今日は部分日食が午前中にありました。
朝起きると曇り空で天気予報も良くなかったので、今日は無理かなと思っていました。
それでパソコンをしていると外が明るいようなので、見てみると薄曇りの空から太陽が見えていましたので、さっそくカメラに200mmのレンズを取り付けて撮影しました。
望遠は600mmのミラーレンズがあるのですが、NDフィルターで減光する必要がありますので、以前から持っていた200mmにNDフィルターをND400とND8の二枚重ねで撮影しました。
10時ころにはすでに最大食分を過ぎていたようですが、こんな感じです。うすぐもりでしたので少しもやっています。
11時にはすでに終わりかけていてこんなかんじです。
12時半にはすっかり終わりまして、普通の太陽でした。
拡大してみたのですが、黒点は写っていないようです。
10年ほど前から太陽黒点の減少が言われていまして、極大になっても黒点が少ない状態が続いているようです。
今は黒点が全くない状態が多いようです。
1978年の5月にまだ学生だった頃に写した太陽黒点の写真がありましたのでのせてみます。
1000mmの望遠鏡に2倍のテレプラスというのをつけてフィルムいっぱいに写したものです。
このころは、ミニコピーという書籍などをマイクロフィルムにコピーするためのフィルムを使って太陽をとっていました。
太陽黒点も大きなものが写っています。
今は太陽活動が低調なためミニ氷河期が来ているという話がありますが、黒点が少ないというのもそれなのかなと思います。