half moon bay

酒と釣りの友 天国の mさんヘ

梅一輪

2010-02-13 16:40:00 | 日記
わが家の庭の梅もようやく咲き始めた。

上棟札によると家が建てられたのが明治43年(1910)なので若くみても最低100年は経っている。お袋が昭和18年に嫁に来た時にはすでに今にも枯れそうな老木であったそうなのでもっと年をとっているかもしれない。



下の写真を見ても分かるように木の下の方の幹は朽ち果てて片側の皮だけしかないが、いまだに花が咲き、実を結び毎年お袋が梅酒と梅干をつけている。一昨年は害虫被害で全て実が落ちたが昨年は大収穫で本年も期待が持てそうだ。



今は亡き親父の小唄の十八番は「梅一輪」。僕も練習したが親父には遠く及ばない。今時、小唄を習う人がいるのだろうかと思うが日本の伝統文化は大切にしたいものだ。ギターを久々にいじりはじめたんだから、小唄もまたはじめてみることにするか。



「梅一輪」

 本調子

梅一輪 一輪ずつに鶯の
うたい初めそろ
春の景色も ととのうままに
実は会いたくなったのさ


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