ヘルマンハープの研修では、17日の日記で書いたように、「きらっと光る」心に残る言葉がいつもあります。
初めての研修でのことは後日書くことにしますが、最も心に残った、響いた言葉が、10月13日に聞いた「骨伝導」という言葉でした。
研修中、ハープはテーブルの上に置いて、支えの棒でたてかけて弾きます。
この場合、体には接触していないので、骨伝導にはならないのですが、膝の上に置いてテーブルなどにもたれかけさせると、ハープの響きが耳だけでなく体を通して伝わってくるのです。
あぐらに近い形で、抱えるように弾いてもいいです。
ビルマの竪琴のように左肩に抱えて、右手で弾くこともできます。(その反対も)
バイオリンを弾く人は、顎にはさみ、耳に近いですから、相当の骨伝導があるそうで、
聴いている人より、かなりの恍惚感を味わっていると聞きました。
私は学生時代、マンドリンクラブに入っていましたが、「骨伝導」の話を聞いて、
マンドリンをしていた頃、体に直に伝わる喜びはそのことだったのだと納得しました。
もちろん、大人数のアンサンブルの喜び、舞台での感動、100人の楽器が奏でる空気の振動など、いろんな要素が交わってですが・・・
音楽療法の世界でも、骨伝導によるリラクゼーション効果が高いと言われてるそうです。
(音楽療法は、全然勉強してませんので、いい加減なことは書けませんから、この辺にしておきます。また、勉強して書きます。)
そうです。「骨伝導」 こつでんどう。
声に出して、言ってみてください。
いい感じしませんか? 私だけ?
この言葉が、頭の中でうずまいて、blog始めようかと思ったのも、この頃なんです。
先日、モンゴルのコンサートの時も、先生は、その話をされたのですが、その時は「骨伝導」でなく「ボーンソニック」とおっしゃってました。
(いや~ 世間ではボーンソニックがいいのでしょうが、私は、骨伝導がいいです)
ハープが家に届いて確かめました。
テーブルに置いた時と、体に接触させた時の違い。
やっぱり、いいです いいですよ
体に伝わるのって
I先生の掲示板で予告させていただいた画像です。
我が家には、たばこがありませんので、こちらをご覧の大半の皆さんがお持ちの「のだめ」にしてみました。
結局、サイズを書いたほうがいいのかなぁ・・・
横 約34cm 縦 低音側 約65cm 高音側 約39cm
日程調整の大変な3人で、やっと決めた日にはというのをこの数年繰り返している。
私は、晴れ女だから、2人の雨女のせいにしてきた
昨日の天気予報では、今日は微妙な感じだった。
また、ですか~
お弁当を作るために早起きすると、降ってはいないが、あやしい天気
幸い出発の頃はなんとか行けそうだった。
電車に乗って窓から見える空が、だんだん明るくなってきた
そして、箕面に着いた時は、あやしいどころか、開晴
さすが、紅葉のピークの箕面はたくさんの人だった。
晴れたおかげで、日差しを浴びた紅葉、黄色のいちょう、いろんな緑の木々たちが、とても美しかった
雨があまり降っていないので、川の水は少なく、心なしか滝も迫力にかけていたようだ。
滝にかかる紅葉が、もっといい色だったらいいのに~なんて贅沢なことを言いながらお弁当を食べた。
往復で約6キロ歩いたことになる。
体力的には、まだまだ歩けそうだった
歩いた後は、いつものように、お茶しながらたくさんおしゃべりして楽しい一日
やっぱり、私は「晴れ女」だよ (まだ言うか)
今日は「ジャズピアニストから見たギロックの楽しみ方」というワークショップに参加しました。
参考テキストは、
「ギロックジャズスタイル曲集」(大好き)
「ピアノピースコレクション2」(ギロックはほとんどの楽譜を持ってるつもりだっが、これは抜けていて昨日あわてて買った)
始めに、ギロック協会の企画された先生方、お二人のピアニカの演奏がありました
ギロックの人気№1の「秋のスケッチ」をシャンソン風に~ よかったですよ
ハープが来てすぐ「秋のスケッチ」を弾こうと思ってたのですが、
音域が広くて無理なので、とりあえず慣れてから弾こうと後回しにしてたんですね。
今日、ピアニカを聴かせてもらって、考えてみたらピアニカも音域広くないなぁって・・・
うん、なんとか工夫してみよう
ジャズピアニストさんの、もちろん楽譜どおりには弾かない即興演奏。
楽しみました~
会場は駅前の大きなビルの6階。
鍵盤側から正面に大きな窓があり、向かい側のこれも大きなビルが見えます。
大きく開けたピアノの蓋に、ピアノの弦と地上の行きかう車が映っています。
ジャズと都会の風景がとてもあっていて素敵でした。
夜だったら、もっと綺麗かなとか想像しながら、センスの悪い大看板は見ないようにして聴いてました。
ブルースのコード進行やリズムののりかたなど勉強。
いくちゃんはすごい!!
代表で初見で弾いて、のってました
先生は、クラシック風なのりのサンプルを弾いてほしそうだったけど・・・
私は、これまでの弾き方だとアクセントが弱かったなと思いました。
忘れないうちに弾いてみよう
先月の例会のとき、ヘルマンハープの話を熱く語って、「聴きたい、聴かせて~」と言われるまで語り続けたのだった。
話し合いが一段落した後、コーヒータイム
待ってましたとばかりに、ケースから取り出し、弾き始める
私が先月、説明していたイメージよりは、小さい楽器で、装飾がきれいで、インテリアにもいいですね~とのこと。
そして、思っていたより「安い」と言われほっとする。
ハープを弾かれた方たちは、音色の美しさと、よく考えられた楽譜だと感心された。
今日の反省。
弾く前から「簡単でしょ~」を連発しない!
帰り道、生徒ちゃんとおばあちゃんに出会った。
密かに「質問ちゃん」と呼んでいる。
とても好奇心旺盛で、カウンセリングレッスンの反応もよい可愛い子だ。
質問ちゃん 「先生、何、何?」
私 「ハープよ!また今度、弾くからね」
おばあちゃま 「ハープは、きれいな音ですね。」
質問ちゃん 「聴きたい!聴きたい!!」
どうしようかな~
クリスマス会で「ジャ~ン!」と披露するつもりだったけど・・・
質問ちゃんは、次のレッスンで、きっと聞くだろう。
「先生、ハープは?」
押さえたまま、減衰していく音をきく。じっときく。耳をすまして、すましてきく。
しっぽのように、細く、細くなっていく音をきく。
「聞く」のでなく、「聴く」
樹原涼子先生のプレピアノランドのセミナーで教えていただいた。
しっぽが消えると、手をあげる。
始めの頃は、「まだ鳴ってるよ~」という時に手をあげていた子たちが、だんだんと見事に聴いていくようになる。
聴くということ。
聴く、集中力を持つこと。
ピアノを弾く段階に入り、全音符など長い音符を早めにきってしまうことはなく、全音符は全音符分のばす耳を持つように育てる。(育てたい)
音のバランスをとる耳を育てる。育つ。
しっぽを聴くのとは反対に声を出してできるだけ長く、「ド」なら「ド~~」と切らないで、伸ばす「音伸ばしゲーム」をする。
息を思いっきり吸って、のばす。
音楽には呼吸が必要なことを、初期の段階で教える。
(詳しくは、音楽の友社 「プレ・ピアノランド①」をご覧ください。
セミナーで習って、早速試してみた。
「音のばしゲーム」は、想像以上の効果だった。
目を輝かせ、本気でのばす。一生懸命のばす。
一人だけじゃなく、みんな。
しっぽさがしゲームも好き。
生徒たちの輝いた目、笑顔。私の元気の源。
体調が悪いことが長く続いてつらかった頃、いつのまにかそのトンネルを抜けさせてくれたのは、生徒たちの笑顔だった。
この元気の源が、もっと続いていきますように、
指導上のいろんな問題を解決できると・・樹原先生のセミナー後、勉強会に参加した。
決意するまで、悩みに悩んだ。
私についていけるだろうか・・・
「恥をかきましょう!」との樹原先生の言葉に、背中を押されるように決意した。
すでに、定員オーバーだったが、14人目の最後のメンバーとして入れて頂いた。
本当に、恥をかいた。
たかが、「ド」だけ弾くのに苦しんだ。
正直つらかったけど、セミナーや、ビデオを見るだけではわからない本当の勉強をした。
恥をかきすぎたから、今の仲良くさせてもらってるメンバーとも、気負いなく格好つけることもなく、お付き合いできてると思う。
そして、みんな、頭が下がるほど熱心な方たちだ。
あの時、背中を押されなかったら、今の私はない。
ヘルマンハープもblogもしていないと思う。
樹原先生、ありがとうございます。
勉強会のK先生も、ありがとうございます。
勉強会のみなさんもありがとう。
生徒たちも、ありがとう。
私にとって、ピアノランドの象徴である「音のしっぽ」をタイトルにさせていただきました。
今日は、ヘルマンハープのことを初めて聞いたという方のために、少し説明します。
日本ヘルマンハープ協会のちらしより・・・
「ヘルマンハープは、ダウン症を背負ってこの世に生まれた息子のために、ヘルマン・フェー氏が生み出したバリアフリー楽器です。たとえ従来の楽譜が読めなくても、弦と本体の間にさしはさむ一枚の楽譜によって、ほんもののすばらしい音色の弦楽器を演奏するという夢がかなえられたのです。
ヘルマンハープは今ヨーロッパで、障害者のみならず、高齢者に、子供に、健常者へと広がり、まさに音楽のバリアフリーの世界を実現させています。」
弦と本体の間にさしはさむ楽譜とは、
ちょうど、1本1本の弦の真下にあわせるように楽譜を置き、音符に相当する、黒玉、白玉の通りに上から下へとハープの弦を爪弾いていけば、一つの曲が演奏できるようになっています。
4分音符は黒玉、8分音符は、それより小粒の黒玉、2分音符は白玉、全音符は、それより大きい白玉で表します。
小節を表す線はありませんが、身近な知っている曲を弾くのには、必要のないことです。
いろんな曲を弾いたり、アンサンブルする時は、何拍子の曲であるかとか、拍感の持ち方が必要ですが、それは、レッスンの中で少しずつ勉強していきます。
この、よく考えられた楽譜のおかげで、前の日記にも書きましたが、全然楽譜を読めない高齢の両親にも、「ふるさと」のように、知っている曲は歌いながら、すぐ弾くことができたのです。
魅力的なことの一つは、同じ音色のはずなのに、「さくらさくら」を弾けば、琴のように聴こえ、バッハを弾けば、チェンバロのように聴こえることです。
ヘルマンハープが我が家に来て、今の一番のお気に入りは、「見上げてごらん夜の星を」です。
21日のヘルマンハープのコンサートでも演奏され、とても良かったです。
名曲の持つ力がある上に、ハープの音色の美しさが、心地よい世界を生み出してくれます。
初めて身内以外の人たちに、ヘルマンハープを紹介、演奏した。
地元の友人宅で、5名の方に聴いていただき、ハープの演奏体験。
想像してた以上に楽しまれたと思う。
皆さん、美しい音色と、誰にでも弾ける簡単さを納得されたかな~
気になるのは、値段ですね・・・
ピアノのレッスンをしてから、夜は「モンゴルの馬頭琴と歌、ヘルマンハープのコンサート」に行った。
馬頭琴は、美しい楽器で、今日初めて知ったけど、弦をバイオリン等のように上から押さえるのでなく、爪の生え際、間接のあたりで横から押さえて弾くそうだ。
馬が近くで走ってる様子、遠くで走ってる様子など、上手な日本語で説明された。
歌も素晴らしく、行ったことないけど、モンゴルの草原にいる気分だった
2部は、ヘルマンハープ。
一度だけ演奏会として聴いたのは、24時間テレビの時で、読売テレビの中で、ざわざわとした会場だったので、ハープの良さが伝わらず、残念だった。
今日の会場は、室内楽にぴったりのところで、とても良く、演奏後はたくさんの人たちが、楽器を体験されていた。
やっぱり、弾きたくなるでしょ~ うんうん。
あわてて作ったから、おでんに、厚揚げ入れるの忘れたよ
二人で合奏しました
一人で弾くより、喜びも2倍3倍
ヘルマンハープの音色を楽しみました
今後の課題も見えてきました。
写真は、すきっぷさんのヘルマンハープ
綺麗でしょ
私のとは、塗りが違います。(私のは裏に可愛いところがあるのよ)
ハープをケースに入れて歩いてると
自然に車道とは反対の方に持ち替えます。
幼い頃の子どもを連れて歩いていた時の気分が
よみがえり、懐かしさに浸ります
次は孫かなぁ・・・
すきっぷさんのお宅の次に実家に寄って
ヘルマンハープを披露。
実演後、両親にも弾いてもらいました。
「ふるさと」を弾いて、大正琴より簡単に弾けることに感心し、
よく考えられた楽器だなと言ってました。
楽譜を読めない人の反応もわかって、
インストラクター修行中の身としても勉強になりました。
ヘルマンハープという楽器の体験講座があるとお誘いを受けました。
興味はあったが、都合がつかず、またあるでしょ~と思い、申し込みませんでした。
すきっぷ♪さんは、その講座でハープの美しい癒される音色に、一目ぼれ、一聴きぼれされ
その感動が、メールだけでも充分伝わるほどのテンション
すきっぷ♪さんとは、お気に入りになる波長が同じなので、興味津々、
8月行っとけばよかった~と思いました。
すきっぷ♪さんは行動派!!早速、ハープを習うところを見つけて、
ピアノランド仲間たちにも紹介してくれました。
そこで、ピアノの先生なら、インストラクターの研修を~という話になり,
みんなで、体験レッスンを受けることになったのです。
私は、その日も都合悪く、2週間後に体験することに・・
さて、9月に入った2週間後、とてもハードなスケジュールの日でした。
午前中は、あるピアノのセミナー、
飛ぶように会場を後にし、バスからバスを乗り継ぎ
ヘルマンハープの講習会場へ。
先生のお話を聞き、すぐにみんなでアンサンブル♪
しかも、ドイツの知らない曲
「え??!!」いくら簡単な楽器、ピアノの先生だからといって
初めての私には、ついていけませ~ん
訳もわからないうちに時間はすぎ、呼んでもらったタクシーに飛び乗り帰宅。
ぎりぎり、レッスンに間に合いました
そんな、あわただしい時間を送ったせいか、
とても、すきっぷ♪さんが感動したのと同じようにはならず、
自分の中では盛り上がりませんでした。
それなのに、それなのに・・・
貯金通帳を見ると、やめた方がいい・・とか,
もっと、ピアノの練習しなさい!と天の声が聞こえてきそうでしたが,
ハープのことを考えない日は一日もなく,
先生のお話の中の、心に残る、きらっと光るようなものが頭の中でうずまいていました。
それに、この機会と、ピアノランド仲間とのご縁をはじめとして,
いろんなご縁を大切にしようと決意しました。
ピアノランド仲間からは、すきっぷ♪さん、RUMIちゃん、私の3人が研修を受けることになりました。
今日は、この辺で・・・
首を長~くして、待ちに待った日々。
一昨日、「届きます」と電話があってから、
自分でも可笑しいくらいニタニタしてしまう
今日、午前中に届き、ワクワクしながら箱を開封。
25本の弦を、もどかしい思いで調弦、やっと、やっと弾けた~
家族の反応は、
長女、「えー!買ったの~。いくら?え~~」
ちょっと、批判的。
夫、帰ってきて、晩御飯がさめるのも気にしないで弾いていた♪
ギターを弾くので、つめをのばしているが、
爪で弾いた時と、指の腹で弾いた時の音色の違いについて語っていた
夫が弾くのを聴いていて、やはり素敵な音色だと、しみじみ。。。
次女、私以上に楽しみにしていたくせに、外泊
写真の腕が悪くて、残念。
もっと見た目も美しい楽器なのに・・・
blogも初めてで、手探り状態なので、これから、これから