上海から外国資本が引き上げ、今はガラガラ、という動画。
Shanghai Has Changed Forever Since The Lockdown (#156)
動画主はニューヨーク在住の米国人。中国に何年か暮らして去年アメリカに帰国。
上海の現状を知るべく、今回再訪したとのこと。
上海の最新画像が見られるので貴重では。
発言内容を翻訳する時間はないけど、いくつかポイントだけ書いておきましょう。
(1)地下鉄の駅では荷物チェックあり。テロに対する恐れがあるようだ。
(2)改札はQRコードでパス。便利だが、要は当局に居場所を把握されているということ。ゲートはドアが基本的に通せんぼうしていて、QRコードで認証されたらドアが開くというシステム。基本的にドアは開いていて、不正客が通ったときだけドアが閉まるという日本のシステムの逆。QRコードの認識とドアの開閉に随分時間がかたっている。このスピードでは日本の駅では対応できないだろう。
(3)動画主が言うには、道はニューヨークよりよっぽどきれい。昔よりよくなった。空気もいい。治安もいいので夜歩いても問題ない。とのこと。
(4)八百屋でバナナを購入。支払いはWeChat。
(5)上海には7年住んでいたので、ニューヨークよりも故郷という気がするとのこと。
中国を紹介する外国人(とくに米国人)の中には、中国当局のサクラになっているのもいる。当然、お金をもらっている。その動画内容は当局が監視している。
この動画主はそれではないようだ。
中国語もできるし、街の人々とも気楽に話しているので、中国人にとって抵抗なく話せる人物なのだろう。映像もきれいだし、編集も上手だ。
今後、もっと奥地に旅して動画を出したいと言っている。
ただ、他人事ながら、あまりやりすぎると例の反スパイ法にひっかかって捕まるのでは、という懸念あり。
今後もちょくちょくフォローしてみる。
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次はこちらの動画。
アメリカのFox の番組だ。
EVをめちゃくちゃけなしている。コメント欄もここぞとばかりEV批判で埋め尽くされている。
なかなか爽快な動画だ。
'BIGGEST SCAM': Man's electric truck purchase turns into nightmare
ところで、よくEVを「EV車」と書く人がいる。
EVのVは "vehicle"、つまり「車両」、「車」という意味なので、これは「電気自動車車」と言っているのに等しい。つまり tautology だ。
しかし私も語呂のせいか、つい「EV車」と言ってしまう。なんだろう。「テレビ機」という感じかな。