保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

ミラからライフ(JC2)へ乗り換え・・・③バンパーのその他の修理方法

2018年08月12日 | クルマに関するアレコレ

今回の修理方法は、バンパー修理のDo-it-yourselfレベルでは
素人が誰でも出来、かつ期待に近い仕上がりが得られる
ベストの方法かと思いますが、一応さらに簡単な方法と
より上の仕上がりを求める方法を参考に挙げておきます。

1.初級(もっといい加減で良い)

パテの代わりにコーキング材(シール材)のうち
塗装が出来る種類のものでもよいので、まずは穴埋めし
表面を手で成形した後でタッチアップペンを使って塗ります。

ただしタッチペンは本来、"塗る"というよりも
キズの上に塗料をチョンチョンと"置く"感じにします。

特に擦り傷はベタっと広く塗らずその傷の溝の中に細く置いていきます。

当初は塗料がぷくっと盛り上がっていますが
乾燥すると沈み込みます。

何回か重ねて塗料を置いて周りの塗装面より高くして
1000番、1500番ペーパーで平らに研ぎ、その後番手を上げて最後は
コンパウンドで磨くと良いともされますが
下地の処理がいい加減なので止めた方が良いです。

なお穴を埋めた個所など広く塗る必要がある時は
メタリックやパール色は経験的に筆を水平方向に動かすと
若干色の違いが分かり難くなります。

ただしメタリックはアルミ、パールは雲母の
鱗片状の粉が入っているので、塗った個所はそれらの向きで
反射が変わり一見してバレバレなのは止むを得ません。

一方、普通のソリッド色は上手く塗ると結構分からなくなります。

 

2.上級(上手くなれば工場並みの仕上がりに)

ハウツー動画を見ながらにしても、サフ研ぎ後の行程は
ほとんど工場並みになり、初めての方には
無理と思った方が良いので概略を触れるだけにします。

今回のキズ程度でもバンパー半分、そしてカラーベース
次にクリアの2段階の塗装を缶スプレー塗料で行います。

その前に塗料がしっかり付着するように塗装面より少し広い範囲に
1000番ペーパーでキズを付ける「足付け」という作業が必要で
塗料をはじく油分を除去する目的も併せ持ちます。

工場では各スプレーの前に必ずシリコンオフを使い油分を除去します。

1週間程度放置して乾燥させた後、ぼかし部分のザラツキと
ほとんど混入してしまうであろうほこりの粒を研ぎ落とし
さらにプロ以外がクリア塗装だけで艶を出すことはまず不可能なので
全体を1500番、
2000番、3000番ペーパーで順に研ぎ
最終的には
コンパウンドで磨いて仕上げます。

この上級レベルでは何と言っても難しいのが
艶を出しカラーベース塗膜を保護するクリア塗装です。

道具や設備が揃っていない環境下での上級Do-it-yourselfは
プロがやっても逆に難しいとされています。

コメント
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