ピアノ調律師(滋賀県、京都市)の独り言

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ヘッドフォーン

2009-08-18 02:04:36 | Weblog
先日、新しいヘッドフォーンを買った
円高で海外のものが安くなっていて
以前は11000円だったものが8900円になっていたので

AKG(エーケージー)アカゲと日本では呼ばれる
ポーランドのメーカーで
ヘッドフォーンなどで定評がある
外に音の漏れない密閉型の271などは名器といわれているけど
お高いので、買ったのは
その中でも安いAKGの121
というセミオープンのヘッドフォーン

外部に少々の音漏れはあるものの
スタジオでの歌入れには使える範囲だとぼくは思う
返ってセミオープン特有の定位の良さで
歌い易いと思う
実際にやってみて今まで使ったヘッドフォーンの中では
一番使い良いと思った

半分は鑑賞用に買ったので
値段にしては、その定位の良さ
音の良さは充分満足できるものでした
知り合いが使っていたので一度使った事があったのですが
その知り合いのものより、音量が大きく
オーディオテクニカのPro5とも音量では変わらない

Pro5は5000円で買ったけど
今回のものと比べると大人と子供の差で
AKGの121はクラシックのピアノ曲を聴いても
ピアノの音の粒とかが聞き取れて
演奏に入り込める
まぁPro5は比べても半額なので仕方ないけど
あまりにドンシャリ過ぎて・・・

最近の若い人はイヤフォン型をiPotなどで使われるが
あれにしてもシュアーとかで良いものが出てる
8千円とかするけど
やっぱり良い音で聞くと音楽に対する考えが変わる
「mpプレーヤーで1990円のイヤフォン」
音圧ばかりが高く、シャカシャカした高音に
ドンドン響くだけの低音という
いわゆるリミッティングの強いドンシャリが蔓延すると
音楽自体までが荒れてくるので
これからの若い人にこそ良いイヤフォーン、ヘッドフォーンを