たまにはこちらから登城。小田原城弁財天曲輪から。
お城の梅は今どんな感じかなと。
ここ10年くらいの城内で一番変わったのはこの曲輪かもしれない。
趣のある家屋やどこかの会社の建物など、通りにひしめき合っていた古い建物がほとんど整理されてしまった。
つい最近まであったのに、どこに何があったのか思い出せない。
よく見ていたはずなのに、街の景色の記憶とは曖昧で頼りないものだ。
御濠端幼稚園でなにかイベントがあったらしく、子供たちと父兄が芝生で遊んでいた。
弁財天曲輪の案内板にある古写真。
私は古写真好きなのだけど、これはここで見たのがたぶん初で驚いた一枚。
上の道の先に二の丸裏門があったのだろう。
こちらは小田原市が策定した「史跡小田原城本丸・二の丸整備基本構想」の整備鳥瞰図。
弁財天曲輪の周囲にあった蓮池が本当にこのように復元されると素晴らしい。
私が生きてるうちに復元されないかな。
せめて旭丘高校裏で寂しそうにしている弁財天様だけでも早々にこちらに移せないものか。
これ、かなり前から立ってる。
穴開いちゃってるし。
建物がなくなったので通りから二の丸土塁が見えるようになった。
ちょっと微妙だけどこれが二の丸土塁。
蝋梅と紅梅と咲き始めの白梅が並んでて可愛い。
常盤木門前の紅梅は先週末くらいが見ごろだったらしい。
でもまだじゅうぶん綺麗。
二の丸の見聞館(今はNINJYA館というのかな)横の紅梅が一番見事。
写真を撮ってる人が多かった。
銅門は3月11日まで外壁修繕工事中。
この日は通れたけど通行止めになる期間もあるそうだ。
郷土資料館前の鮮やかな赤い花も梅の種なんだろうか。
冬の間は座る人も少ない藤棚のベンチ。
二宮神社横の遊歩道。
大きな白梅の木がある。
満開が楽しみ。