ぴろたまごの雑記帳

小さな庭の見える窓辺でつらつら書いてます
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夫と息子の板挟み

2021-09-10 23:52:29 | 日記


いろいろあって、明け方近くまで寝つけなかったのは、つい先日のことだ。

主治医から診断書を貰い、会社にも月末まで自宅療養を延長してもらった息子。
「実家で療養してもいいと許しが出たから、今度帰るね」
と言われて、つい話を合わせ、
ちゃんと父親の気持ちを伝えてなかったのがいけなかった。

ダンナは「お前が帰って来るなと言わないからだ」
と怒るけど納得できないし、
こんな時に帰りたくなるのは当然なのに、それを断るなんてとてもできない。

「どうせ来年から帰ってくるのに、なんで今、帰る必要があるんだ」
「飛行機に乗って、ウィルス持ち帰ったらどうするんだ」

今だからこそ、里帰りが一番の気分転換になるんじゃないの?
「もう十分抗体を持っているので、ワクチンも元気になってから打てばいい」
と主治医に言われたそうだし、私たちも2回接種済みだから神経質にならなくても。
きっと昼間の一人の時間を邪魔されたり、余計な気を遣いたくないに違いない。
いつまでもグズグズ言うのは甘えてるからだ、と言い放つ。

退院する前は「うちに帰って養生したらどうだ?」と言っていたのに、
今では「何しに帰ってくるんだ!」って、全く意味が分からない。
学生時代から何度もだまされたと、また昔のことを蒸し返して不機嫌になる夫。





そんなこと言い合ってる間に、「日曜日の何時の便で帰る」とLINEが入った。

  あーーー最悪な展開!!!😨   

これでは、帰って来ても気まずいだけだ。
とても上手く説明できる自信はなかったけど、電話で「実は…」と打ち明けた。
支離滅裂で、全然うまく説明できず、めちゃめちゃ息子を傷つけてしまった。
ダンナの冷血漢な石頭に腹が立つし、もっと早く説明できなかった自分にも腹が立つ。

頭に来て「もうチケット買ってしまったってよ。どうするの!」と詰め寄ると、
渋々「その間、仕事休んでお前があいつの世話するんなら、迎えに行ってやる」

でも、時すでに遅し。

息子の気持ちは固まり、今回は帰らないと言って譲らない。
どこかで親父の地雷を踏んで何か怒っているのは気づいていたけど、
帰ることまで拒絶されたのはショックだったって。

でも、確かに空港まで電車で長時間かかるし、それから飛行機に乗って、
自分がキャリアになって実家へウィルスを持ち込むこともあり得るから、
もっと元気になって、コロナが収まってから帰るって。
板挟みになった私を気遣って、もう平気だからと最後はなだめるような文面だった。





あれ以来、3人が3人それぞれの立場で思い通りにならないため息をついている。 

「実家で暮らすということは、こんなことの繰り返しだよ」
「わかってる」とは言っていたけど、板挟みの日々がまた始まりそうで気が重い。

息子の心境を考えたら、とてもじゃないけど、返事も打てない今日この頃。。
なんでこうなるかな~? 
せっかくうまく行っていたのに、コロナのせいで人生が変わっていく。



コメント (4)
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