私の知っている自由学園は
東京都東久留米市に存在する
緑の森に囲まれた学校でした
若い頃伯母の家に行く時に横を通るたび
こんな素敵な学校もあるんだなあと
眺めながら歩いたものでした
池袋にその前身、今は明日館として
国の重要文化財になっていることを
知ったのは数年前のこと
それ以来ずっと行ってみたいと思い
ようやく実現
2021年に創立100周年を迎えた建物は
何度も保存修理され
古いながらも、使いながら文化価値を
保存する「動態保存」のモデルとして
運営されています
フランク・ロイド・ライトとその弟子の
遠藤新の設計による建築
こんな時代にこんな教室で
お勉強してみたかった(笑)
受付を通ってまっすぐ奥の入り口から

モダンな照明も横から見ると

和風の行燈を思わせるデザイン

大教室

椅子のデザインも可愛くて・・
でも当初はここには照明がなかったそうです

見たかったホール

奥の壁際には暖炉があり

長い間漆喰の下に埋もれていた
生徒たちが描いた壁画

この照明も面白い

幾何学模様のガラスに満開の桜
今だけの景色

2階の食堂部分から子供の目線で見下ろすと
こんな感じかな?

道路を隔てた講堂は広くて
コンサートなどによく使われているそうです


2階部分から見ると舞台だけが見えて
音響もここが特等席らしいです

ドアのガラスが目のように見えました

1時間お話を伺いながら見て回るのも
楽しかったけれど
もしもまた行く機会が有れば
ホールでちょっと座ってのんびりした
時間を過ごしたい(笑)
コーヒーをいただいた今は喫茶室になってる
食堂も天井が高くて
素敵な空間でした

私たち本当にベストタイミングで
行ったみたいです
