前回の小2・4名を含む8人に比べて、かなり楽をさせて頂きました
東京の体験学習スクール60人のうち、30人がプライベートレッスンを希望し
担当したのは「Jr4級」受験の小3男児S君1名のみ。
資料による経験日数が「6日」となっていて
プルークボーゲンは最初の1本から出来る状態でした。
ただし階段登行は苦手でしたが
雪が少ない今季の志賀高原は、リフト乗場が
ほとんど上り坂になっているので否が応にも身に付きます。
「母親を含めてスキーをやる人はいない」「友達もいない」
さらに「このスクールは初めての参加」らしいのに、リフト券ホルダーに
残っていた昨シーズンのリフト券2枚が軽井沢と苗場ですから
多分、どちらかの講習は受けているのでしょう。
同じ資料の「自分の気持ちをうまく伝えられない」との注意書き通り
正確な話は本人の口から聞けませんでしたが
小学校低学年の子供たちは、今日初めて会ったジジイに対して
当初はほとんどこんな感じであることは経験的に分かっていました。
そしてその後の3日間の触れ合いを通じて
やはり単に「大人しくてどちらかというと無口」なだけで
むしろ「素直な性格」は特筆ものでした。
結果、Jr4級は楽勝に合格と相成り、別れ際に初めて見せた
はにかんだような笑顔が今でも記憶に残っています。