先月のランクル60に続いてまたちょっと悩む
H8年サファリバン5MTを地元ワンオーナーY様から買取りました
悩みの元は25万㌔という走行距離で
いくらシッカリとメンテナンスはされていると言っても
果たして“日本人”に受け入れてもらえるのでしょうか。
かつて外装がボコボコで腐食穴だらけの22万㌔の同車種を
ノントラブルで1年ほど乗っていたのですが
外国人に頼まれてかなり良い価格で売ったことがあり
だからと言うわけではないのですがそれ以来
NAの大排気量ディーゼル、5速マニュアルが
好きなクルマの1つに加わったのでした。
手放してしばらくしてまた乗りたくなったので
わざわざ標準ルーフを仕入れて1年ほど乗っていたのですが
これもお客様が欲しいとおっしゃるので売ってしまいました。
こうして味をしめたから一昨年の前半あたりまでは
定番的に当店に並ぶクルマになっていましたが
さすがに思うような程度のものの仕入れが困難になってきて
ここ1年以上はご無沙汰していたのでした。
H8年車であってもこのバンは
よく言えば“質実剛健”で、悪く言えば“プアな装備”と言わざるを得ず
エアコン、パワステが付いていて5速ですので
三菱JEEPよりは遥かに良いのですが
それでもパワーウィンドウくらいはせめて欲しいので
自分で乗るときは“後付け”を装着していたものです。
それもすでに廃番で入手不能となってしまいました
5速も実際の日常使用では1速ローで発進する必要はなく
2速のセカンドでもほとんど半クラすることなく
直列6気筒4200ccディーゼルが発生する大トルクは
いとも簡単に2,1トンのボディを流れに載せてくれましたので
むしろさらにもう1速、オーバードライブが欲しいくらいでした。
当時はH2年車までが多く、同じ年式で比べても
ランクル60に比べて黒煙が結構多かったのですが
どこがどう変わったのか分かりませんが
このサファリの排煙は綺麗なモノです
やはり型式の排ガス対策「KCー」は伊達ではなく
「U-」よりずっと技術的に進んだ対策が施されていることが分かります。
前回のランクル(HJ61V)はあまりにヒドイ排煙でしたので
泣く泣く業者オークションに出品して
商売上は小売りとあまり変わらない価格で売却できましたが
今回のサファリは仕上げに1週間かけて
とりあえずヤフオクに出品してみようと思います。
外国ではなんら問題にならない、乗っても絶好調の”25万㌔国産車”に でご覧になる日本のお客様が
どのような反応を示されるのか全く予想ができません…。