日々の記録

ほどよく書いてきます。

万里の長城(北京 慕田峪長城)

2019年10月22日 12時12分57秒 | 旅行

北京の万里の頂上まで観光に出かけてきた。一泊二日で出かけました。体力に余裕があれば一泊二日で十分に楽しめます。万里の長城だけの観光に限定されますが。

とても大事なお金の話だが、
空港の両替所では、10,000円を519元に変えられた。1元=19.268円とかなり悪いレート。
対してATMでクレジットカードのキャッシングを使うと1000元下ろすのに15407円、1元=15.407円と、当日の為替レート1元=15.36円とキャッシングが相当お値打ちである。ATM手数料など未確認だが、キャッシングがいい。
キャッシングすると借金扱いで利息が付くのでカード会社に電話して即返済しますっていって講座振り込みすると利率が抑えられる。


さて旅行は北京到着が20:40くらいで、北京出発が16:15くらいなので北京滞在は20時間弱。

日本から北京国際空港まで飛行機で約3時間。

北京空港から1時間車で走った場所、長城直下に宿泊。宿はBeijin Foodie Farmstay. ここは慕田峪長城直下なので翌朝速攻で万里の頂上に出かけられます。

アゴダ経由で予約し、352元(朝食込)。夜空港まで迎えに来てもらうのに400元、翌日に空港まで届けてもらうのが350元、合計1102元。
車代がやや高いですが、言葉がわからないバスに乗り継ぐよりは早くて安心。
1元=15円くらいですが、空港でのレートの悪さもあって、1元=19.26元で両替しているので約21,200円が実費。しかし時は金なり、道に迷って飛行機間に合わないなどよりよほど良い。


ホテル外観


ダイニング


寝室とトイレ&シャワー。寝室はきれいでした。シャワールームはトイレと完全同一で浴びるとトイレもびしょ濡れという大丈夫かあという構造。

 

さて、当該の万里の長城(慕田峪長城)はこちらの公式サイトに記述あり。とりあえずNo20の監視塔までは道沿いにいけますが、マップにはNo23まで記載あり。

行けないのかと思いつつ人の流れを観察すると行けるようです。ちょっと危ないっぽい場所があるけど(壁を2mほど這う必要あり)。

 

さて、道をたどります。


宿をでて歩きます。徒歩10分ほどかかりますが、北京市内から来ることを考えると圧倒的なスタートダッシュ。


長城が見えてきます。テンションが上がりますが、勾配結構やばくないかと不安になります。


チケット売り場があります。基本的に英語併記なのでなんとかなります。



日本からの観光客も多いのか日本語のパネルもあります。

リフトにのって山頂を目指します。箱型のケーブルカーは往復ケーブルカーですが、リフト(スキー場のリフトそのもの)は下りはスライダーです。


建物が近づいてきます。


立ちました。長城に。朝早かった(現地時間8:30くらい)ため、人はとても少ないです。


どこまでも続いていきます。


周辺は石灰岩質の山で特異な風景となっています。遠くの稜線にも監視塔が見えます。どんだけ長いんだよ(=6000km以上になる)


遥か遠くに終点があります。本当に行けるのか気になります。最後まで行きましたけど。


登っていきますが、やはり急登坂です。


確かNo18の監視塔


登ります。


歩いてきた道が見えます。ここまで約2.5時間


特に坂道以外の障害がなく到達できるNo20監視塔です。写真に見える脇道を通るとNo21以降にいけます。


No20から次に行こうとするとゲートがふさがっています。


未整備だから超えちゃだめだよと案内がありますが、「この壁を超えては行けない」というもののようです。


先に行く人が見えます。この人たちは正規のルートで行きました。単純に壁を越えようとすると公安が出てきて怒られます。そりゃそうだよね。
見てわかると思いますが監視カメラがありますので、あまりひどいことをすると中国から出国できないかもしれませんね。


No20の監視塔をあとにします。写真下で防止をかぶっているのが考案で壁を上から突破するひとに注意します。下から道順に従ったら何も言われず通してくれました。


上を目指します。先程までの石畳と違って石がまばらです。未整備というのはこういうことなのか?それともこれがオリジナルなのか。道に生える木が観光客の少なさを物語っています。No20の監視塔にいる人の多さを考えるとここから先は人も少なく独占感があります。


ここがNo23の監視塔(案内マップの最後の監視塔)。当番のおっさんが寝ています。


振り返るとすごく長い距離を歩いたことがわかります。ここまで3時間。長かった。


ここまではある程度再建されているようですが、もちろん先があります。10kmは水もお菓子もないよという看板。10km先には売店があるらしい。


売店看板のうらには I have climbed to the peak of the Great Wallの文字が。文字通り万里の長城の頂上まで来たぞと。
後に調べてわかりましたが、ここはNo22監視塔で地図にあるNo23はもう一つ次にあるみたいです。

ずごく登ってきましたが、下りはあっさりでした。

13:00まで頂上に降りまして、下りのスライダーが渋滞、13:30に宿に到着し、14:30空港到着、出国が済んで15:30くらい、飛行機に乗ったのが16:10と結構ギリギリまで滞在していました。
飛行機乗り遅れるかと思ってドキドキした。

最後にGoogle Mapdeの地図。

 

Baidu mapにはそこそこ詳細がある。

 


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2 コメント

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へぇ~ (いち)
2019-10-23 15:58:24
へぇ~、1泊2日でそんなところまで行けるんですね。驚き。
今は中国と国交がぎくしゃくしてますが、日本人旅行客への偏見などは無いんですよね?
万里の長城は古い遺跡ですが、観光ルートはすごくきれいに修復されていますね。
万里の長城を見ると、トレール車で登ってみたくなるのは私だけ?
バイクでぶっ飛ばしたら、ひっつかまれて殺されるでしょうけど。笑
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一泊二日 (まこち)
2019-10-23 21:46:08
日本人旅行者でも外観からは中国人か識別できないようで、中国語で話しかけられたりします。

トレール車で登ったら楽しいでしょうね。でも、気持ち70度くらいの坂が続く場所があった気がするので全行程バイクは無理かも。
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