PPK

ぶるちゃんがいなくなって今日でちょうど４ヶ月が経ちます。
静かで時間たっぷりの生活に慣れたような
ますます淋しくなったような、そんな毎日ですが
季節はもう春。



そうは言っても、ぶるちゃんがいなくなってから
晴れの日が減った気がします。
雨ばかりだったり、風がビュウビュウ吹いたり、気温が低かったり。
あの次の日も、冬晴れのいいお天気だったのに
午後から急にヒョウが降りだして、とんでもない天気になったしね。

あの頃はいつも「ピンピンコロリ」でお願いしますよ。
なんて言ってたけど、まさか本当にそうなるとは・・・。

調子が悪くなってから２７時間。
病院から帰ってきて、わずか４時間でいなくなっちゃうなんて。

もっと早く病院に行っていればとか
元気だからとあんなに連れまわさなければよかったとか
年寄りだからもっといたわってあげればよかったとか
あの晩もっと優しくしてあげてればとか・・・
そんなことを何度も思って

だけど周りのみんなは
ブルースは隊長やりりちゃんたちといられてよかったんだよ
どこまでも一緒について行きたかったんだよって言ってくれて
本当にその通りなのだけど。

「具合が悪くなったら、なんでも好きなもの食べさせてあげるよ。
ラーメンだってピザだって、唐揚げだって、なんでもあげるね。」
そう言っていたのに、実際調子が悪くなったぶるちゃんは
すでにお水すら内臓が受け付けない状態でした。

あの日ブルースが一命を取り留めたとしても
結局は１年か１年半でそういう日がやってくることは
年齢からもあきらかで
そんな年寄りのブルースが具合の悪くなる当日まで
朝も夕方も街を走り抜け
ごはんをパクパク食べ
倒れる直前まで看板犬として接客をして
飼い主になんの苦労もかけないで
あんな立派なピンコロの最後は、マネをしようったて
マネできるもんじゃありません。

なんかすごいよなぁ～　ブルースって・・・。

いなくなってあらためて
ぶるちゃんがどんなにいいピットブルだったか
思い知らされています。

この先、あんなにメチャクチャでトンパチで
優しくって甘えん坊で暴れん坊で
おかしくって、個性的で、みんなの人気者で
気力も体力もＮＯ．1のピットブルには会えないかも。

だけど、またぶるちゃんがハエじゃなくって
ピットになって戻って来てくれればいいな～って思ってます。