夜中に雨が降った。
そのせいか、朝はそこそこ涼しい。だが、10時頃には冷房いれないといけないかも。すぐ暑くなる。
*****
台風6号はこれまでなくふらふら迷走している。瞑想でもしているのか?
今、進路予想をチェックした。これってひょっとして北戴河を目指しているのでは?
ちょうど今、習近平をはじめとする中共の重鎮が、国民が洪水で苦しんでいるのにおかまいなく、避暑休暇を楽しんでいる。
ふざけた指導者達に鉄槌を降ろすのかもしれない。
*****
今日締め切りの仕事を今納品した。
やはりホッとする。
歳を取っているので、昔ほどホイホイ、サッサッとできない。
おまけにちょっと仕事をすると、すぐインターネットを覗いたりするので、昔より3倍は時間を取っているのではないか?
さて、今日は味噌煮込みうどんでもするか。
*****
今回の歴史的な大洪水について、中国政府はあまり公式発表をしていない。
北京では20人ほどが亡くなったという発表はあったらしいが。
数々の動画を見る限り、亡くなった方は1000人、2000人ではすまないだろう。
そういえば2年前の鄭州の洪水もひどかった。地下トンネルの車が水没した。
アメリカの中国ウォッチャーの保守的な推測でも8000人は亡くなっただろうとのことだった。
それとの比較でも、今回の死者は万単位になるのは間違いないと思う。
鄭州の時は、死体を運び出すところを隠して、その数を数えられないようにしていた。
トンネルという隠れた場所に死体が散乱していたからこれは可能だった訳だが。
今回は広大な土地に拡散されているはずだ。まだ水が引いてないので全容は分からない。しかしいずれ水が引くか、蒸発した時は、隠しようもない所に死体が露見することになり、それを一般市民が撮影するのを妨害するのは物理的に不可能だろう。
それはさておき。
鄭州のときも不思議に思ったことがある。それは生命保険はどうなっているの?ということだ。
中国も生命保険は普通に普及している。そして日本企業も進出している。
こちらにちょっと古いけど資料がある。
日本生命、明治安田生命、そして住友生命が多分合弁という形で事業を行っているようだ。
鄭州の場合、もし8000人が亡くなったとして、全員とは言わないが2000人くらいは生命保険に入っていたと思う。その受け取り人は家族になるだろう。
当時中国政府は死者が20人程度と発表し、どうやら遺族に対しては家族が亡くなったことは公言しないように規制をしたようだ。中共ならやりかねない鬼の所業だ。
それはそれとして。では2000人が亡くなったとして、その家族は当然、保険会社に対して保険金の請求を行っただろう。中国政府のみならず、保険会社もかなり正確な死者を把握しているのではないだろうか?
もちろん保険会社は、中国政府からデータを隠蔽するよう指示を受けているだろう。しかしもしその保険契約に日本企業が関与していれば、当然日本企業はそれなりの数字を把握しているのではないだろうか?
そしてそれは各社の業務報告書に反映されているはずだ。
なんといってもみなさん上場企業だから隠蔽したら大変なことになる。たとえ中国の小会社の業務とはいえ。
仮に遺族が中国政府から保険請求をするなとまで言われていたら、どうなるか。
これこそとんでもないことだ。
その場合、よりとんでもないことは、本人は生きていることになるから、当然死後も保険料を毎月払う、ということになる。
そんな段取りが果たして可能なのだろうか?
もし中国政府が『保険請求はするな。ただ、死亡後の保険金は払わなくてもいいように保険会社に指示するから、その心配は不要だ』、などと命令していたら、それはそれでおかしなことになる。
いずれにしても「なんか変」という感触を合弁会社を介して日本の保険会社は得ているのではないだろうか?
もっとも鄭州は一地方なので、日本企業が絡む保険契約がカバーしていなかった、という可能性はある。
しかし今回の北京周辺の洪水は規模が遥かに大きいから、日本企業が絡む保険は当然かなりカバーしていると思う。
保険契約や保険統計のおかしな動きをもし日本企業が感知した場合、これを日本の本社にちゃんと報告するのだろうか?
とても興味深い。この点を指摘する記事をまだ見ないのが不思議だ。
*****
今回、日本のマスコミもちょっとおかしい。
これほどの被害が出れば、現地在住の日本人が巻き込まれた可能性は十分だんあるだろう。
外国で船が沈んだとか、列車が脱線したという事故があると、大体日本のマスコミは「日本人が巻き込まれた情報はまだありません」というような報道をする。
これはほぼルーティンだ。
今回そういう話を聞かないのだけど。
北京の日本大使館はどうしているのだろう?
このあたり、もう少しネットで情報をあさってみる。