未だ戸隠スキー場正面の名物上級バーンはどこも積雪不足ということで
ピステンが入れないようで、またはっきりとした冬型の気圧配置なので
孫娘Hちゃんの練習のために少しでも南に位置して
晴れる可能性が高い菅平スキー場に行って来ました。
雪模様下でのスキーは先週でもう充分、しばらくはご遠慮願いたく
南北約220㌔もある長野県の天候は、気圧配置が冬型つまり西高東低で
北部が雪の場合、中部と南部は綺麗に晴れることが多く
菅平のある上田地方は中部に属するからです。
(裏太郎・白金シュワルツ。中上級:最大斜度26度)
案の定、曇りベースでしたが午前中は結構青空も見え、早朝まで
数センチ積もった新雪が絶好のコンディションをもたらしていました。
ただメインバーンでもあり検定でもよく使われる
裏太郎・シーハイル(最大斜度:22度)が未だ
「滑走不可」なのですから今年の雪の少なさは明確です。
とは言え、年末の志賀高原の混み具合から考えてある程度の混雑は
覚悟していたにも拘わらず、ほとんどリフトの待ち時間はなし・・・。
これまで、正月三が日は避けて来たのに、そもそも
世の中のスキー離れがここまで進んでしまっているのでしょうか。
それとも年末ぎりぎりの27日辺りまで、十分な積雪がなかったことにより
宿泊先を変更するお客さんが続出する事態にでも陥っていたのでしょうか。
何はともあれ、Jr2級程度の腕前になり整地斜面なら上級バーンを含めて
ほぼどこでも滑れるようになったHちゃんには、未整地向けの
ずらし&外足荷重の滑りとストックワーク、同時に整地での内傾を強めた
内足重視のカービングの練習をぼちぼちさせ始めました。
(裏太郎・ファミリー。中級:最大斜度18度)
これまでの2年間、16日の経験で"スキーに乗る"感覚はかなり体得したようで
本人は口に出しませんでしたが、初めて1回もコケなかったのでは・・・。
最後までハイテンションで機嫌が良かったのは、多分そのせいかも知れません。