保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

ミラからライフ(JC2)に乗り換え・・・②バンパーを Do-it-yourself で直す

2018年08月07日 | クルマに関するアレコレ

最初の状態を撮り忘れてしまいましたが、ちょうどこの画像のように
フロントバンパーの右下を縁石にでもぶつけたのでしょう
1㎝位の貫通穴を伴う直径3㎝程度の凹み+擦りキズがありました。

これを昔取った杵柄を発揮して
Do-it-yourselfレベルの"それなり"に直すことにしました。

フロントでもリアでも、錆の心配がないウレタンパンパ―の修理が
適当で良いことは過去の業歴から承知していて、特に覗き込まないと分からない
下部となるとマニュキュア式タッチペンの手塗でも良いのです。

ただし穴をそのままにして塗ったところで
見栄えはほとんど変わりませんのでとにかくこれは埋めましょう。

具体的には手塗ではなくサフェーサーも使った簡易吹き付けで済ませ
艶を出しかつ塗膜を保護するクリア塗装は省略します。

理由は艶を出すためにはタップリ目にクリアを塗らなければならず
そうすると垂らす可能性が高くなり、よしんば垂らした場合の
後処理が面倒なこと、さらには塗装しない面との境目に必要な"ぼかし"は
マスキングを含めて
数回経験していないとかなり難しい技術だからです。

どのみちバンパー下部なので、艶なし仕上げでも他人にグルっと外周を
見て回られたとしても
まず気付かれることはないはずです。

 

半田ゴテが使える場所でしたら穴の周囲に変形したウレタンが
くっ付いていますので、溶かしながら埋めることが出来ますが
我家の駐車場は自宅から50mも離れていて当然コンセントはなく使用不可。

どのみち穴を埋めても醜く残る凸凹はパテで滑らかな表面にしなければならず
穴埋め段階から手持ちのマフラー修理用パテを使いました。

「〇〇用パテ」などの名称で結構高い金額で小分けされたものが
オート用品店で売られていますが、どうせそれなりの修理なのですから
適当な在り合わせのパテで十分で、表面に塗装可能なものなら
目地などに使う600円位のコーキング(シール)剤でも代用できます。

硬化したら240番、400番、600番の順に
耐水ペーパー(各58円)で研いで整形します。

新聞紙でマスキング(いわゆる養生)をしっかりして
スプレー缶サフェーサーを吹き付けます。

よ~く缶を振ってから薄く何回も吹き付けるのがコツで
冬の気温の低い時は湯灌して内圧を高くすると
塗料の粒子が細かくなりタレ難くなります。

このサフは「液体パテ」と言ってもよく、厚塗りして
微細な傷や凹凸を消すことが出来ます。

充分乾燥させてから1000番のペーパーで
最終的な下地を完成させます。

塗装のためのマスキングをします。

注意点は、サフよりも広く塗料を飛ばすことで
グラデーションにして色の違いを目立たなくするため
塗装面を大きく取ることです。

反射が変わるプレスラインは色の違いが誤魔化せます。

タッチペン(756円)をシンナーで2~3倍に希釈し
100均ショップで購入したスプレーボトル(108円)で塗装します。

原液のままでは濃過ぎて霧状の微粒子になりません。

薄めることでかなりタレ易くなるので、サッと1回吹き付けたら
シンナー分が蒸発して艶が引けるのを待ちます。

1回毎に塗料がダマになって吹き出すのを防ぐため
吹出口をシンナーで吹きながら、かつ霧状になるよう
試し吹きをしながら最低3~4回繰り返して塗装します。

純正のタッチアップペイントは15㏄なので
この位の大きさの塗装が限界でしょう。

スプレー缶(多分2000円前後)の塗料を購入すれば
より簡単に塗装出来ます。

見た目なんとなく赤っぽくみえますが
これは写り具合によるものではなく実際の色の違いです。

プレスラインより下なので普通の目線では地面が
映っているように見えてほとんど分からず、これで充分かと思います。

ちなみにメタリックやパールの場合によくあることで、これを防ぐには
バンパー半分またはそっくり1本などかなり広い面積を塗装してぼかし
かつクリア塗装も必要になり、ほぼ工場並みの行程及び技術が求められます。

【掛かった費用】

耐水ペーパー3種 174円
サフェーサー缶 1080円
タッチペン     756円
スプレーボトル  108円
・・・・・・・・・・・・・・
合計  2118円

*パテ、マスキングテープ、シンナーは
手持ち在庫使用ですが、新たに購入すると
合計1000数百円は加算されます。

コメント
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