10年以上調律のブランクがあったピアノ
他には特別問題は無く、ピアノも良い物だったけど
低音部の巻き線と云われる弦が12本以上「ボン線」と言われる
響きが劣化してしまっている状態にあった為
通常、低音の弦交換は交換して1年以上、音が狂い落ち着かない為
あまりやりたくないのですが、今回は思い切ってする事となりました
まず、中音の6本だけ、低音部を外さずに交換してしまい
その後、低音部を15,6本外して、まとめて交換してゆきました
低音部を全部外して一気にやってしまっても、おそらく問題ないのだろうけど
もしものバランスの変化による傷害が起こっては困るので慎重に3分割ぐらいで行いました
こんな感じです。この要領で完成しました
約半日交換に要しました。ついでにチューニングピンも磨きながら
全体に整音をしたら良いイメージが出てきましたが
何日かたった方がもっと馴染むとおもいます