なので、押しつけ強さは最低の、目盛「1」 にセットしておくのが望ましい。

溶接の実際手順:理想的には

1. 鋸刃の溶接端面を完全に平らにする (不可能、 注:1)
2. 端面の向きを鋸刃の運動方向に対して直角にする (ある程度は可能、 注:2)
3. つき合わせた鋸刃を完全な直線に固定する (これが一番重要で難しい、 注:3)
4. 端面を端子に固定する時に間隔を0.5ミリ程度にしておく (注:4)
5. 押しつけ維持用の自作の木製(合板で構わない)絶縁ペンチを使う (注:5)
6. 焼きなましを適切に行う (注:6)

実際の場面では、どのように注意深く前処理をしても、端面には出っ張りや、凹み、キズ、或は面の傾きなどがあるので、通電した時に最初に電流の流れる箇所を回転砥石(実際には使う必要もない)だけではコントロ-ルすることが出来ない。早い話、最初にどの部分から電流が流れるかは実際にやって見るまで判らない。

理想的には最初の通電箇所が鋸刃の真ん中に来れば言う事がないが、大抵の場合、そうはならずに、鋸刃の巾方向のどちらか一方の端の部分から赤熱が開始される。

勿論、端面の加工に慣れて来れば通電する前に、どの部分から最初に通電するか見当がつくようになるが、それには練習を重ねる必要があるし、それは何処が最初に通電するかの見極め以上のものではないし、見極めた最初の通電箇所を中央部分に動かそうとして、再研磨をしても、手間だけ取られて思う様な結果は得られないので止めたほうがよい。

なので、それでは実際にどう対処するかだ、それには、普通ウエブの動画で見られるように一回の極短い通電で溶接が完了すると思わない事だ。

何故かと言うと、鋸刃の溶接は、端面の長さ全体が溶融しないと話にならないので、最初の赤熱箇所はあくまでも全面的な溶融の開始箇所と捉える必要がある。ぶっちゃけた話、出っ張り部分が最初に溶けて消滅する訳で、その結果、端面の間隔が理想的な平行状態に近づく。

その時に漸く本格的に溶接を開始出来る体制が整う訳だ。動画-1を見て欲しい。


だから、コツとしては、最初に超短く通電して、(研磨不良の結果としての)出っ張り部分をまず溶かしてしまう。というか、最初からその積もりで極短く通電する。すると間隔が平行に近くなるので、端面を更に少し押し付けると接触部分の長さを徐々に増やす事が出来る。数回通電するのが望ましい。

ここで、溶融箇所の色の変化について話す。認識すべき色合いは3種類で、時系列的にはニンジン色で始まり、夏みかん、レモンの順で変化する。レモン色になった瞬間に指を離さないとブレ-ドが溶け崩れてしまう。動画-2 が失敗例を示している。

回転砥石での準備:

注 1: 端面の平滑化(ブレ-ドに直角に切れていれば必要ない)

回転砥石で端面を平滑にする必要はあるが、神経質になる必要はない、何故ならどのように慎重に端面を整えた積もりでも、絶対的な単一平面を確保することは不可能で、端面が部分的に前後左右に傾いてしまったり、結果的に複数の平面で構成されていたりする事は当たり前で、そのような状態も複数回に分けて通電する事で徐々に解消できるからだ。

簡単に言えば、付属のシア-切断機でカットしただけの荒い端面のままでも溶接は可能だ。こまかな凸凹は予備的な通電で溶き落とす事が出来るからだ。

注 2: ブレ-ドの切断端面をブレ-ドの進行方向に対して直角にする

それに比べれば、端面全体を鋸刃進行方向に対して直角にする方が簡単だ。実際には、これすらも不可能なのだが、ある程度目視で判断できるので、可能な限り直角に肉薄するのが望ましい。覗き込んで目視確認が出来ない端面の平面化作業と異なり、それほど手間のかかる作業ではない。

付属のシア-切断機だけで90度のカットは十分に可能だ。


注 3: 鋸刃を直線状にセットする

アラインメントに関しては、これが出来るだけ正確に出来ないと幾ら溶接自体が上手く出来たとしても、実際の運用場面で鋸刃が異音を伴って前後にぶれる事になり、直ぐに再び破断する可能性が高い。鋸刃の背骨部分を直線に保持する部分がないことも、この溶接機の欠陥だが、自分で比較的簡単に改良できる部分でもある。

鋸刃の保持部分の上の部品に、自分で新たに保持部品を取り付ければよいからだ。溶接してもよいし、あるいはしっかりしたボルト締めでも構わないだろう。

注 4: 端面の間隔

ブレ-ドを端子間にセットする時の端面の間隔に関しては隙間が目視出来ないほど狭くする必要はない。1ミリでは大きすぎるが、その位間隔が開いていても実際には通電ボタンを押せば簡単に間隔は閉じるし、押しつけ維持用のジグで軽く挟むだけでも間隔はある程度は容易に狭まるからだ。

注 5: 押しつけ圧力の維持

押しつけ維持ペンチは動画で見ることが出来るが、合板で自作した。

 

何故必要かと言うと、溶接中に通電ボタンから指を離すと、押しつけが解除されてしまうからだ。通電を止める瞬間では未だ溶けている状態なのに解圧してしまうのは、この機器の決定的な欠陥だと思う。なので、右手で溶接ボタンから指を離しても、左手のペンチだけは数秒の間、その時のブレ-ドの両端の接触距離を維持する事が絶対に必要になる。

但し、押しつけ自体は通電ボタンだけ行うので、ペンチは逆戻りを防ぐためだけに使うため、強く握る必要はない。

注 6: 焼きなまし

焼きなましは計測の結果、動画-1 の場合、35秒間に20回通電している。「焼きなましボタンは押しつけは行わないで、単純に通電だけを行う」。動画では数回ほど小豆色の発熱場面が見られるが、その部分は失敗だと理解して欲しい。発熱の色が見えてはいけない。

もし、微妙に微妙に焼きなましボタンを押しているつもりでも、小豆色でない、更に温度の高いニンジン色の発熱現象が連続して見られるなら、それは目に見えない溶接不良部分が存在して、その部分の抵抗値が大きいためにどうしても発熱してしまうためで、その場合は溶接を再度やり直す必要がある。

「なので、理想的には通電に伴う機械音だけが聞こえて、色の変化が見られないのが一番望ましい」。また、焼きなましに先立って、金属ブラシで溶接部分のスラグを落としておく事。

最初の焼きなまし通電では、溶接が端面の長さ全体で一様に出来ていれば溶接ラインから左右にカ-テンが開く感じで、そうでない場合は、最初に通電した箇所を中心として放射状に青黒い温度波が広がるのが確認出来る。そのまま数回通電すれば、温度波は消滅して、鈍い薄茶の表面が出現する。

溶接の終わった鋸刃を見ると判るが、色が変化しているのは端子間の溶接部分だけで、それ以外は通常の鋼の色を保っている。理由は挟み込み端子が大きなヒ-トシンクの役割をしていて、挟まれた部分も含めて温度変化がないからだ。

なので、溶接部分とその周辺を改めてガスバ-ナ-の炎などで焼なますのは、本来組成の変化がなかったために元々の鋼の硬い状態を保っている部分まで組成変化させてしまうだけなので行なうべきではない。周辺数センチに渡って刃の部分まで軟鉄化してしまうからだ。

焼きなましは溶融時に壊れてしまった鋼のミクロの配列状態を出来るだけ元の鋼に近い状態に戻すことで本来の剛性と切れ味を取り戻す事にあるのを忘れてはならない。

注 7: 通電回数と色の変化

溶接時の通電回数に特に決まりはない。但し、1回では無理と考えた方が良い。そのような動画は多いが望ましくはない。

基本的には挟み込みの端子間全体に赤熱現象が広がった時点で溶接が完了する。通電開始時に見られる局地的な、往々にして三角形の広がりの赤熱では不十分なので、赤熱が端子間の全体に広がるまで、何回でも通電を繰り返す必要がある。

但し、あまり通電しすぎると端子間の色がレモン色になって、あっという間に鋸刃が溶け崩れることになる。動画-2でそれを示している。そこでは、最初の通電でかなり広範囲に溶融が確認出来るので、本来は2回目で止めればよかったのを3回目の通電を行ってしまったため、溶け崩れが起きてしまった。

付記:

この機器では電流の調節が出来ないので、例えば3ミリ幅の鋸刃の溶接は出来ないと思った方が良い。やってみれば直ぐに分かることだが、瞬間的に焼き切れてしまう。6ミリから8ミリ幅の溶接に最適な機器になっていると思う。それ以上の巾の溶接は試みていないが可能だとは思う。

軟鉄の針金の溶接も試したが2ミリなら十分可能でも、1.6ミリでは瞬間的に焼き切れてしまう。電流の調節が可能なら問題ないが、値段を考えると仕方ないと思う。

付記の2:

溶接は慣れが必要で、私も100回ほどひたすら練習して漸く10回に9回は成功するようになれた。恐らく、技量を保つためにも定期的に練習を行う必要があるだろう。それほど微妙なボタンの押し方が必要だからだ。

6. 溶接のコツは以前に記述した通りでも、実際には時間が過ぎ去ると忘れてしまうので、もし今後再び溶接する場合には、コツを回復するために30回も練習して、たった1本しか本番の溶接をしないのは時間の無駄なので、必ず最低でも5,6本の新しいブレ-ドを作って置くべきだと悟った。


遠隔操作 追加記述

2015-09-20 15:07:09 | Weblog

結局、遠隔操作の目的としては二つ考えられるわけで、前にも触れたが

1. 東京がすべてを完全に遠隔操作して、鹿児島はただ見るだけにする

2. 鹿児島がある程度の操作をして、東京が事前に用意した情報(文書、静止画、動画など)を参照する

2. の場合の実践的なやり方は、色々考えた結果

2.1 音声を使う

2.2 仮想キ-ボ-ドをマウスで操作する

2.3 あるいは、その両者を併用して操作する

事にたどり着いた。でも、依然として問題はそれほど簡単ではない。90歳の高齢者相手にインタ-ネットのやり方を教えようというのが根底にあるからだ。

画面のどこを押すのかは(そのためにはあらかじめ見えるアイコンの数を極限まで少なくするのは当然だ)、通常は説明をする時に高齢者の目の前で、口頭で指示したり、あるいは自分でやって見せたりするわけだが、そこに既に落とし穴がある。

手取り足取り状態で教えても身につかないという落とし穴だ。この穴から這い上がるには、自分でやる他はないのだが、それでは高齢者にはハ-ドルが高すぎる。

なので、遠隔操作が再び活躍するのは、このような状況だ。

鹿児島がTV画面を(つまりパソコン画面を)見ている時に、東京にいながら電話で鹿児島と話しつつ、赤丸や矢印などを直接鹿児島のスクリ-ンにマウスを使いリアルタイムで描いて、次に押すべき個所を示してあげる、そうすれば鹿児島もマウスを操作しやすくなるし、自分でやっている感覚も保てるので上達が早くなる。

そのためには(グーグルの遠隔操作アプリとは別の)そのための専用のアプリをあらかじめ鹿児島のPCにインスト-ルしておいて、必要に応じて随時立ちあげ、電話で説明しながら遠隔操作でそのアプリを使うことだ。インスト-ルそのものは、わざわざ鹿児島に行かなくても、東京から遠隔操作で出来るので、数分で完了する作業だ。

色々なアプリがあると思うが、現在東京が既に使っているのは「Epic Pen」だ。アメリカの無料アプリで、サイズが非常に小さいのでうれしいし、マニュアルなしでも使える程にわかりやすい。

以下が、一例だ。これはデスクトップに書き込んだものだが、アプリの展開している画面にも書き込めるので説明用には十分使える。SKITCH等とは全くの別物だ。

 

よく見るとスクリ-ンキャプチャ-機能もあるみたいで、口頭でリアルタイムで説明した画面をキャプチャ-して、操作説明用に保存できると思われる。何しろ無料だし、リアルタイムで使えるので、「Epic!]とつい叫びたくなるほど有用なアプリだと思う。

高齢者対策を考えて、遠くまで来てしまった。ここからどこに行くのか、カスミがかかっているが、一つの方法として、ワンポイント音声メモを重要な場面に配置しておく事かもしれない。その場合、通常のようなヘルプ的解説ではだめだろう。「右上!、右上!」と叫ぶとか、そんな類の説明のほうが望ましい。あるいは音声でなくてもよいのかも。他にもあるのかもしれない。。。

幾つか考え付くのは;

1. 目的の 1. と 2. の間にあるような目的を設定する

2. (インタ-ネットで)何が出来るかを一般的に説明するのではなく、具体的な目標を(例えば検索の目的語を使って)どのように達成するかを、目的の 1.と2. の中間目標として、実際に遠隔操作で Epic Pen を使って、丁寧に何度もやってみる

結局、一言で言えば高齢者の学習補佐なのだが、不可能ではないと思っている。

 


仮想デスクトップ-6

2015-09-14 16:36:28 | Weblog

直前の記事の最後の部分に関して、ジムの露天風呂で考えてみた。要は仮想キ-ボ-ドが使う時だけ現れて、それ以外の時は見えない方が良い訳だ。

それなら無理に特定のタスクにキ-ボ-ドを張り付けないで(或いは関連づけないで)最初の画面構成をすればよい。それが完成してから、全体の画面に覆いかぶさるように仮想キ-ボ-ドを呼び出して、すぐにそれを最小化してしまえば、(キーボ-ドが必要なら)特定のタスクを全画面展開した後で、最小化してあるキ-ボ-ドをその上に被せれば良い、と極自然に考えるわけだが、どうやらそれは無理みたいだ。

これは、その試みが失敗した(?)結果だ。実は、この画面配置を見ると、少し位途中のやり方が違っても結局ここに来てしまうようだ。それに、これはこれで有用で、この画面からの挙動も既に経験的にだが理解している。繰り返しの部分もあるが、上の画面構成がどのように出来上がったかをまず説明するのが妥当だろう。

この画面を設定するには;

1. タビボタンを押して3枚の仮想デスクトップを空のままの状態でまず作ってしまう。

2. 順序はどうでも良いが、それぞれの仮想デスクトップをクリックして、いつもと全く同じようにマップ、グ-グルドライブ、クロ-ムを立ち上げる

3. その次に、デスクトップの2と3を右クリして、2と3の内容を1(デスクトップの)に「移動」してしまう。

4. 空になった2と3のミニ仮想デスクトップを削除する。すると以下のような画面が得られる。

5. 最後にスタ-ト画面から初めてスクリ-ンキ-ボ-ドを画面上に呼び出して、現れたら直ちに最小化してボトムバ-に格納してしまう

この画面の使い方としては;

使いたいアプリ(この組み合わせではクロ-ムしか考えられないが)をクリックして全面表示にしてから、ボトムバ-のスクリ-ンキ-ボ-ドをクリックすれば、その前面表示画面にかぶさるので、マウスで文字を拾って使う

前述したように、この画面のキーボ-ドは邪魔ではあるものの、どんな方法であれ小さくしたり、消してしまう事は出来ない。また、細かいことではあるし、経験的に分かったことでしかないが、ミニ仮想キ-ボ-ドを含む最初のような画面構成では、ミニ仮想キ-ボ-ドを特定のデスクトップと併用するには二つの方法がある。

1. 使いたいデスクトップをクリックして全面表示にしてから、ボトムバ-の仮想キ-ボ-ドを展開して、その画面にかぶせて使う、使い終わったら仮想キ-ボ-ドは再度最小化してしまう

2. もし使いたいデスクトップが画面の左上に位置しているなら(入れ替えは簡単にできる)、画面上のミニ仮想キ-ボ-ドをクリックするだけで、自動的に上1.の配置が全面展開する

(デスクトップの位置の入れ替えは、上の左端に置きたいものをクリックして、いったん全画面表示じにしてからタビボタンを押すだけでよい)

このミニ仮想キ-ボ-ドは邪魔なので、何とかしたいのだが、今までの試みはすべて失敗している。そのうちに他の方法を見つけたいとは思っているが自信はない。


仮想デスクトップ-5

2015-09-14 08:48:38 | Weblog

インタ-ネットを介しても異なるPC間でのコピペは出来ない。然し、インタ-ネットを介して異なるPCに書き込む事は出来る。そして、その事が仮想デスクトップの運用で高齢者に大変に役立つことを次の記事で示したい


この上の記述は直前の記事の締めくくり部分だが、これを具体的に示す。その為に、例として4個の仮想デスクトップを使ってみる。そのうちの一つはメモ帳で、次の画像がスタ-ト場面になる。この記事の趣旨は、下の方にミニデスクトップが見えるため高齢者には直感的に操作できない場合があるので、画面全体をもっと単純化する方法の記録だ。

この上の画面では、一つのデスクトップに一つのタスクが与えられているだけの単純な配置だ。問題点の一つはミニデスクトップに中身が見えていると言っても、パソコンの画面が目の前にあるのと違って、居間のTV画面は3mも4mも先にあるし、高齢者にとって見ずらいので、いっそのこと削除してしまいたい。

その前に、幾つかの基礎的な発見がある:

1. ミニデスクトップの上で右クリしても何も出来ることはない。

2. その上の大きなデスクトップの上で右クリすると画面の「移動」ができる。

3. ミニデスクトップはその右上のX印で次々と削除できるが、ミニデスクトップの2を削除すると、1も同時に消えてしまう。

4. ミニデスクトップの名前の変更は出来たら便利だが出来ない。

 で、次の画面だ。

最終的にはミニデスクトップはすべて削除してしまう。その結果がどうなるかを以下に示す。

次々と 1 に移動してしまったので、空になったミニデスクトップが見えている。最終的には以下のような全体画面になる。

次に、唯一中身が見えているミニデスクトップの 1 で、そこにマウスオ-バ-すると出現するのが以下の画像だ。

デスクトップの 1 に移動したすべての内容が、1 自身の内容とともに拡大表示されている。この時点ではミニデスクトップも見えているので、それらを全て削除すると次の画面になる。

これが現在想定している鹿児島の居間で、テレビをパソコン入力に切り替えた時に出てくる初期画面になる。これだけ大きく内容を表示すれば、高齢者でも分かりやすいと言えるだろう。ミニデスクトップも消えたので、どちらを操作するかの紛らわしさもなくなっている。

で、この記事の主旨に直接関連するメモ帳自体は鹿児島の所有物だが、東京側が内容を随時編集できるので、初期画面での注意情報を載せることが出来る。(鹿児島も上書き出来ると思う)兎に角、この画面での操作に必要な情報を(スクロ-ルすれば)限りなく載せることが出来るのは本当に助かる。高齢者は口頭での注意事項は消化できないからだ。

仮想ドライブは元々東京の所有物なので、鹿児島は参照するだけで上書きや、その他の操作は出来ないが、実際の運用では東京が操作する場合が多いと思われる。

一言で言えば、この画面の範囲以内で、鹿児島は単独でも主要なインタ-ネットのタスクを操作できるので(上記の制限を除いて)マウス操作だけでなんとか使えるのではとの希望がある。

特に、エッジでなくクロ-ムの音声入力で検索エンジンを試してみたが、5,6回ほど異なるキ-ワ-ドを音声入力して、たったの1文字も誤認がなかった。なので、スクリ-ンキ-ボ-ドを更に追加するか、とても迷う。実際の音声入力はケ-ブルに高齢者が躓かないように、無線マイクを注文したばかりだ。後は、矢張り無線でTVの音声を手元で聞ける無線スピ-カ-をセットすれば、ハ-ド面でも設定は完了すると思う。

後は、ひたすら運用の問題になる。ちなみに、この初期画面はこのままの状態で通年維持されるので、この画面の全部、または一部の削除などの問題は生じない。テレビが見たくなれば、リモコンで入力を切り替えれば良いだけで、パソコン画面に戻りたければ再度入力を切り替えれば、この画面が出て来る仕組みだ。

もし鹿児島の高齢者が、例えば検索作業の途中で何か失敗して、あきらめて放置したままの画面が残っていれば、それは東京が毎晩チェックして、次の日に備えてこの画面に戻しておくので、鹿児島に負担はかからない。それが遠隔操作の利点ではある。

次の記事では、矢張り検索エンジンにソフトウエアキ-ボ-ドを張り付けての画面構成を考えてみる。


The Grand Picture

2015-09-13 07:02:40 | Weblog

根掘り葉掘りを続けていると、最初の頃の目標を忘れがちになるので改めて整理してみる。

目標の1. IT知識や経験の一切ない90歳前後の鹿児島の両親に、東京にいながら最新の情報を居間のTVを通して随時伝えたい

目標の2. 理想的には鹿児島の両親に自力で最小限のマウス操作(のみ)を覚えてもらって、自力で最新の情報に接してほしい

いずれの場合にも、その情報が何処にあるかが最初の大問題になる。念頭に置かなければならないことは:

1. インタ-ネットを通じても東京が直接的にも、間接的にも鹿児島のPCの物理ドライブに情報を送ることは出来ない

2. インタ-ネットを通じても東京が直接的にも、間接的にも鹿児島のPCの仮想ドライブに情報を送ることは出来ない

つまり、東京のファイルを鹿児島にコピペ出来ない

これらの事実が根掘り葉掘りになってしまった理由でもある。なので、出来ることはイキナリ限られてくる。

つまり、東京が鹿児島のPCに遠隔的にアクセスして東京の仮想ドライブを見ている状態を鹿児島のPC画面に(いわば間接的に)反映させることしか出来ない。

上記の理由にも関わらず、鹿児島は東京の物理ドライブの中身を参照(のみ)する事は出来るけれど、それならば同じように参照しかできない東京の仮想ドライブを鹿児島のPC画面に反映させるほうが理に適っている。

これらを具体化するにはどうするかというと、鹿児島のPCにグ-グルアカウントを2個持たせることだ。極端な場合1個だけでも構わない。

鹿児島が持たなくてはならないグ-グルアカウントは:

1. 東京のアカウント(絶対に必要

2. 鹿児島のアカウント

鹿児島が東京の最新情報に接する事が出来るのは:

1. 東京が鹿児島のPCに遠隔的につながった状態で、かつ

2. 鹿児島のPCのアカウントを遠隔的に東京のものに切り替えて

3. 実質的に鹿児島のPCを乗っ取ってしまう

時に限られる。

なので、それだけが唯一の目標であれば仮想ドライブの画面構成がどんなに複雑でも構わない。すべて東京が操作するからだ。然し、目標の2を視野にいれると、話はガラリと変わってくる。鹿児島がマウスだけで東京の仮想ドライブをすべて操作するからだ。

昨日の新聞の土曜版にWIN10の仮想デスクトップの絵が出ていた。明らかに1デスクトップあたり1タスクなので、すべてが綺麗に収まっている。

然し、高齢者相手では仮想デスクトップの構成すら簡単ではない。例えば、仮想キ-ボ-ドは多分、タスクとしては捉えられていないのだろう。エッジを使わないで音声認識の完成度が高いグ-グルクロ-ムを基本の検索エンジンに使う予定だが、認識間違いを修正するには矢張り仮想キ-ボ-ドがほしい。根掘り葉掘りが続く理由だ。

鹿児島の希望としては地図もみたいらしい、そうなると3個目の仮想デスクトップに配置しないと操作は無理だ。簡単なメ-ルもやりたいとか言い出せば4個目の仮想デスクトップが必要になるだろう。なので、仮想デスクトップは高齢者用に開発されてと思っても良いくらいだ。

この記事を締めくくるに当たって、鹿児島のPCの物理ドライブや、あるいは仮想ドライブに直接書き込めないかと言う質問が出れば、答えはYESだ。インタ-ネットを介しても異なるPC間でのコピペは出来ない。然し、インタ-ネットを介して異なるPCに書き込む事は出来る。

そして、その事が仮想デスクトップの運用で高齢者に大変に役立つことを次の記事で示したい。


仮想デスクトップ-4

2015-09-12 06:40:17 | Weblog

 

 

直前の記事で問題だった幾つかの事を解決(?)する前に、一歩引きさがって気軽に画面を操作してみた。例えば次の画面だ。

ここでは確かに仮想デスクトップ(デスクトップの2)も存在するが、この画面の大部分を占めている二つの検索場面は異なるデスクトップの内容を表示している訳ではない。その事はどのミニデスクトップがハイライトされているかで解かる。

二つの検索画像は両方とも同じデスクトップの1に所属している。これらの事は、あくまでも画面の下側にミニデスクトップも表示されているので区別がつく訳だ。そして、現在、仮想デスクトップにはタスクは存在しないで、天の川の写真が置かれているだけだ。

次に、別の似たような画像を掲載する。

この画面には三つのタスクが表示されている。そして、ミニデスクトップの表示がない。この時にタビを押せば(もしかして隠れていた)ミニデスクトップが出現して、何がどこに所属するのか、或いはしないのかを示してくれればよいが、それは起きない。

そもそも、この画面がどのように出現したのかと言うと、次の画像にまとめてある。

ミニデスクトップのどれかを削除すると、現在ハイライトされているデスクトップが否応なしに全面表示されるのが本当に煩わしいが、タビボタンを押すと三つのタスク表示になる。この時点では再度タビボタンを押してもミニデスクトップはどちらも回復しない。

で、その画面自体、偶然発見したもので、高齢者用には手数をぎりぎりまで少なくした表示方法の候補ではある。勿論、仮想デスクトップのそれぞれの設定自体をを保存できれば楽なので、この時点で思い余って仮想デスクトップの解説文をネットで探したら次のものが見つかった。

http://www.kananet.com/windows10-adobe-exchange/win10-kaso-desktop.html

実は、これは未だ読んでなくて、行方不明になってしまった別の解説書の一部に「仮想デスクトップの設定内容は保存できない」と書いてあった。

つまり、毎回設定をし直す必要があるみたいだが、東京と鹿児島の間では鹿児島のパソコンTVのシャットダウンなしで基本的には何らかの画面を放置したままにするため、再設定はしないで済むためにあまり意味はない。なので、改めて画像を示す。

一つの可能性はこの画像(仮想ドライブか、検索入力の選択画面)を

1. 東京が遠隔操作で鹿児島のテレビパソコンに情報を映すための基本画面とするか、或いは更に

2. 鹿児島が自力で各種のフォルダ-を開いて中身を見るための基本画面とするか、或いは

3. 鹿児島が自力でインタ-ネット検索をするための基本画面とする

事ではないだろうか?ミニデスクトップがないだけ勘違いで余分な画像をクリックしてしまう可能性を減らすことが出来るかもしれないからだ。

(この、間にあるキ-ボ-ドを削除することも、最小化することも出来ない。削除するとすべてのキ-ボ-ドも全滅するし、最小化しても全滅してしまう

問題は何をどのようにやっても、この画面に自力で復帰できるかで、簡単な方法を考えなければならない。

 

 

 


仮想デスクトップ-3

2015-09-11 16:17:57 | Weblog

仮想デスクトップ-2での発見を更に突っ込んで考察してみたい。まず最初の画面として次のものを出発地にする。

この画面がどのように出現するかと言えば、(仮想)デスクトップの2に、エッジと仮想キ-ボ-ドを配置し終わったら、タビボタンを押すだけだ。そして、今から試みる事になにか成算があるわけではなくて、単に色々試した場合のシステムの挙動を知る目的でしかない。

この画面での黄色い枠の仮想キ-ボ-ドをX印で削除すると、その下側にある小さな、(現在のところ)デスクトップの2の属性だと(勝手に思い込んでいる)小さな仮想キ-ボ-ドも消えてしまうのは前回の記事に記述した。なので、今回はこの大きな方のキ-ボ-ドを最小化してしまったら、どうなるか、それを観察してみたい。

で、結果が以下の画面になる。

何となく、予期したものとは違うし、或いは何か意義があるのかもしれないが、判らないのでタビボタンを押すと予期したような画面になる。次がそれだ。

この画面の挙動を整理すると:

1. ミニデスクトップの1をクリックすると仮想ドライブ(だけ)が全面表示になる

2. ミニデスクトップの2をクリックするとエッジ(だけ)が全面表示になる

3. エッジがハイライトされている状態で(今の状態)キ-ボ-ドをクリックするとエッジにキ-ボ-ドがかぶさった状態の全面表示になる

4. (今はハイライトされてない)仮想ドライブのミニデスクトップをマウスオ-バ-でハイライトして、更にキ-ボ-ドをクリックすると仮想ドライブの上にキ-ボ-ドがかぶさった状態の全面表示になる

いずれの場合もキ-ボ-ドを先に押すのがコツらしい。

結果的には、キ-ボ-ドを必要としないデスクトップの1を全面表示できるのは成果ではあるが、本当に欲しいのはデスクトップの表示設定を別々に保存できることだ。なので、今までの発見は物足らない。非常に物足らない。

 

 

 


仮想デスクトップ-2

2015-09-09 11:37:04 | Weblog

本格的に根掘り葉掘りを始める。もう一度最初からスタ-トして。

実際に押した場面が次になる。

この上の画像に書き込まれた内容は完全に正しい。右下の「新しいデスクトップ」ボタンに触らない限り、この画像の任意の場所をクリックするとロボットの座っている完全初期画面に戻り、その時に再度タビ ボタンを押すとこの画面に戻る、循環切り替えになる。

仮想デスクトップを何が何でも試行錯誤で構わないから理解したいので、続ける。以下の画面がとても参考になる。

この場合、ミニデスクトップのどちらでも構わないのでX 印の替わりに本体部分をシングルクリックかダブルクリックすると、両方のミニデスクトップが消えてロボットのいる完全初期画面に切り替わるが、再度タビを押すとミニデスクトップは二つとも復活する。

これらのミニデスクトップを一度にこの上の画面から消去することも出来る。それには、この画面の任意の場所をクリックすればよい。但し、裏ではなくなっていないのでタビボタンを押せば両方とも同時に復活する。一時的な消去で、その事は以後の訂正記事とは無関係に有効な操作だ。

と、ここまで記述したが、この直前のパラグラフの記述は間違いだと思う。実際にはミニデスクトップは消えたのではなく、クリックされたどちらかのデスクトップが拡大表示された可能性があるので、それを以下に画像をふんだんに使いながら確認して行きたい。

この画像に書き込まれた記述にもあるように、画面の確認はすべて初期状態に戻して行っている。クリップボ-ドには1回分しか画像を取り込めないからだ。

再度、ミニデスクトップの2にキ-ボ-ドを配置して、タビボタンを押すと画面が次のようになる。この辺りから段々意味が分かりにくくなる。何しろ、説明文を読まないで操作しているので、暫く試行錯誤が必要になる。

何がどうなっているのかを追求する前に、今見えているものの確認としては:

1. 2番目の小さなキ-ボ-ドの出現

2. それと同時に、今まではなかった、ハイライトされたミニデスクトップの2の出現

そして経験的に判ったことは、この画面で任意の場所をクリックすると、小さな方のキ-ボ-ドと、両方のミニデスクトップが同時に消えてしまうこと

但し、大きい方のキ-ボ-ドは残るので、消し方を経験的に覚えたが、それは単純にキ-ボ-ドの右上のX 印をクリックすることだ。でも、恐らくその場合でも、ほぼ間違いなくデスクトップの2は開いたままの状態だと思う。

それで、その事の確認はタビを再度クリックして、右側のミニデスクトップ(デスクトップの2)にキ-ボ-ドがない事だと思うので、この記事の追加部分をアップしてから試してみる。で、結果的にその事の確認は出来たが、特に意味のある大発見でもないと思う。

今、不思議に思うのは直近の画面でキ-ボ-ドは2個見えているのに、下の方の2個の ミニデスクトップのどれにもキ-ボ-ドが見えないことだ。(結果的にそれはそれで構わない。ハイライトのされ方で分かるので)

この左側のミニデスクトップは現在、ハイライトが消えているが、特にクリックしなくても、単にマウスオ-バ-するだけでハイライトされ、その時にもキ-ボ-ドは出てこない。

大きなキ-ボ-ドは最初に右側のミニデスクトップ(デスクトップの2)の付属品として出てきたのは判っているが、小さなキ-ボ-ドは何なのか?(結果的に判明するのは、どれか一つの仮想デスクトップに仮想キ-ボ-ドをセットすると、残りの仮想デスクトップにも自動的にセットされてしまう事だ)

とにかく、これまでが現在までに経験から分かったことで、次のステップはそれぞれの意味を理解することだ。そもそも、直感的にはキ-ボ-ドが2個あるのは邪魔なのだが、整理してしまう前に意味や出現の理由を理解したい。

再度、同じステップを再現していて分かったことがある。次の画像だ。

タビボタンを押したときに自動的に現れる小さな方のキ-ボ-ドはハイライトを見れば、最初のデスクトップの付属品だという事がここで判明した。迷惑な話で、キ-ボ-ドは2番目のデスクトップ専用で構わないのに。唯、消し方は経験的に判ってきたので、特に問題はない。

ふと思ったのは、この瞬間に仮想デスクトップの操作をマスタ-したのではないか、と。

どこまで高齢者向けにデスクトップ画面をお膳立てするかは、実際の能力によるが、例えば次の画面は、切り替えさえ上手く出来れば、高齢者のネット検索に使えると思う。

なので、こんどは、この状態を維持したままタビを押すとどうなるのかを検分する。

予想通りにはならなかった。以下の画像だ。

黄色の枠で囲まれた画像要素が重なり合って表示されると思っていたからだ。今までの経緯から判断して、両方とも下部でハイライトされているデスクトップの2に所属することは判っているので、何の不安もないが。

次に、より実際的な状況に近づくために、2個のミニデスクトップ画面が見えている、準初期画面でデスクトップの1をクリックして、仮想ドライブを展開してみた。

当然、当たり前のようにドライブが表示されたのはよいが、次にデスクトップの2の設定をしたくても、今見えているデスクトップの1の画面を消す方法(勿論、一時的にのみ)が判らなかったので、取り合えづタビボタンを押してみた。出て来たのが以下の画面になる。

大きなデスクトップが小さなデスクトップの1に関連しているのは、ハイライトの状況でも確認できる。この時点で、ハイライトはされていないが、デスクトップの2をクリックすれば、その上に、エッジと仮想キ-ボ-ドを設置できるのは明らかなので、残る主要で重要な問題は切り替えの容易さになるだろう。

この時点で既に楽勝気分でいた。デスクトップの2をクリックして、エッジを立ち上げ、更にその上に仮想キ-ボ-ドをかぶせた時の画像が次になる。この画面を出すには、デスクトップの2の整備が終わったら、極単純にタビボタンを押すだけでよい。

背景にある小さなキ-ボ-ドとエッジの画像が、ハイライトされているデスクトップの2に所属するのは明白だし、実際に順序的にもその通りだったので、この画面のキ-ボ-ドの大きな方はデスクトップの1、つまり仮想ドライブがのせてあるデスクトップのものなので、邪魔だし右上のX印で消してみた。

そうしたら、なんとデスクトップの2のキ-ボ-ドまで同時に削除されてしまった!この後、10回前後試行錯誤を重ねてみて、少なくとも仮想キ-ボ-ドには欠陥があると分かった。

最初に試したのは、それならと、小さな方のキ-ボ-ドの削除で、この場合は大きな方のキ-ボ-ドも同時に消えてしまうようなことはない。なので、小さなキ-ボ-ドを失ったデスクトップの2をクリックすると、依然として同じ場所にあるキ-ボ-ドが具合よく使える状態だ。

問題は、この大きなキ-ボ-ドは本気で削除しないと消えない事だ。なので、例えばデスクトップの1、つまり仮想キ-ボ-ドなど必要のない仮想ドライブ画面の上にも居座って、視界を邪魔する事だ。で、本気でそれを取り除くと、今度はキ-ボ-ドが存在してほしい、デスクトップの2からも削除されてしまっているので、改めて呼び出す必要がある。

これは何とかしないとまずい。


グ-グルの遠隔操作 運用上の問題 メモ-8 仮想デスクトップ

2015-09-09 08:25:55 | Weblog

仮想デスクトップと言うものがあることだけを知っている状態で、ボタンを押すと何がどうなるかを根掘り葉掘りしてみる。解説記事は読まないで試行錯誤を重ねることで、この「仮想デスクトップ」と言うものを理解し、高齢者用に使いたい。そうでもしないと新しい機能を納得のいくようには把握出来ないからだ。

当面の目標は:

1. 東京が鹿児島のために用意した仮想ドライブを表示するデスクトップ

2. 鹿児島が自力で仮想キ-ボ-ドを使ってネット検索を直ちに行える状態のデスクトップ

を別々に用意することだ。この二つの間を自由に行ったり来たり出来ることが目標になる

以下がスタ-ト画面だ。

次に、このボタンを単純に1回押してみると、以下のようになる。

ここまでは特に問題はない。右下の「新しいデスクトップ」を押せば、どこかに何かが出てくるのは間違いないので、押してみると

このようになってしまった。つまり、「新しいデスクトップ」は出てくるのに少し時間がかかるみたいだ。で、ここでの問題は一つだけ残して、残りを削除する事だと思うが、残った1枚で何が出来るのかは、やってみるまで分からない。(この上の画像にある説明は間違いだ!!!

削除の場面の画像が以下になる。

ここで既に発見があった。にわかには信じがたい事だが X印を押しても削除が出来ないことだ。次の画面ではデスクトップの5と4が消えているが

消えている理由が違う。その事を考えるために次の画像も表示する。

実は、この記事を記述するために、最小化を使わないで、毎回ブログをきちんと終了して、初期画面に戻って、その上で改めてタビボタンを押すことを繰り返している。その度にデスクトップがひとつづつ少なくなる。何故かわからないし、 X印を押せば瞬間的に消えると思っていたデスクトップも全然消えない。

この記事は別荘で書いているので、もしかしてアプリが仮想ドライブから来ているために通信速度の点で反応するまで時間がかかっているのかも知れないと思い、数分間も X印を押してみたが、矢張り消えない。

偶然だが、能動的に消すにはアイコンをクリックする事だと分かった。最初に6個あったデスクトップのうち、最低一つはそのようにして消したものだ。

ここでふと思うのは、このまま同じことを繰り返すと、最後には何もしないうちにすべての仮想デスクトップが消えてしまう可能性だ。それに、そもそも何のためのX印だ、と言う思いは依然としてある。

 

なので、試しに繰り返してみると

 

 

本当に消えてしまった!

 

 


グ-グルの遠隔操作 運用上の問題 メモ-7

2015-09-08 05:11:48 | Weblog

確認作業の手始めに「Windows10での音声認識」で検索した結果を以下に示す。ほとんどの記事を読んだ限りでは、まだ使えない、らしい

そう言えば、Cortana は未だ準備が出来てないと、どこかで読んだ記憶がある。つまり、チュ-トリアルの動画で見るような使い方でなく、「執事」が音声認識をして操作を代行する形式になるのだろう。なので、音声認識はCortanaの完成次第で、10のアップデ-トになると思われる

次に、スクリ-ンマウスを検索した結果だが、

これ以外には注目するような結果は得られなかった。「同じような事」を考える人たちがいることは判るが、求めているものとは違うので、この線の追求も断念するほかはない。自分でプログラムを書くのもしんどい。

なので、当面の完成すべき運用形態としては以下の要素だけを含むものとして総括する。

1. スクリ-ンキ-ボ-ド

2. 通常の無線マウス

3. 音声通信手段としてのスカイプ

4. 超分かりやすい初期画面

5. 遠隔操作による上記画面の維持管理と整備

この場合に、心配になるのは回線の太さとの兼ね合いでスカイプと遠隔操作が同時に成立するかだが、これも運用試験で確認する他はないだろう。

例えば、遠隔的に絶えず整備しておくべきスタ-ト画面は次のような感じになるかもしれない。

赤いアルバムが何を指すか、ピコピコとはどういう指とマウスの使い方を意味するのかは、既に鹿児島と実際に操作を試しているので了解されるが、一般的にも最低そのような練習は必要だろう。

後、この画面に付け加えるとすれば、万が一スクリ-ンキ-ボ-ドを使う気が起きた時に、仮想キ-ボ-ドを配置済みの仮想デスクトップに簡単に移動できるような注意書き が矢張りこのスタ-ト画面にあるべきなのだろう。