half moon bay

酒と釣りの友 天国の mさんヘ

「もや」で思い出した40年前の恐怖

2020-05-06 14:50:00 | 
出港前より海上は「もや」に覆われ客船や貨物船の航路上にある釣り場は周りがまるで見えないため

危険回避のため波止場を出てすぐ横の堤防横で釣ることと相成った。

なにが怖いと云って海の上では「もや」ほど怖いものはないだろう。以前、千歳丸のH船長と出港した時にも

もやで何も見えない恐怖を味わったことがあるが、40年以上前にはもっと怖い経験をしたことがあるのだ。

当時霧で有名なサンフランシスコで働いていたときのことだ。

オフィスのあるダウンタウンから自宅のあるSan Bruno への帰り道、突如として霧の中に突っ込みあれよあれよと云う間に

視界が20メートル、10メートル、5メートルと悪くなり高速走行中フロントガラスの1メートル先も見えなくなってしまった。

恐怖で体が凍りついた。前は全く見えない。急ブレーキを踏んだら後続車に追突されるかも知れない。しかも夜間のため周りは真っ暗であった。

前が見えない以上、止まるしかない。クラクションをいっぱいに鳴らして徐々に減速しゆっくりと止まった。生きた心地がしなかった。

幸運にも暫くして霧が晴れた。一陣の風に助けられたわけである。

サンフランシスコ近郊ではよく霧による追突事故が発生する。僕の米国駐在中、州都のサクラメントの高速道路で

100台を超える玉突き追突事故があり大勢の死者が出たことがあるが、僕もあの時、風に助けられていなかったら死んでいたかも知れない。

前置きが長くなった。

昨日はご存じ祐ちゃんのお孫さんが初参戦した。もうすぐ二十歳になる若者である。

船釣りは初めてとのことだがさすが海の男の孫だけあってなかなか筋がいいようだ。





もやも知らない内に晴れ上がりこの通り青空が顔を出した。





昨日の釣果。メバル35、カサゴ45 ほか諸々 計123尾 (4人合計)

姉と妹にクール便で送り、ご近所2軒にはおすそ分け。

カサゴとギザミのお刺身をあてに飲む酒とサッポロ黒ラベルの旨いこと、うまいこと。 

今晩はメバルの煮つけ。残った汁で炊く豆腐と白ネギがまた、うまかったんだな、これが。  





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