パエ-リャ

木製カトラリ-

ラナウからポ-リン温泉-交通手段

2015-12-30 13:17:27 | Weblog

私の知る限りではツア-に加わらない限り、コタキナバルからポ-リン温泉直行は出来ない。その一方で、コタキナバルからラナウに行くバスに乗って、途中のキナバル公園に行く事は簡単で、実際にラナウへ向かう乗り合いタクシ-に乗ったときに、運転手に「キナバル公園で降ろしてあげることも出来るよ」と言われた。

何故かというと、ポ-リン温泉はKKからラナウへ行く途中にあるのではなく、ラナウの更に先、北東方向に約15kmのキナバル山のふもと、ぎりぎりの場所にあるからだ。あるブログには以下のように記述されている。

「ここで(ラナウで)別のミニバスに乗り換え、ポーリン温泉へ。乗客は学校帰りらしい子供たちばかりで、みんな途中で降りていったので、ポーリン温泉まで乗ったのは私一人だった。なお、この区間の所要時間は30分で、運賃は5リンギ(約170円)。入場料の15リンギを払ってポ-リン温泉の中に入る。

 
4時半ごろ、コタキナバルへ戻ることにした。入口のチケット売り場でラナウ行きのミニバスがないか聞いたところ、ちょうどそのバスが近くの駐車場から出発するところだった。運転手に聞いたら一人分だけ席が空いていたので助かった。30分ほどでラナウに到着し、ここでコタキナバル行きのミニバスに乗り換え 」

 自分の経験では、この人はラッキ-だったと思う。というのは、自分が行った当日もラナウからポ-リン温泉まで行くのは一人だけだったし、途中まで乗る客も皆無で、一人しか行かないので片道40MRと言われて、高すぎると思ったけれど、結局往復分の80MRを払うことにした。

何故なら、片道15kmは半端な距離ではないので、40MR,1200円は安いと思われたし、帰りを急いでいたこともあって、ポ-リン温泉で、いつ出発するかもわからない車で待つ時間が惜しかったからだ。その時のミニバスの画像が以下になる。場所はポ-リン温泉の敷地に沿った道路だ。

ちなみに、これらのミニバスはKKからラナウに来るバスが停まる国道沿いにいるのではなくて、ラナウ市街の目抜き通り、大雑把に言えば、KFCのそばの公園のわきの道路沿いに停まっている。

もう一つの手段としては、同じ公園に隣接する地元タクシ-、画像は以下になる、で行けば逆に安く行けただろうと思っているが手遅れだ。タクシ-で行けば、恐らく片道20MRで行けただろうとKKの例から推測している。

詳しい内容が以下だ。

マレ-語がわからないので、推測でしかないが、このタクシ-はKKとラナウの間の乗り合いタクシ-のような気もするが、国道沿いにはKKに帰るミニバスがたくさんあるのだし、わざわざここまで歩いて、乗り合いタクシ-を選ぶ必要も特にないように思われる。なので、頼めばポ-リンまでは行ってくれると思うわけだ。

ミニバスとタクシ-の違いは、観察していた限りでは、ミニバスは座席が完全に埋まらないと動かないものでもなく、タクシ-は座席が全部埋まるまで動かないようだ。採算性の問題だろう。

ミニバスの運転手にも言われたが、往復80MRが高ければ、帰りは別のバスも多いので、それに乗ってラナウに帰ってくることも出来ると、で、確かにポ-リン温泉にはバスがたくさんあったし、観光客も非常に多かったので、その可能性はあったかもしれない。

何故、帰りを急いだかというと、キャノピ-ウオ-クは別として、温泉自体は超ミニ小涌園でしかない

との印象を持っていたからで、実際にそうだったし、キャノピ-ウオ-ク自体も

大したことはなかったので、もう2度と行くこともないだろう。

何故、あれだけ多くの欧米人も含めた観光客がいたのかは全く分からない。しかも、普通の入場料の15MRに加えて、キャノピ-ウオ-ク部分では写真を撮るのに5MR,その他の整備費用にさらに5MRと余分に支払う必要もあるし、わざわざ、時間とお金を費やして行くほどの価値は、絶対にない。

結局、交通費だけで約120MR,中に入るのに20MR,合計1人6千円の価値は絶対にないと保証できる。然も、往復6時間も費やして。島なら往復30分で、3回も行ける金額なのに!

 


コタキナバル-交通手段 乗り合いタクシ-とバス

2015-12-29 21:18:34 | Weblog

ラナウ(Ranau)と言う町は、コタキナバルから見た場合、キナバル公園入口から、更に30km程東の主要道路の分岐点でもあるし(太平洋岸のサンダカンに行く途中の要所で、ここで南下して別のル-トをたどることも出来る)

ポ-リン温泉という観光名所へ行くためにミニバスに乗り換えることが出来る場所でもある。キナバル公園入口まで約90kmなので、その先の30kmを足すと東京から静岡程の距離かもしれない。つまり、コタキナバルからは片道で半日を必要とする遠い場所になる。

この記事はKKからラナウへ、ラナウから更にポ-リン温泉へ乗り合いタクシ-やミニバスを使って往復した時の様子を記述するものだ。

長距離バスや長距離乗り合いタクシ-の乗り場は以下の画像の通りで、

ラナウの表示がある場所で、バスか乗り合いタクシ-を探すわけだが、この日はじっくり探してもバスの姿は見当たらなかった。元々、定時運行する訳ではないので、満員になって既に出発したと理解した。

そうなると、次の手段は乗り合いタクシ-しかない。付近を捜しても明確に大きくラナウと書いたタクシ-は見当たらないので、近くにいた人に 聞いてみると、2台ほど止まっていた。乗ろうと思った1台はすでに満員状態で誰も乗っていないタクシ-の方を指さされたので、乗り込んだ。

その時のタクシ-の車体の表示が以下の画像になる。

確かにラナウの文字は見えるが、すべてマレ-語なので、他のところにも行くのではないかと心配になったので確認するとラナウだった。次の心配は、一人のまま出発して、高い料金を要求されるのでは、だったが杞憂だった。車が動き出すまで1時間近く待つことになった。

結局、6人が乗り込んできて、11時に出発、13時半にラナウを通過する大通りのバス駅的な場所に到着した。料金は1人20MRで先払い。ちなみに、帰りはミニバスだったが、料金は同じく20MRだったので、タクシ-でもバスでも料金は同一に設定されていることが分かる。

次が乗り合いタクシ-の内部の様子と、キナバル山付近を走行中の車外の風景だ。

行きは、途中で一人を下しただけで、ラナウまで直行したが、帰りのミニバスは複雑な運行をしていた。途中キナバル山入り口で止まって、別のミニバスが到着すると、何故か乗客を入れ替えたり、ドライバ-や切符係まで入れ替ったりもした。

時間的にはすでに夕方だったので、コタキナバル市内の自宅に近い場所で切符係は降りたのは間違いない。途中での乗客の入れ替えは、恐らく空身のミニバスの運行を出来るだけ少なくして、ある程度まで運行収入を分け合うためだったのではないかと推測している。

また、KKに戻る便の場合、キナバル山入り口では追加の乗客狙いで止まるのだろう。登山客は大抵コタキナバルに戻りたいからだ。すでに満員なら通過してしまうが。ただ、こういう事の説明は一切ないので、想像する他はない。

以下はキナバル山入り口でのミニバスの挙動に関する、ある人のブログからの引用だ。

「午後3時半すぎに、キナバル公園を出て、コタキナバルへ向かうバスを待つことにした。来たときとは違ってバスの始発地点ではないため、いつ来るかわからないバスを道路沿いでずっと待っていないといけない。しばらくすると欧米人旅行者が5人ほどキナバル公園から出てきて、一緒に待つことになった。

ここで危惧していたのは、前日にラナウまで往復したときを含めて3回この区間のミニバスに乗ったが、いずれも満員だったこと。そのため、はたしてここでミニバスが停まってくれるかどうか、少し心配していた。

その心配は当たっていて、ミニバスはときどき通るものの、案の定いずれも満員のため停車してくれない。かなり不安な気持になってきたが、4時20分にミニバスではなくコタキナバル行きの大型バスがやってきて、無事に乗り込むことができた。コタキナバルまでの運賃はミニバスと同じく15リンギだった。」

この記述を読んで思うのは、恐らくこの大型バスはサンダカンからコタキナバルへ向かうものだったのだろうと、と言うのはラナウではKKに向かう大型バスは見かけなかったし、次の画像がラナウのバスの場所だ。

止まっているバスの表示はとても明確だ。

サンダカンからの大型バスには座席が残っているだろうし、欧米人の登山客は特に帰りの足の確保なしに来ている人が多いのは2月にキナバル山に登った時に発見したからだ。バス会社にとってもサンダカンから来るバスは、午後の遅い時間帯にキナバル山入り口を通過するので都合が良いのだろう。

 

 


コタキナバルの交通事情

2015-12-28 20:13:50 | Weblog

市内には信号機は数か所しかない。あっても、歩行者が無視するか、あるいは重要視しないので、車の運転者も信号機を無視することが多い。なので、KKで通りを渡ることは命がけの作業だ。

この記事では主に、ラウンドアバウトと呼ばれるロ-タリ-式の交差点の問題を記述する。

私が大抵お昼を食べるベルベットと言うレストランは清潔な角店で、マリ-ナコ-ト沿いの広い海岸道路に沿った、然も大きなラウンドアバウトの目の前にあるので、その付近での車の挙動を観察するにはもってこいの場所にある。先入観なしに、ひたすらビ-ルを飲みながら、じっと何時間も観察していて気が付いたことがある。

まず、車は上から見て、時計回りで、すでにリング状のロ-タリ-部分、通常は2車線、を走行している車が絶対的な優先権を思っている。実は、そのことだけがKKでかろうじてロ-タリ-を機能させているだけで、ラウンドアバウトの交差点としての機能は三つの理由で崩壊しつつあると思える。

1. 車の運転者が譲り合いの気持ちを持っていない

2. 市内の道路面積に対して車の数が単純に多すぎる

3. 運転者がウインカ-をまともに使わない

ラウンドアバウトは通過する車の数が少なければ、信号機もいらない格安の交差点だが、ある程度以上の通過数があると機能不全になる。すでに、その「ある程度」以上の通過数がある上に、マナ-の問題もあって、KKでは今後、通常の信号機システムを導入しないと、麻痺してしまうだろう。

ツア-ガイドが言っていたが、KK(あるいはボルネオ)では、学校を卒業すると直ぐに超格安ロ-ンで車を入手できるので、この5年で激しく車の数が増えたそうだ。

そのことはロ-タリ-の2車線の周回部分の混乱に直結している。ラウンドアバウトの交差点は直進、右左折、反転ができる優れものではあるが、周回部分の面積はしょせん小さなものでしかないのに、その面積が車の面積ですべて覆われてしまうと、どうにもならなくなる。

と言うのは、直進や右左折したい車はロ-タリ-の内側道路にいても、外側道路にいても、どちらでも構わないのが、空いているときの状態なので、車の数が増えても事情は変わらないし、結果的に内側から外側に移りたい車と、逆をやりたい車が無秩序に混在するわけで、そのもつれを局所的に解決することが難しいと、じっと観察しているとよくわかる。

勿論、そうならない様に、事前にウインカ-で自分のやりたいことを正確に他のドライバ-に伝えることが絶対的に必要なのに、ウインカ-を右左折の時に正確に使っている車は50台に1台位しか見られない。ほとんどの車は優先権を押し出して、ウインカ-など使わないからだ。

 更に、そこに単純左折だけを狙っている車が、ロ-タリ-内の車の絶対的優先権を隙あらばと脅かすので、混乱は極端な高みまで簡単に届いてしまう。

これを解決する方法は信号機を全面的に導入する以外にはないが、あと数年して、市内交通が完全にマヒしないと行政も手を打たないだろうと確信している。


コタキナバルの近辺の島々-マヌカン島

2015-12-28 11:57:53 | Weblog

マヌカン島の特徴は、広々としているが動物は一切見かけないことだ。浜辺は基本的にはサンゴの破片で出来ている。

他の島と比べると、海で遊べる範囲の水深が2m程度と、比較的深く、

というのは、マヌカンのジェティ-はとても長く、

海辺の遊べる範囲はブイとロ-プで仕切られているて、ジェティ-先端までが通常その範囲になるので、自動的に深いところまで行ける仕組みになっている。

海にはガンガゼもいるので注意が必要だ。

島自体は、衛星画像を見ると推測できるが、太古の爆裂火口の一部だと思われる。

各種レンタル料金表が以下。

ジェティ-の付け根にある入島料を取る関所。

そのため、水もかなり透明度が高いし、魚もより沢山見かける。

動き回れる範囲がサピやガヤに比べて、はるかに大きいので、

圧倒的な開放感がある。サピやガヤでは絶対に感じない開放感がそこにはある。木々の間を大量の風が吹き抜ける、そんな南洋の心地よさ、と言えばよいだろう。

トイレや着替えの場所とかも綺麗で、

清潔な感じがするし、更に他の島に比べて、本格的な食事を出すレストランが2軒あったり、 

ステラハ-バ-の客にしか解放されていないが、プ-ルもあるので、小さな浜に海の家があるような印象は全然ない。

誰もいないプ-ルなので料金を取ってでも開放すればと思う。

さらに、高い処に宿泊施設と思われる建物もあったり、

このマヌカンロッジというのは1晩で300MRと案内所で言われた。この階段を上った高台にロッジがあるけれど、プ-ルが付属しているわけでもないので、高すぎると思う。次がマヌカンロッジの画像だ。

別の場所には民家?とも思える建物などもあったりするので、

他の島と比べると変化に富んでいると言える。以下は、また別のレストランの画像だ。

 その他に、売店や普通のロ-カル食のレストランもあるし安いアサヒビ-ルも手に入る。上の画像は SOTO という、簡単に言えばビ-フンに熱いス-プをかけるだけの麺なのだが、とても美味しくて完食した。SOTOはこの島だけで出されるのかと思ったが、KK市内でも普通に食べられていることが分かったので、うれしい。

上は売店の冷蔵庫で、中に朝日ビ-ルが入っている。しかも、確か15MRで、比較的安い。この売店を遠望する画像が以下で、売店は正面奥の木の陰に見える。環境的にはハエや蚊がいるわけでもないし、木陰に入れば涼しい感じすらする。

また、売店のベンチから見た幾つかの画像が次になる。

 この画像で沖に見えるのがスル島だが、売店もトイレもない島なので渡し船はないと思われる。少なくともジェッセルトンの渡し船業者は扱っていないと思う。

また、この画像でも判ると思うが、松の木が生えている。日本のとは違うが、紛れもない松の木だ。まあ、フランスやスペインにも松の木は見かけたので、驚くことではないのかも知れない。

あと、トイレや売店のある島はマムティックを残すだけだが、そもそもサピより小さな島なので、ある程度の想像はつく。

水の透明度を考えれば、上の画像のような潜水機械も魅力的だ。

なので、今後、余程の新発見がない限り、島はサピとマヌカンが私のお勧めになるだろう。

サピの魅力はオオトカゲとか、普段見ないものの経験、それと片道1時間半と言われているけれど、実際には25分で走破してしまった島ジャングルのトレッキング、

マヌカンの魅力は広さ故の解放感と、設備が綺麗で清潔で充実していることに尽きる。どちらか選べと言われても、選べない。それほど、異なる魅力を持つ。


コタキナバルの近辺の島々-ガヤ島

2015-12-28 11:57:16 | Weblog

ガヤ島と言っても、サピ島の対岸部分だけで、面積も限られている。ガヤから見るサピが以下の画像だ。

両者の位置関係が以下の地図看板に出ている。

ガヤで言うトレッキングコ-スは、この地図のガヤの船着き場から山を越えて、反対側の POLICE BEACH へ向かうもので、片道1時間半のかなりハ-ドなものだと判断できる。

ガヤの特徴はサルが多いことで、

人が去る午後の時間帯にはジャングルの中から

ぞろぞろと出てくるが、日本にいるサルとほとんど同じ種類に見える。この上の画像の奥のジャングルに群れが潜んでいる。

ガヤにもオオトカゲは見かけるが、サピのように人のいる場所に堂々と出てくるわけではなく、ジャングルの境界部分に小さいのが時々目につくだけだ。

ガヤには砂浜もあるが、石の浜部分も存在する。

ボ-トから見たガヤの遠景が以下になる。

左の奥がサピだ。

ガヤは一言でいえば、あまり魅力的ではない。狭いし、

島で唯一のレストランがこれで、それ以外には大きな建物は一切ない。このレストランにはビ-ルは置いてないので、どうするかというと、この画像の左奥に併設されている売店で缶ビ-ルを買ってくる以外に方法はない。

海辺にもあまり特徴はない。水もそれほど綺麗なわけでもない。

ガヤ島自体はサピよりはるかに大きいが、ガヤの遊び場はサピの遊び場よりも明らかに小さいため、すぐに飽きてしまう。

ここにはヘルメット潜水はない。二度と行くこともないだろう。


コタキナバルの近辺の島々-サピ島

2015-12-28 09:40:10 | Weblog

これから、それぞれの島の特徴について記述する。いずれの島でも普通に歩き回る事ができる範囲は島のすべてでなく、限られている。

最大の理由は、海辺遊びが主目的で、そのために陸上部分が従属的に整地されているような作りになっているからだ。必要な面積だけ整備されていて、その他は海洋性ジャングルのまま残されていると思えば間違いない。

最初はサピ島だ。

小さい。島自体が小さい。でも、そこそこの広さはあるだろう。

しかし、普通に人が歩き回れる範囲も小さいので、

少し窮屈な感じがするかも知れない。人が多い時には。

木陰は多い。

人もかなり多く見えるが、クリスマスのせいもあるだろう。中国人はとても多い。恐らく、6割位は中国人だと思う。それほど騒がしいとも思わないが、近寄らない限り。

ただ、船着場から見て、トイレやシャワ-の場所の先のほうから、トレッキングコ-スが始まって、

このすぐ先で、いきなりオオトカゲを見かけたが、

トレ-ルの途中では動物には一切出くわさなかったし、蚊や、ハエ、その他の害虫、あるいはヒルなどもいなかった。始まり部分は比較的に穏やかに見えるが、

 途中で険しい処もある。ただ、ゆっくり歩けば全然問題はないと思う。

 勿論、かなりハ-ドな登り部分もあり、狭い部分もあるが、それがジャングルと思えばよいだろう。

トレ-ルは島の反対側を徐々に登って、

再び降りてくる感じで、この画像の部分は比較的長く続く、平坦な部分で何人かの人のブログでも画像が紹介されている。

この上の画像は砂浜のはずれにある岩場が終点なのだが、その岩場に降りる直前の馬の背で、かなり急な斜面が続く。それでも、一応、無難に島を一周出来るので、島を全部見たという達成感はある。

海辺はとても浅く、水はヒスイ色で、

あまり透明度はない。魚はそこそこに見えるが。この画像では、バラキュ-ダの子供が見えている。大型のバラキュ-ダは潜在的にサメより危険なので、注意が必要だ。

サピの場合、オオトカゲやイノシシが普通にみられるので、

面白いだろう。サルもいるが、餌付けされていると思われる。

サルを見ている人々が以下の画像だ。

コインロッカ-や売店などはあるので、

ビ-ルは飲める。食事も当然できるが、

これらは、他の島でも共通している。

ヘルメット潜水は30分間で250MR、ビデオなども撮ってくれるので面白いかもしれないが、単純に泳いでいる魚を見るだけなら、売店で5MR位でシュノ-ケルを借りれば十分だろう。

本格的にダイビングをするには、更にダイビング料として50MRほど払うらしいのでギアの代金を含めるとかなりの出費になってしまうだろう。

外国人料金は日本人にとって、なじみがないが、環境保護名目にしては、ゴミだらけの島だと思う。ほんのわずかの努力で綺麗に出来るのに、お金が無駄に使われているのは間違いないだろう。


コタキナバル直近の島への行き来について

2015-12-25 21:18:06 | Weblog

ボルネオ、カリマンタンには島は捨てるほどあるけれど、コタキナバルからすぐ行ける島には限りがある。

まず、目の前にとても大きく存在するのがガヤ島だ。そして、否応でも目に入るのが水上住宅で、遠目には観光対象として魅力的に見えるが、実際はそうではない。

普通のツ-リストが行けるのは、ガヤ島では2か所しかない。一つはサピ島の対岸のガヤ島の限られた部分と、コタキナバルからは見えないガヤの直近の部分の反対側にある湾にあるリゾ-トホテルの敷地だけだ。

そのため、ジェッセルトンの波止場でガヤ行きの切符を買うと自動的にサピのそばのガヤに運ばれてしまう。リゾ-トホテルは独自のボ-トがあるらしくて、おそらくジェッセルトンを起点にしているのだろうが、ホテルそのものがとても高いので、検討の対象にはならない。

それでは、水上住宅部分には行けるか、行けないかという問題になるが、強引に交渉すれば行けると思うが、行く理由はないと思う。何故なら、とても貧しい村で、陸部分にも取り立てて道路はないし、見るべきものはないと思う。

実際に船で(40MRと言われて払った)、水上村の中を通って、陸地ぎりぎりまで船を寄せてもらったけれど、個々の家との間の通路など、今にも踏み抜いてしまいそうな、貧弱な板張りで、その通路が陸に続く保証はないと思う。

村の生活が水上で完結しているためだろう。乗船前に上陸して、写真を撮りたいと言って、その条件で船に乗ったのに、実際には船頭がダメと言い出して、結局上陸できなかったが、見た限りでは陸はごみだらけで、ひどい状態だった。上陸する価値もなかったと思うほど、ゴミだらけの海辺だった。

で、渡し船はジェッセルトンではなくて、中央市場のそばの船溜まりを起点にしている。船には屋根も、掴まるところも、ライフジャケットもないので、おそらく住人は5MRとかで行き来していると思われる。いずれにせよ、観光局で尋ねたところ、自己責任でなら行けます、と言われたが、結果的に納得の出来る回答だったと思う。

なので、普通に行ける島(と言っても、実際にはそれぞれの島の限られた部分でしかない)としては、GAYA、 SAPI, MANUKAN, MAMUTIK, SULUG しかないが、SULUGは売店もトイレもないので記事の対象にはならない。

 まず、行き方に関して言えば、ツア-で行くと、一人250MRとか、簡単に取られるので、自分でジェッセルトン波止場で切符を30MRで買って、入島料の10MRを島に着いたときに払えばよい。コインロッカ-はどの島にもあるので、ツア-の案内人が貴重品を見張る必要もない。

島にはビ-ルを買える売店や、レストラン、トイレ、着替え所、シャワ-はあるし、シュノ-ケリング用品の貸し出しもあるので、スキュバダイビングをしない限り、事前の準備は必要ない。日本の海の家があると思えば間違いない。

切符はジェッセルトンのア-チをくぐって、すぐ右側の建物の直近の入り口を入ると、右手に渡し舟会社の窓口が並んでいる。帰りの便の時間もその時に決める必要があるので、午後の2時とか、3時とかが適当な頃だと思う。2時をすぎるとスコ-ルに会う可能性が高いと実感している。

但し、マムティ-クは小さな島で、行きたくてもその日の便がない場合がある。人が集まらないためで、それに比べると、サピやマヌカンでは、そのような心配はない。

どこでも料金は同じだが、注意することがある。料金を払うと乗船票の紙切れをくれるが、最後までそれを失くさないようにすることが重要。あくまでも、行きに乗った船会社の船が、帰りの船になるので、別会社の適当な船に乗って帰ってくることは出来ないからだ。

行きの場合には、乗船票を待合所の手前で確認する時に、案内人を指示してくれるので、その人間に紙切れを見せると、もう少し待て、とか指示が出るため次にどうなるのか分かりやすい。

しかし、帰りは別だ。特に、午後の2時以降は、同じような時間帯に、沢山の客がジェティ-の狭い場所にごった返しているし、来た時の案内人の顔など覚えているわけはないので、トランシ-バ-を持っている人間に、片端から紙切れを見せるしかない。

すると、自分ではない、あそこの奴だ、とか指で示してくれるので、漸く誰が帰りの案内人か判明するので、今度はその案内人に紙切れを見せると、もう少し待てとか、あのボ-トだとか指で示してくれる仕組みだ。

行きの場合、自分の目的地の島にボ-トが直航するわけではないので、覚えておいたほうが良い。それぞれの島が近いので、同じボ-トが複数の島に客を連れていくのは当たり前だからだ。

後は、船頭がボ-トのバランスを重視するため、座る場所を指示される場合があること、ライフジャケットの着用にうるさいこと、それと大人用のライフジャケットは大概、座席の下、子供用のは座席の上に置いてあること、極まれに波を被ることがあること、スピ-ドはとても速いということ、15分ほどでどの島にも着いてしまう。大抵、ヤマハのツインアウトボ-ドの200馬力とか珍しくないので、当たり前かもしれないが。

以上が、島への行き来に関する記述で、この後は、それぞれの島の特徴について記述する。

 

 


コタキナバル バスやタクシ-での移動の仕方

2015-12-24 18:05:20 | Weblog

タクシ-は高いし、面白みもないが、空港から市内に移動する時には使うべきだろう。30リンギットで、空港内のタクシ-切符売り場で支払って、その支払い伝票みたいのをタクシ-のドライバ-に見せるだけで構わない。

逆に市内から空港までも30リンギットだし、普通の日本での乗り方と変わらない。ここでは、市内から空港行の専用バスを使う方法を記述して置く。誰かを空港に迎えに行く時などに便利だ。以下の地図に場所を示してある。

実際のバス停の画像が以下だ。 

LCC専用の第二タ-ミナルは別の処にあるし、ここに来るバスは、そこには行かないので注意が必要。時刻表は以下の画像に出ている。

いずれにせよ、一旦、コタキナバルの何処かに落ち着けば、市街地内部でタクシ-を使う場面は、とんでもないスコ-ルに出くわした時くらいだろう。

以下はバスの乗り方の記述になる。コタキナバルでは2種類のバスと2種類のタクシ-がある。市内バスと中・長距離バス、市内・市街タクシ-と長距離タクシ-だ。

以下の画像がそれぞれの乗り場を示している。

1. 市内バス

市内バスは2015年現在、マリ-ナコ-トとプロムナ-ドホテルの前が始点・終点になっている。バスには大抵、行先が車体に大きく書かれていて、右端は「Wawasanタ-ミナル」となっているが、これは、以前始点・終点がワワサンスクエアの前だった名残で、無視して構わない。

バス駅の並びには路線図が表示されていて、路線番号は車体にも書かれているので、間違えることはない。同じ路線番号を持つバスが、複数留まっている場合も多い。それだけ利用者が多いという事なのだろう。

行先の表示板とかが立てられている訳ではなく、すべての情報が車体に書かれている。

バスは大きかったり、マイクロバスだったりするし、時刻表はないので、定時運行はしない。人が十分に乗ったと運転手が判断すれば走り始める。それまでは、運転手は外で休んでいる。

出かけた先の戻りの停留所では、近づいてくるバスの正面しか見えないので、何処行きのバスか心配になるが、同じ停留所に行先の異なるバスが来ることはないので安心して乗れる。

バス停には基本的に屋根とベンチがついていて、往路と復路のバス停はほとんど完全に道路を挟んで正対しているので、帰りのためのバス停の場所が分からないと言う事はない。

 

運賃は市内バスの場合、距離によって異なるが、おおむね2,3リンギット以内なので小銭を用意する必要がある。運賃は降りる時に運転手に払う。

覚えておかなくてはならないのが、似たような距離でも、路線図(しっかりした路線図はバスの始発駅にも設置されているし、ウエブでも見ることが出来る)にない場所は、中・長距離バスの場所から出ると思わなければならない事だ。

例えば、先日、市内バスで行った博物館と、似たような距離の所にあるマレ-シア大学には中距離バスで行くしかないので、乗降場所が完全に異なってしまう。

市内バスは日本的に見た場合、内部が壊れているものがほとんどで、

走行中も乗降用のドアは開いたまま走る。また、大音量の音楽がかかっている場合も多い。冷房はない。

市内バスのル-トの途中で降りる時にはブザ-があれば、それを使うし、なければ車の内壁を手で数回たたくと止まってくれる。

マイクロバスなどの場合、椅子が全部埋まったような状態で出発するので、全員が同じ行先に行くのではと、思ってしまうが、途中で降りる人もいるので、その場合は座席を入れ替わったりして、降りる人を通すことになる。

2. 中・長距離バス

バス駅の場所は市内の山の手通り(ツンクアブドルラ-マン通り)沿いで、おおむねシャングリラホテルの直近の非常に大きなロ-タリ-の辺りから北方向にバスが沢山止まっている。長距離タクシ-の乗り場も同じところだ。長距離タクシ-とは、簡単に言えば乗り合いタクシ-のことで、1台を一人で頼んだらとても高いものになってしまう。

乗り場の範囲には柱に行き先を表示したものが幾つも立っていて、そこに行く車はその周辺になんとなく集まっている。以下の画像が理解を助けると思う。

例えば、ケニンガウ行きのバスはこの辺から出ますよ、と思えばよい訳できっちりとはしてないけれど、役には立つ合理性は十分にある。

時刻表は部分的なのは表示されているが、しっかりとした体系的な時刻表は見当たらない。

車体に書かれた行先表示としては以下の画像が参考になるだろう。

 

 

中距離バスはともかく、長距離バスは 小奇麗で空調もしっかりと整備されている。料金は市内バスと同じで、距離によって違い、同乗の助手に払うことになる。長距離バスは始点、終点の近辺では数か所で停車して乗客を拾う場合がある。そのためのバス停もどきも存在するように見受けられた。

コカキナバルのこの場所では、恐らく複数のバス会社が運航しているものと思われる。その一つが以下で:

http://www.salambumimas.com/

実際の乗り場では、このバス会社が行かない、例えば Keningau とか Kalabakan, Kudat, Kota Belup, Menunbok, Papar, Kota Marudu, Pitas, Kanibongan, Paitan, Simpang 等の行先も現場で確認出来るからだ。

で、実際にバスに乗るかどうかの判断の問題もある。ガイドブックを横目で見て、市内バスで行きそうな所は博物館しか思い浮かばない。行っては見たけど、大した博物館ではないので、後、普通のツ-リストが行きそうな所は動物園位のものだろう。

なので、中・長距離バスを使う可能性のほうが遥かに大きいと思う。その代表的な目的地が以下の画像になるだろう。

キナバル公園は魅力的な場所だと言える。2月にキナバル山に登った時の出発点でもあるし、コタキナバルの外で、2時間程度で行けるので、所詮は小さな街でしかないコタキナバルを離れて、行きたい場所の一つだと思う。

旅行会社のツア-バスでも行けるが、とても高いし、タクシ-も高い。バスなら気楽に行けますよと、この画像は訴えていると思う。恐らく、片道20リンギット位だと想像できる。メヌンボックからの3時間が30リンギットだったからだ。

コタキナバルから一番遠いボルネオ北部の町は太平洋側のTawauで、バスでは片道10時間になる。同じく太平洋側のサンダカンが片道6時間くらいにはなると思う。どちらも通常なら飛んでしまうが、片道6時間くらいなら、行きは飛行機で、帰りはバスという選択もあると思う。

周りの様子を見ながら知らない町に行くのはうれしい事だからだ。


コタキナバル-ラブアンの往復

2015-12-17 17:51:45 | Weblog

ラブアン島はブルネイのすぐ隣で、行き来は短時間で済むので、コタキナバルとラブアン島との往来について記述する。マレ-半島から飛行機でラブアンに行けるが、コタキナバルからのフライトはさすがにないだろうと推測している。

ラブアンの港はコタキナバルよりもはるかに大きい。

ラブアンにも水上村がある。以下の画像だ。 

コタキナバルのガヤ島の水上村の画像が以下になる。

比べてみると、大きな差があることが分かる。この画像の家など、まだましな方で、壁がつぎはぎだらけの家も多いのがガヤの現実だ。

 これらの家は水深が50cmほどの浅海に建てられている。 

で、話を元にもどすと、フェリ-かバスかの話になってしまうが、時間的には、どちらも3時間と思えばよい。バスのほうが多少早いとは思うが。

この上の画像がコタキナバルからラブアンに着いたばかりの高速フェリ-だ。

で、高速フェリ-には問題がある。外に甲板があって、出られるわけではないので、退屈する。しかも、窓は小さいうえに、フィルムが張ってあって、外の景色が良く見えるわけでもないので、なおさら退屈してしまう。なので、本でも読むとかしないと、東京-新大阪の時間を船内に閉じ込められて過ごすことになってしまう。

ただ、往復とも船にしない限り、一度は南シナ海を船で行くのもお薦めではある。景色が良く見えないといっても、カリマンタンの陸地近くを行くのだから、島が見えたり、山が見えたり、

特にトイレの前の踊り場の窓からは、多少とも景色がよく見えるようにはなっている。踊り場の画像が以下になる。

ラブアン島からコタキナバルにバスで戻る方法の実際場面について記述しておく。まず、コタキナバルからの高速フェリ-が着いたのと同じ場所から、小型の高速ボ-トがカリマンタンのメヌンボックという小さな港へ人を運ぶ仕組みになっている。

以下が、メヌンボックのフェリ-乗り場になる。

ウエブなどの記事を読むと、このボ-トは不定期で、しかも人が集まらないと出港しないように書いてあるが、実際には1日25便ほど行き来すると船着き場のお姉さんに言われたし、実際には時刻表もどきもあって、船着き場に行って、切符売り場で切符を買った段階で、対岸に20分ほどで渡れる目途が立つので、心配はいらない。

で、対岸の港に着いたらどうなるかの問題で、バス乗り場を探すわけだが、最初に目に入るのは、左前方に人だかりのする場所で、

それがバスの切符売り場ではと思ってしまうが、そこはラブアン行きの切符売り場で、バスはそこから更に50mほど前方の右側の大きな空き地に止まっている。

このア-チ状の屋根の下を潜り抜けると、以下のような光景になる。

左側には売店、この右側に大きな空き地があって、大型バスがそこに止まっている。他にはバスが見えないので、どのバスかと迷うことはないし、実際問題として、ドライバ-が手招きしてくれるので、ある程度は高速ボ-トのメヌンボック港到着と同期している可能性もある。

切符売り場は存在しないので、バスの中で料金を徴収する仕組みだ。 

特に内部が汚いこともなく、冷房はしっかりと効いているので、コタキナバルまでの約3時間は快適に過ごせる。トイレはついてないと思う。

メヌンボックを出てから、最初の10分位の間に、2回ほど停車して客を拾うが、そのあとはノンストップでコタキナバルまで直行する。