ピアノは木とフェルトと金属弦と鉄骨で出来ています
その中で最も変化しやすいのがフェルトです
弾く事によって擦れて磨耗してゆきます、更には自然に痩せる事もあるでしょう
特に鍵盤部のフェルトの変化はタッチに直接結びつきます
では鍵盤のフェルトを見てゆきましょう
一本だけ鍵盤を抜いてみました、木製で丸いのは鉛が入っているのです
通常は木に白いアクリルの薄いシート(白鍵)が張られています
この鍵盤のフェルト部は2箇所
(上写真)
一つが中央のバランスの支点になる所の穴の両サイドに赤いフェルトが張られています
これはよく磨り減りますね、よく使用される方なら10年なんてとても持たない
通常でも15,6年で張替えが必要になってきます
もう一つが鍵盤の手前の裏側の穴の両サイドに、これまた赤いフェルトが張られています
これも,上のフェルト同様の耐久年数でしょうか
ピアノは20年ぐらいは、べつだんケアに交換はあまり発生しませんが
だいたい通常の使用で20年前後になってくると
こういうフェルト類の交換の必要性が発生します
色んなケースでの参考にしてください
例えば、維持管理や中古購入などの、、、