六七日

むなぬか（四十二日）

もう四十二日
やっと四十二日

やっと・・・の方が大きい気分
いよいよ、１週間後に四十九日
がんばろう・・・って
がんばるものでもないけど・・・

これだけ、お経を聞いていたら
もう少し覚えればいいのに、未だによくわかっていない
南無阿弥陀仏と
願わくば・・・がよく耳に残る

お経の後半になると
ご住職が
小さなチンと鳴るリンと呼ばれるものとは別に
しょうご？というのか
六角形の灰皿をさかさまにしたような物を
木槌でたたく

たたくタイミングが
南無阿弥陀仏の
　・　陀弥　・仏　と
裏拍で入る

密かにジャジーな感じと思う
結構、心地いいんですよ。


そんなことを考えながらも
この１週間ほどは
義父が入院して、しばらくの間
9月9日に亡くなった時より
よほど緊迫した状態だった頃のことを思い出す。
リスクの大きかった手術
気の抜けなかった日々
義父の悪くなった足が目に浮かび
やりきれない気持ちにもなる