1年くらい前からクルマ業界の知人に依頼してあった
「程度の良い格安4WD軽」の中古車情報がようやく
飛び込んで来たのは10日以上前のことでした。
今のミラに不満があるわけではないのですが、冬場の1日往復100㌔
氷点下10℃以下が当たり前の60日を超えるスキー場通いには
一抹の不安を抱えていたことは確かなのです。
これまでのように1万円で手に入れても、ランニングコストが
2年間で8万円必要なのであればもう少し当初の車両代を負担して
コスト削減+不安な気持ちの解消を目論んでいたのです。
軽の4WD、オートマ車の価格がかなり高いことは知ってはいましたが
その事情まではすでに知る由もありません。
H22年型、つまり8年落ちで58000㌔のライフの下取りが20万円台前半
店頭に並ぶと30後半~40前半(万円)になってしまうのですから
登録車に比べて割高な印象であることは確かです。
ただ中古車の価格相場は結局は消費者が作り上げていることに
なってしまうのでこれはなんとも致し方ないことでしょう。
そうした事情はともかく、このピンクゴールド(R536M)
パステルというグレード名のライフはすでに手元に来ています。
何年も前からほとんど標準装備になっているナビ+テレビや
キーを差し込まなくてもエンジンを掛けられるいわゆるスマートキー等が
自分の愛車に付くことは初めてのことで、すでに"浦島太郎"状態です。
もっとも、これらは確かに便利な装備ではあっても
ナビの必要性を以前から強く感じていたわけではありませんし
クルマの中でわざわざTVを観る願望もありません。
また荷物の多い冬のスキーシーンでも
キーレスエントリー+集中ドアロックがあれば充分でした。
聞き方によっては"負け惜しみ"と捉えられてしまうかも知れませんが
決してそんなことはなく、かつて中古車販売に関わっていた頃、これらのある意味
従属的な電気装備の高額な修理代に随分泣かされたことがあり
やはり機械は「Simple is best」と未だに思っているのです。
とは言え、ずいぶん現在っぽい装備になったことと、2台続いた地味で無難な
シルバー系から一目で気に入ったピンクゴールドになったことで
内心ワクワクする気持ちは隠しようもありません・・・
そして今までの愛車ミラは二女へ回し、彼女に乗せていたH11年ライフは
板金屋K君に譲り代車として余生を送ることになりました。