トラを抱く母
愛犬タイニーが死んでからしばらく経って我が家では猫を飼い始めた。
最初は兄貴が東京から連れ帰ってお袋に預けたと思う。
その後、京都から今度は妹が妊娠を契機にまた実家行き。
一時期は4匹もの猫が居たと云っていた。お袋としては飼いたくもない物を押し付けられて大迷惑であったであろう。
ある時買物に出かけようとしたら4匹が玄関まで出てきて声をそろえて「 ニャー ニャー 出かけないでくれニャー」
の大合唱でその時は参ったと述懐していた。
今から5年位前、僕が車を停めている駐車場で生まれたばかりと思われる子猫が何者か(多分犬)
に噛まれて大怪我をしており家に連れかえって看病したことがある。
その時お袋は「もしこの子が助かったら面倒をみてやろうね。」と云ったのには驚いた。
自ら飼う意思を初めて表明したからだ。
ミルクや水を飲ませて必死で看病したがとうとう駄目だった。
裏庭のビワの木の下に今も眠っている。
母は果たして猫が嫌いだったのだろうか?好きだったのだろうか?
ご訪問いただきありがとうございます。ブログランキングに参加中です。もしよろしければお帰りの際にパコンと投票ボタンをクリックしてご投票をお願いいたします。
![人気ブログランキングへ](http://image.with2.net/img/banner/banner_22.gif)
![ブログランキング<br>
<br>
<br>
<br>
</div>
</div>
<!-- /entry-body -->
<!-- entry-bottom -->
<div class=](https://b.blogmura.com/88_31.gif)