軽と同じくらいの車両本体価格のトヨタの小型貨物が
ショールームでの一発回答の値引きが27万円
その後ねばったら32万円()まで引いてくれた、と
サファリを買取ったY様が話してくださいました。
そんなバカな!別チャンネルの同型車種の値引き枠を
しょっちゅう顔を出す特販課のIさんに訊いた時は
「業者仕切りで23万円引き」と言っていたのに…
高額な付属品を添付する時などこちらの値引きを加算したり
登録諸費用を高めに言って穴埋めをしたり
どこかにカラクリがないかどうか
念のためY様宛の見積書を見せてもらいましたが
付属品は15,000円程度、車庫証明はご本人申請で、その上店頭納車
下取り予定車も当店で買取ってしまいましたので
純粋な値引きと判断するしかありません。
長野のような“地方”では
「首都圏対策」なる余分な万円ほどの値引き枠もないはずですが
もしかしたら補助金や減税を“運用”すると
私の知らない値引き枠が生まれる方法でもあるのでしょうか。
それとも、販売チャンネルによる方針の違いはショウガナイにしても
たかだか150万円の、軽自動車ほどの価格から20㌫も落とさないと
今月は新車が売れないのでしょうか。
確かに当店でも上旬は活発な雰囲気があったのですがそれ以降
なんとなく静かな月になっているのは
選挙、ワールドカップ、そして夏冬のオリンピックの間は
こうしてお客様の動きがなくなるいつもの傾向が
今回もまた繰り返されているのかもしれません。
それにしても再三に渡ってここで指摘している
ディーラーを含めた製造メーカーの隠ぺい体質が米国で問題視されていますが
トヨタ本社内はどこまで情報提供するのか、今や品質管理部などは
蜂の巣を突いたような大騒ぎになっていることでしょう。
“1人勝ち”を叩くには絶好の機会で
まあそれにしても、刑事事件を臭わせながら最後には
お金よる政治的解決に落ち着くことでしょう。
「お客様第一主義」のお題目はともかくとして
現実には“社外秘の不具合”によるかなりの負担を
お客様や中古車販売店に負わせていることは
少なくても日本国内では事実なのですが。