ヤフオクでとんでもないバモスを落札してしまったK様、
一旦は諦めかけたのですが
なんと相手が復送料分減額で返品、返金に応じたのです!
常識的にはあり得ない状態で車検が通っていることと
19万キロを超える距離を「走行不明5万キロ」で出品していたことが
最大の問題点でしたが
決定的な法律違反の議論に持っていくことは難しいと思われました。
「もう見るのもイヤダ」とおっしゃるから
当店で“抹消扱い”の3万円で買い取る方向に
しぶしぶ納得なさってお帰りになった後
お一人で相手の恐喝めいた話し方に耐えながら頑張ったそうで
今回の件で費やした総額53万円が
わずか1週間で3万円になってしまうのですから
ご本人は必死だったのでしょう。
それにしても
これほどのヒドイ車を平気でお売りになる方が
なぜ常識的な話し合いに応じたのかが
全く判りません。
エンジンなど
何年か前にこの地方が水没した際
その被害にあっているのではないか、と疑える汚れ方です。
もしかしたら
通るはずもない状態で車検が通っている説明を求めて
こちらの陸運支局に出向いたことが
相手に影響を与えた可能性があります。
電話による話し合いの際に
その点をずいぶん気にしていたようですので…。
もしそうだとすれば
噂の“ペーパー車検”に関係している仲間がいて
バレてそちらに迷惑がかかることを恐れて嫌々承諾したのかもしれません。
なにはともあれ、K様の口座に入金が確認されたようですが
奥様は“報復”にビクビクなさる日々を過ごされているお話を聞くにつけ
元はと言えば農村育ちで人の良いK様が
信じてはイケナイ人を信じてしまったことが原因なわけで
ヤフーオークションで中古車を購入する際はできるだけ現車確認
それができなければそれに替わる多くの画像による判断
さらにその上で「人物も買う」つもりで
過去の評価や文章から
出品者の“人となり”をも判断なさらなければなりません。
ただし
出品する側にとっては
現車確認でさえ場合によっては“言い逃れ”
つまりは所詮は素人さんが見ても限度があることを前提に
「現車確認したのだから」と
逆手に取った口実になる危険性も孕んでいるわけで
やはり「出品者も同時に買う」お気持が不可欠です。
この車も再度
ヤフオクに出品されてどなたかが落札なさるのでしょうが
これほどの極悪程度の車両を
低価格でスタートして知合いとツルンデ
またはIDを複数所有して
価格を吊り上げる操作の形跡さえ見て取れるばかりでなく
都合が悪くなると恐喝マガイの脅しをかけてくる
車以上に程度の悪い出品者を
排斥する手だてをどなたか知りませんでしょうか。
この「完結編」に今後
「続編」が生まれないことを心から願っています。