half moon bay

酒と釣りの友 天国の mさんヘ

宇宙に秘められた謎

2010-02-11 14:25:54 | 推薦図書
写真 Google 画像検索 出典 www.gizmodo.jp/img/070907hawkspace.jpg
推薦図書

4月になったら新学期がスタートしますがご家族や友人に中学生のお子さんがいませんか?

「いらっしゃる! そーでしょうそーでしょう。」
そんな方々に入学、進学のお祝いにぴったりのプレゼントをご紹介いたします。

クリスマスプレゼントの時に紹介した本の続編です。

原題は ’George's Cosmic Treasure Hunt ’
邦題  「宇宙に秘められた謎 ②」

作者は英国の理論物理学者 スティーヴン・ホーキング博士と彼のお嬢さんであるルーシー・ホーキングさんです。

2009年7月 岩崎書店より発行 訳者 さくまゆみこさん

お馴染みジョージとアニーが今度はちびっこのコンピュータ・プログラムおたくのエメットの助けをかりて再びスーパーコンピュータ「コスモス」が開いた窓を通って宇宙の旅に出かけます。

火星から始まって、残された謎の記号を追って、土星の月タイタンや銀河系の外へと謎解きの探検はつぎつぎと続きついに・・・。

前回同様、荒唐無稽なストーリーの連続ですが、ホーキング博士をはじめとする6人の世界的科学頭脳が解説する「宇宙を知るためのガイド」に裏打ちされた科学アドベンチャーで、大人が読んでも充分楽しめます。僕の頭脳にとってはこれでも難しいレベルなり。

今度もちょっと中を覗いてみましょう。

「わたしたちの銀河系には数十億個の惑星があり、わたしたちの銀河系のほかにも数十億個の銀河系が存在しています。ですから多くの人は、宇宙には生命体がたくさん存在しているだろうと考えています。・・・・略・・・・わたしたちの太陽系は、まだ中年にもなっていないのです。太陽が膨張して、中にある惑星を次々に飲み込み、地球に残っていた生命を蒸発させてしまうまでには、まだあと60億年もあるのですから。・・・・」

ま~お互い生きている内は地球もまだ大丈夫のようです。


宇宙に秘められた謎 (ホーキング博士のスペース・アドベンチャー 2)
ルーシー&スティーヴン・ホーキング
岩崎書店

このアイテムの詳細を見る


 ご訪問いただきありがとうございます。お帰りの際に左コラムの投票ボタンをパコンとクリックして投票いただけましたらラッキーです。
コメント

secret key

2009-12-05 09:53:40 | 推薦図書
クリスマスが近づいてきました。10代の少年少女に何をプレゼントしようかと思案中ではありませんか?贈るのにぴったりの本があります。

原題は ’George's Secret Key to the Universe ’

作者は英国の理論物理学者 スティーヴン・ホーキング博士と彼のお嬢さんであるルーシー・ホーキングさんです。

2008年2月 岩崎書店より発行 訳者 さくまゆみこさん

夜空には数限りない星が瞬いています。僕は少年時代、太陽がギラギラと輝いているのが不思議でじっと見つめる時期がありました。そーしていると何故かいつも大きなくしゃみがでました。しばらくすると近眼になったのはその時目を傷めたのかも知れません。その頃から宇宙には果てがあるのだろうか?もしあるとすればその先はどうなっているのだろうか?そんなことを不思議に思っているうちに学校の勉強について行けなくなりました。これまでにその疑問に納得できる答えは得ていません。誰にもまだ分からないからでしょう。

「宇宙への秘密の鍵」は子供向けに書かれたスペースアドベンチャー小説です。大きな活字で300頁。たくさんの太陽系の星の写真もあって大人が読んでも結構楽しめます。僕の頭脳にとってはこの位の内容が丁度よい位ですね。

主人公のジョージはコンピュータが欲しくても買ってもらえない小学生の男の子です。ある日飼っている豚のフレディーを探しに空家だった隣の家に行ってみると誰か引っ越してきていました。同じとしごろのアニー(女の子=ルーシー)と彼女のお父さんであるエリック(=スティーヴン)です。アニーに誘われるままジョージはエリックが作りだした世界最高能力のコンピュータ「コスモス」が開く窓を通って宇宙探検の冒険に飛び出していきます。

もちろん小説ですから奇想天外なストーリーですがアインシュタインの後、今世紀最大の頭脳と云われるホーキング博士の書いたものですから科学的な理論に基づいた宇宙全体の謎を解明する手引き書となっています。

百聞は一見にしかず。ちょと中身を覗いてみましょう。

「それで、星はずっと永遠にかがやき続けるのですか?」

ジョージがたずねると、エリックが答えて言った。

「永遠に続くものなんて、何一つないよ。もし星たちが永遠にかがやき続けるとしたら、わたしたちは生まれてこなかった。星は自分のおなかの中で、小さな粒子を大きなものへと変えていく。核融合反応というのは、小さな粒子を融合させて、大きな原子を作ることなんだからね。融合の時に放出されるエネルギーによって、星はかがやいているんだ。きみやわたしを作っているのは、地球ができるずっと前にあったいくつもの星のなかで作られた元素なんだよ。ずっと昔に爆発した星が、自分の中で作った大きな原子を宇宙に吐き出してくれたおかげで、ぼくたちは生まれたんだ。だから、わたしたちはみんな星の子だと言ってもいい。今きみが見ている窓の向こうの星にも、この先、同じことが起こる。星は、融合させる小さな粒子がなくなって寿命を終えると、最後に爆発する。その爆発によって、星がおなかの中で作ってきた大きな原子はすべて宇宙の中に放りだされるんだ。」


宇宙への秘密の鍵
スティーヴン ホーキング,ルーシー ホーキング
岩崎書店

このアイテムの詳細を見る
コメント

the max strategy

2009-11-10 06:37:37 | 推薦図書
最近読んだ本の題です。邦題は「仕事は楽しいかね?」

著者 デイル・ドーテン Dale Dauten
訳者 野津智子
発行所 きこ書房
ページ数 181頁

季節はずれの吹雪のせいで空港が閉鎖されたためシカゴのオヘア空港のロビーで一晩を過ごすはめになった35歳のサラリーマンがひょんなことから一人の老人から話しかけられます。最初はヤナ老人だと思っていた彼でしたが次第に老人の話しに引き込まれて行きます。翌日、機内の人となったサラリーマンはもう昨日までの彼とは別人に変わっていました。

小さな本で大きな活字のため数時間で読めますので一読をおすすめします。
忙しくて本など読んでいられない方は下の抜粋だけでも目を通してください。
2、3分あれば充分です。ご丁寧にもこの本ではときどき特大活字で老人の言葉が表記してあり、下の文章はそれをそのまま写したものです。

最初に老人は彼にこー話しかけて物語はスタートします。


仕事は楽しいかね?

人生とは、くだらないことが一つまた一つと続いていくのではない。一つのくだらないことが<何度も>繰り返されていくのだよ。

試してみることに失敗はない

明日は今日と違う自分になる、だよ。

今日の目標は明日のマンネリ。

これは僕の大好きな言葉の一つなんだ。「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」というのがね。

きみは、最初に陸にあがった魚は長期にわたる目標を持っていたと思うかね?

問題は、才能のあるなしでもなければ、勤勉かどうかってことでもない。コイン投げの達人じゃないってことなんだ。

必要は発明の母かもしれない。だけど、偶然は発明の父なんだ。

目標に関するきみの問題は、世の中は、きみの目標が達成されるまで、じーっと待っていたりしないということだよ。

何を試してきたのかね。

成功するというのはね、右に倣えをしないっていうことなんだ。

きみたちの事業は、試してみた結果失敗に終わったんじゃない。試すこと自体が欠落してたんだ。

彼らはね、他人を凌駕する人材になろうとしているけど、それを他人と同じような人間になることで達成しようとしているんだ。

成功の宝くじでは、勝つチャンスは何百と手に入るし、そのほとんどは大損するようなものじゃないってことを。(ぜひ知っておいてほしい)

”適切の時”とか、”完璧な機会”なんてものはないということを。

これは<この場で><ただちに>始めるということだ。

人は、変化は大嫌いだが、試してみることは大好きなんだ。

あの実験で学ぶべきことはね、「あらゆるものを変えて、さらにもう一度変える」ことなんだよ。

それはね、「あるべき状態より、良くあること」なんだ。

問題は、平均より上の人があまり多くて、みんな普通になってしまっているってこと。-平均以上は平均ってことだね。

もし宇宙が信じられないような素晴らしいアイデアをくれるとして、きみはそれにふさわしいかね?

僕たちはね、失敗するのを怖がりすぎて、それが宇宙からの贈り物だってことに気づこうとしないんだ。

だれだって、後からだったら、何だって言える。革新というのは簡単そうに見えるものなんだ、後から見ればね。

肝に銘じておいてくれ。売れ残ったテント用の帆布を使って何をすべきか考え続けてこそ、リーバイスのジーンズを思いつくことが出来るんだってことを。

覚えておいてくれ。「試すことは簡単だが、変えるのは難しい」ということを。

解決策というのは、後から振り返ってみれば、簡単に見つけられそうに思えるものだってことを。

新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ。

多くの人はアイデアは持っていないでも、考えは持っているんだよ。

きみが”試すこと”に喜びを見出してくれるといいな。


以上です。われわれのよく知っているコカ・コーラやリーバイス・ジーンズなどの革新的な商品がどのようにして生まれてきたのか?何が彼らをしてそうさせたのか?人生においてハットするような意外なヒントが盛り沢山です。

仕事は楽しいかね?

コメント

kikuchi nobara

2009-09-26 20:41:25 | 推薦図書
僕の親しき知人 きくちのばらさんがテレビ出演いたします。
題して「女ともだちと手作り旅」

果たしてどんな旅を見せてくれるのでしょうか。
楽しみです。是非見てください。

チャンネル 3 NHK教育テレビ おしゃれ工房
日時 : 9月28日(月)11:30~ 再放送21:30 
    9月29日(火)11:30~ 再放送21:30

28日放送分は会津若松で絵ろうそくを作っている方とのお話や絵付け体験。
29日は奥会津の三島町に編み組細工の里を訪ねるそうです。

きくちのばら―お伽話の動物たち (ART BOX GALLERYシリーズ)

コメント

wildlife

2009-09-14 05:57:33 | 推薦図書
お薦めの白黒写真集 A Shadow Falls

写真家の名前は Nick Brandt 。東アフリカの消滅しつつあるワイルドライフに焦点を絞って撮り続けているそうです。

英国 telegraph紙では写真集掲載の全58枚の写真の中から17枚のみ無料で観ることができます。

クリックしてみてください。出ましたね。画面の右の三角矢印▲をクリックすると次の写真に移動できます。

これだけ野生動物のど迫力と魅力に満ちた映像は必見です。

Fhoto by Nick Brandt "elephant moving through grass, Amboseli 2008"

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=pierrenicole-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=081095415X&amp;fc1=000000&amp;IS2=1<1=_blank&amp;m=amazon&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

コメント

caesar

2009-09-01 21:20:01 | 推薦図書
「この夏、あなたの推薦図書は?」 塩野七生著「ローマ人の物語」シリーズです。第一巻 ローマは一日にして成らず第三巻 勝者の混迷を読んで、今、第四巻の「ユリウス・カエサル ルビコン以前」を読んでいます。 本当は第二巻の「ハンニバル戦記」を早く読みたいのですが、わが町の図書館ではいつも誰かに先に借りられています。予約をしておけばいいんですね。即実行することにしましょう。 この巻に興味があるのは実際に、ローマ人に滅ぼされたカルタゴの遺跡を一度訪ねたことがあるからです。その時のことはいずれこのブログに書くつもりです。 塩野さんはすべて当時の原典である一級資料をもとに本を書いておられるようです。その苦労は想像を絶するものがあるでしょう。すごい日本人女性もいるものです。彼女の描く古代の男たちと比べるとここ数代の日本の総理大臣などはあまりにもひ弱で日本国の行く末が心配になります。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=pierrenicole-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4103096101&amp;fc1=000000&amp;IS2=1<1=_blank&amp;m=amazon&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
コメント

ランキング投票ボタン

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ