体験レッスンで手首を下げたり、回したりして使うように言われたのだけど(体験レッスン記事の②)、それまで本やYouTube等で見聞きしていた、「手首を下げないように」とか「手首で拍を取らないように」といった言葉が頭にあったので、どうにもモヤモヤして。。
そしたら、この本に書いてあるではないですか。
p.24より引用
これは、もっと上達していったときにカン違いの元になります。本来、手首は打鍵のために支えるという役割だけでなく、状況によっては手首をあえて運動させて(使って)音に表情をつけることも大切な役割です。表現を深める段階になったときに、”決して手首で拍を取ってはならない”という根強い考えがあると、それを取り去るのにはとても苦労します。
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独学期間が長かったということもあって、ピアノ関連の本は読んできた方だと思う。
この手のピアノの先生向けの本をいくつか読んで分かったのは、大人の学習者にも役立つということ。
先生がどのようなことに気を付けて教えているのかをうかがい知ることができるから。
ただ、モヤモヤは解消しつつも、あまり耳学問だけに偏るのも良くないなと思ったのが、今回の教訓。
本や動画はあくまで一般論だったり、一つの考え方だったりするので、個々人の習熟度や手の形や個性や曲調等々に応じて指導してくださる先生の意見、大事なのね。。
その上で、自分で考えることも。。