保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

VWビートル改造車

2009年04月18日 | クルマ販売と板金修理の実録



管理ユーザーのK様から当店以外のヤフーオークション出品車両の購入に
オートローンの利用ができないかご相談がありました。

あまりにも特殊なクルマですので
ほかを探してお売りすることは100㌫不可能ですし
かと言って商売でやる以上
たとえ僅かでも利益を上乗せしたいのですがそうもいきませんので
通常よりも高い金利を適用させていただいてお請けしました。

こうすると当店には
適用金利の一部キックアップが取扱手数料として入ってくるからです。
もちろん当店で仕入れて右左でお売りする形にしなければなりません。



お買いになったクルマはS45年製造のVWビートルベースの改造車です。

当時4種類あったVWのうちタイプ の愛称が“ビートル(かぶとむし)”と呼ばれ
もちろん1番人気があったわけで
タイプ2がワーゲンバス
タイプ3がノッチバックとファーストバック2種類があったセダン
タイプ4はなんとなくサーブっぽいファーストバックセダン
と記憶していますが
あまりにも古い話ですから間違っているかもしれません。

何を隠そう私もファン
たぶん7、8台はビートルを中心に乗ったことがあり
語りだしたら止まらないと思いますのでまたの機会にしますが
ボディはそのままに豊富なアフターパーツで自分好みに飾り立てたもので
カルルック(カリフォルニアルック)などが人気の定番でした。

でもボディをカポッと取っ払って
シャシー、サス、エンジンはそのままに
全然別の形のボディを載せた改造は
バギータイプはでも実際にも目にしたことはありますが
それ以外をこうして目の辺りにするのは初めてです。

ところが残念ながら
昔のようにワクワクドキドキすることもなく
「ちょっと一周り乗せてください」と言う気もなく
あれだけ乗り回したビートルの感触をフッと思い出しただけで
びっくりするほど静かな気持で眺められたのです。

ちょうど若い頃10年以上も一緒に暮らし、その後別れた彼女に
お互いに枯れつつあるこの歳になってバッタリ会った時のような
そんな感じと言えばよいのでしょうか。

それほど心行くまで楽しんでしまったので

はすでに私の中では“過去の遺物”なのかもしれません。



















コメント
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