ぴろたまごの雑記帳

小さな庭の見える窓辺でつらつら書いてます
草花の写真もアップしていきます

我が家の料理人

2021-06-04 21:04:08 | 日記

定年を迎え、3月から夕食を担当してくれている我が亭主。
どうせ3日坊主で投げ出すかと思っていたけど、
なんと、3ヶ月たっても平日は毎日続けてくれている。




午前中にパソコン見ながらメニューを決めて、昼前に買い物し、
午後から仕込んで、私が仕事から帰る5時半には仕上がっている。
あとはご飯をよそって、食卓に並べるくらい。めちゃくちゃ楽だ(^o^)
主菜の他にサラダやつけ合わせもついていて、
インスタント率ゼロなのもすごい。

その代わり、土日は「何作ってくれる?」と聞かれるので、
久しぶりに天ぷらをしたり、今や懐かしの定番メニューを作っている。
以前と変わったのは「人から作ってもらうのは楽だし、美味い」と、
まるで主婦みたいに喜んで褒めてくれることだ。

結婚以来、いくら共働きでも、毎日ご飯を作るのは私だった。
5時過ぎに退社し、買い物して帰ると6時前。
テレビの前でゴロンと横になるダンナを尻目に、
とにかく急いで食べられるものしか作ってこなかった。
料理は楽しんで作るものではなく、もはや苦痛な義務的作業。
子供や孫たちが集まる時には、俄然やる気になるんだけど・・

ダンナは学生時代に喫茶店のバイトでフライパンを覚え、
卒業後しばらく、郊外レストランで洋食の調理リーダーをしていた。
そこへ短大生の私がウエイトレスのバイトに行ったのが出会い。
関西弁ぽい話し方で、なんか面白い人だな〜とは思っていたけど、
まさかその人と結婚することになるとは、夢にも思わなかった。
当時は、松山がどこか、愛媛と愛知の区別もつかなかったから。

翌年の春に交際を始め、夏の終わりに親に呼び戻されて帰って行った。
遠距離で仲々会えなかったから、お互い美化して思いがつのり、
ゴールインしたけど、近くにいたら途中で別れていたかもね。
あれからえんえん40年!
人に作らせて、褒めずに文句しか言わないダンナに腹が立っていたけど、
こんな日が来るなんて、やっと報われた気分です。




今日はお腹の調子が悪かったので、油ものは嫌だなぁと思っていたら、
茄子と豚ひき肉の煮物、インゲンの胡麻和え、おから、茗荷の甘酢漬け
胃に優しいメニューばかりで感謝感激、雨あられ!

コメント (2)
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