おだにゃら記

地元小田原市中心のフィールドワーク備忘録。
歴史、神社仏閣、あとはいろいろ。


清水湧く 白笹稲荷神社

2022年02月13日 23時14分00秒 | 神社

関東三大稲荷と称する稲荷神社が秦野市にある。

白笹稲荷神社。

白笹という響きが良い。昔は白篠と書いたそうだ。

 

秦野の神社は、数年前に身内が秦野市内の病院に入院した際に結構回ったのだけど

白笹稲荷にはなぜか機会がなくて(すぐ近くの震生湖には何度か行ったのに)

ずっと気になっていた。

ついでに神社付近にある白笹うどんも気になっていた。

 

到着して駐車場の広さにびっくり。境内より広いんじゃないか?

さすがは関東三大稲荷。

初詣や初午の時はいっぱいになるのだろう。この日は初午よりちょっと前だったので静かだった。

 


駐車場の奥を左に曲がると境内入口。
名前の通りふさふさと笹に囲まれている。
 
元々の参道はこの向き(私の後ろ)にまっすぐ延びていたはずと想像する。
 
 


神社の近くには一貫田湧水という水源があり

そこから引いた水を竹に通して手水としている。

このあたり、秦野盆地は良質な湧水が多く名水百選に選ばれている水もあるとか。
そういえばヤビツ峠の方も湧水が多かった。
 
 



拝殿前に油揚げが供えられてた。

稲荷の狐様には油揚げ、昔の当たり前の感覚を忘れていたような気がする。

 


社殿裏の末社。
特にこのお社は東末社と呼ばれ人気があるらしい。
 
東があるなら西もあったのだろうか。
 
 



明治5年に作られた初コンクリート製のお狐様。
 
現代アートのような前衛的な姿。
大昔、図工で失敗した石膏人形を思い出してしまった。
コンクリートで狛狐は難しいのね。
 
 



近隣から合祀されたであろう稲荷神のお狐様たち。
 


稲荷総社でおなじみの奉納された朱の鳥居。
 
 
ところで
関東三大稲荷と称する、または称される神社は9社ほどあるそうだ。
日本三大稲荷となると14社。
 
これに関しては、私たち日本人は古くから三大なんとかのランク付が大好きだから
ということで、あまり深く考えない方が良さそうだ。
 
 




駐車場の脇にこんな池が。
 
本当にこの写真みたいになるのか、時季になったら見に来たいものだ。
 
 
なお、白笹うどんは15時で営業終了だそうでこの日は間に合わなかった。
春になったら白笹うどん&黄金の泉にチャレンジしよう。

 



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