ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

アカデミー作品賞は成らず!

2006-03-07 00:13:11 | Weblog
会社でWOWOWを見れるので、ちらちら見ながら仕事してた。

脚本賞を「クラッシュ」がとったあたりから気分が滅入ってきてた。

あ~残念!
でも、「ブロークバックマウンテン」アンリー監督は監督賞受賞!重要な脚色賞と音楽賞の3部門。
脚色と監督を「ブロークバックマウンテン」、脚本と作品賞を「クラッシュ」と分けた。

妙な間取り?バランス感覚?まだまだ変な感覚があるんでしょうね。
「ミュンヘン」や「ブロークバックマウンテン」には賞を与え難いと考えた層が、仕方なく選んだのが「クラッシュ」かな?

「クラッシュ」も人種差別を描いた作品。同性愛差別はもう少し時間がかかる?
でもちょっとエグそうな作品よ?

しかし、俺としてはもっと元気が出る結果を期待してただけに残念無念。
先の大統領選挙にブッシュが再選したときくらいの残念気分。
なかなか手ごわい!壁を改めて感じるなあ~。

だけど、今回のノミネート大本命で旋風を巻き起こし3部門も取ったことは、着実に状況が変わっていく予感を十分に現しているのだと思う!!!2の矢、3の矢、次々行こう!!

でもね、今回のアカデミー賞見ててやっぱりアメリカはすごいなと思う。
あれだけの社会派作品を候補にずらっとそろえてくるわけじゃない?
ちゃんと自分の国の問題に目を向けていく姿。何か世界に情報を発信する姿。

それに引き換え、日本アカデミー賞の「ALWAYS 三丁目の夕日」素敵な映画だけど、なんだか昔よき時代を思い起こして夢うつつって感じでしょ?
もっと、骨太な社会派映画が日本でも候補に上がるくらいでいて欲しいなあ。

「ブロークバックマウンテン」作品賞を逃したのはホントに悔しいけど、3部門十分箔がついた、それにアカデミー以外は今年の映画賞を総ナメ。
これらを引っさげて3月18日から日本公開を大いに宣伝してもらいたい!

早く見て実際の内容を確認したいなあ。
コメント (4)
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