雨降りを含めた先週の春めいた天気から一変、大松山の山頂
標高1600mでの気温は氷点下2℃、さらに雪混じりの
6~7mの強風が吹き荒れていましたので、体感気温は真冬並みの中で
SG(スーパー大回転)のコース係を仰せつかりました。
1週間に渡ってクロカンを含めた4種目が行われ
いわゆるアルペン競技にのみお手伝いを頼まれたものです。
標高差300ḿ、長さ1200m、最大斜度26度、そのほとんどがガリガリの
硬いチャンピオンコースでの男子大学生の速いタイムは50秒台です。
参加人数が女性100名、男性230名、合計330名の大人数の大会でしたが
ガリガリコースのためほとんどデラ掛けは必要なかったとはいえ
中には数人、ボーゲンで約2分かかる選手もいたためではないですが
予定時間は遅れに遅れて終了したのは午後2時前後・・・。
昼食も取れずに5時間近く、山頂のスタート地点で
寒さに耐えてほとんど待機しっ放し、さらにコース内の緩斜面をデラ掛け中
次の競技者の接近を気にして振り返った瞬間に彫られた雪面(氷面?)に
外エッジを引っ掻けて転倒し右肩を強打、大事に至らず
打撲で済んだから良かったものの、おてんま5回目にして初めて
この仕事の過酷さを実感することになりました。