half moon bay

酒と釣りの友 天国の mさんヘ

男か女かの話

2019-04-20 15:35:17 | 推薦図書
図書館で借りた1冊の本。本の題名は「サイエンス・ミレニアム立花隆」

サイエンス・ミレニアム


ジャーナリストの立花氏と著名な科学者6名との対談集です。

日本で性転換手術を行っている医師原科孝雄氏との対談「性転換最前線を行く」の中に気になる内容を発見。

古い話で恐縮ですが2014年6月30日の投稿記事「お袋の好物金メバル」を思い出して下さい。

読んでいない方は是非ともこの際読んでね。

さてあの時、僕はブログの中で「昔、本で読んだことがあるのだけれど人間も母の胎内に宿った最初の性別はすべて女性で、その後男性ホルモン量が多くなった固体が

男性になるんだとか。男にも乳首が存在するのはもともと女性として生を受けた証拠なんだそうです。」と書き、僕の竹馬の友である神戸の産婦人科医より僕のブログには

珍しくも科学的、医学的なコメントが寄せられたのでありました。



今回はこの論争の続編です。以下、対談の一部を抜粋いたします。

抜粋 性の多様性 中略

立花 一般に生物学的な性は精子と卵子が結合した瞬間に決まり、染色体のXXが結合すれば女性、XYが結合すれば男性になるといわれていますね。

原科 ところが最近、XY型でもSRYという遺伝子の存在によって女になりうることがあるとわかってきたんです。また性は受精の段階ですべて決まるんじゃなくて、発生の段階で決まるファクターもある。発生の段階で性を決める重要な因子としてY染色体のTDF(testis determining factor)と呼ばれる精巣決定因子がある。この働きで胎児に精巣ができるかできないかが決まる。性は、受精しても七週までは非常に未分化なわけです。XXでもXYでも、どちらにでもなりうる時期があって、それを「性的両能期」といっています。しかし八週になると、男性になる場合、先程のTDFの働きで胎児の中に精巣ができて、睾丸が盛んに男性ホルモンを分泌し始める。これが胎児の全身をめぐり、それまでお母さんの体の女性ホルモンを受けていたのが、男性ホルモンのシャワーを浴びるのです。すると、骨格も脳も男性化していくわけですね。これが起こらないと女性になる訳です。生物学的性の決定にはいろいろなメカニズムがあって、その一つに少しでも欠陥があると、体は女性なのに脳は男性になってしまうとか、その反対とかが起こりうるわけです。 後略 抜粋終わり


と云うことは受精後、七週までは男か女かはまだ決まっていないと云うことなのか知らん?



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