おだにゃら記

地元小田原市中心のフィールドワーク備忘録。
歴史、神社仏閣、あとはいろいろ。


長谷寺の観音ミュージアム

2021年06月24日 23時32分00秒 | 
神奈川県に住む者にとっては近くて遠いんじゃないかなと思う鎌倉。
混雑とアクセスの悪さとテーマパーク化した街並みとひたすら若く騒がしい客層。
私のような中年女がふらふらしてると場違い感&疲弊感がすごい。

だから行きたくないわけではないけど、本当はいつでも行きたいのだけど、
実際行けないし、行かなくてもいいやになってしまう鎌倉は。


そんな鎌倉に20日に突然行ってしまった。
この「観音ミュージアム」を見たくなったのだ。突然に。日曜の午後に。



海岸線は当たり前だが渋滞。
車内から久しぶりの江ノ島の海を堪能。
サーファーに混ざって海水浴してる人もチラホラ見えた。いくらなんでもまだ寒いだろうに。


観音ミュージアムのある長谷寺はあじさい寺としても有名らしい。よく知らなかったのだが。
いくら6月の鎌倉でもあの明月院を外せば大丈夫、日曜と言ったってもう午後だし、あじさいのピーク過ぎてるし、
なんて高を括ってた私は馬鹿だった。

山門からしてこの混雑。
この時はもう14時だったけど、あじさい路は150分待ちと表示されていた。


右が観音堂(本堂)左の木々に隠れてるのが観音ミュージアム。
ほとんどの人達があじさい目当てなので、本堂やミュージアムは空いていてゆっくり見れるという不思議な幸運。
本尊である9メートルの十一面観世音は大迫力だったし、ミュージアム内の観音様たちも良かった。



150分待ちのあじさい路はこの上にある。
あじさいは確かに美しくて面白い花だけど、そこまでして見なければならないものか、
と思うのは唐変木の余計なお世話。みんな見たいものを見ればOK。


見晴らし台からの眺め。
眺める場所を確保するのが大変。



私は観音ミュージアムだけが目的だったので、あじさい待ちの人混みを掻き分けて早々に立ち去った。


帰りに立ち寄った極楽寺


極楽寺駅
江ノ電を待ち構えて撮影してる人多し


成就院にも立ち寄る




極楽寺切通し

このあたりも人は多かったけど先ほどの長谷寺の喧騒とは別世界の物静かさ。
急に思い立って案の定かなり疲労した鎌倉行きだったけど
最後は落ち着いて歩けてまずまず良かった。