最初はそのまま中国本土へ向かうかと思っていたが、どうやら迷走し始めた。
沖縄の人達は大変だ。
鹿児島に友人がいる。鹿児島も結構台風に襲われるので、大きな台風が来たときはLINEやメールで「大丈夫か?」と聞くことがある。
いつも「台風は慣れているから大丈夫」という返事だ。いわば日常茶飯事化しているのだろう。
沖縄の人も、本土の人が「大丈夫か」と聞くと、「いつものこと」と答えるのが普通だ。
しかし今度は流石に厳しいだろう。おまけに一度去ったと思ったらまた舞い戻ってくるのだから。
前回の被害の回復と今回の予防を同時にしなければならない。
見舞い金の募集が始まれば参加しよう。
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一方中国の被害。これは歴史的な被害と言ってもいいだろう。かつ共産党の怠慢が招いたものだ。
まずこちらの動画を。
08-05 メンツをかけた新都市が豪雨で脆弱性を露呈
毎日最新の中国情報を変な角度をつけることなく届けてくれるので重宝している。反共産党の角度はとても立っているが。
まさに雄安新区が洪水被害を受け、習近平のメンツがまる潰れとの解説。タイムリーですね。
次にこちら。これまでにない生々しい映像が盛り沢山だ。
2 years of rain in 2 days, Typhoon Doksuri rips through China/2.66 M affected in one province alone
この動画の一番最後に同じ台風に襲われた台湾の状況が出てくる。洪水もなく、人々は平然と道を歩いている。これが何を物語るか。分かるよね?
これはPart 1 で、南方方面の被害を報じている。
次にPart 2 で北京方面をカバーするらしいので、期待している。
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中国は5000年の歴史を誇るとよく言われる。特に最近、共産党がこの長くて深い歴史と文化を無駄に誇るようになっている。
どうやら共産主義ではもう国民を引っ張ることができないので、中華5000年の歴史、というようなテーマを急遽こしらえたようだ。
しかし5000年の歴史を誇るなら、その教訓も身に着けているべきでは?それこそDNAのレベルで。
5000年も歴史があれば、この間の災害の記録だって持っているだろう。今回のような台風被害が過去あったことも知っていて当然だ。
その備えもしてなくて何が5000年の歴史だと思う。
日本の場合は文字としての記録が生まれたのは5000年よりは短い1500年前くらいだ。しかし様々な災害の記録はいろんな形で残っており、それは現在でも防災対策や学術研究に役立っている。
中国の場合は共産党というか毛沢東が文化大革命でそのような貴重な学術的記録と有能な学者を消し潰してしまったのだろう。
その結果がこれだ、と見るのが正しいと思う。
今回の惨状は東日本大震災の時の津波被害よりもはるかにひどい。まさに massive だ。
これまでの映像を見る限り、ボランティア的な人がちらほらと出てくるが、人民解放軍が組織的に救助を行う映像は一枚も出てこない。
おそらく軍隊として有機的、組織的に機能していないのでは。
こんな状況では台湾侵攻など絵に描いた餅だろう。
今頃アメリカの軍事関係者は今回の台風被害と、解放軍の動き(または動きのなさ)を緻密に調べ、分析していると思う。
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今日は月曜納入の仕事に専念。ちょっと曇り空っぽいので、一部芝刈りをしてもいい。