記憶の中のメキシコ

1979年の最初にメキシコを訪れそれから何度となく渡航していましたが、最後に訪れてから早10年が過ぎてしまいました。

臨時ボランティア総会

2011-03-25 | シニア海外ボランティア
 ちょうど一週間前、臨時ボランティア総会がボゴタでありました。
いろいろ問題がある様な、無い様な。
本人前にハッキリとは言い難い内容もあったようですが、少しはスッキリした人もいたのかなぁ?
私は別名、ガス抜き総会と名付けました。ガスが抜けたかどうかはわかりませんが・・・・

 内容は、所長からのJICA事業仕分けの話に始まり、シニアボランティアの積み立てが44%減になり、JOCVの積み立ても15%から34%の間で減らされるという説明がありました。人によっては現地生活費の不足分を、積立金で補っている人もいて、どうしようかと言って人もいました。私は特に普通に生活していれば、積立金をあてる必要も無いと思いますが、生活状況は人により違うので何とも言えません。(私の生活はほとんど自炊で、お酒も飲まないからかも知れません。)

 ボランティアの中からは、不満の意見も沢山出ました。短期で来ているボランティアは旅行代理店(HIS)で自分でチケットを頼んで、コロンビアまで往復32万円、長期ボランティアはJICAがチケットを手配して、同じエコノミークラスでコロンビアまで(片道)65万円。(65万のエコノミークラスなんて聞いたことが無いので、せめてラウンジぐらい使えるのかなと思いきや、本当のエコノミークラスで、ラウンジも使えませんでした。)何でJICAが買うと4倍の値段なの?JICAのOBが旅行会社に天下りしているんじゃないの?と疑われても仕方が無いです。それに事業仕分けでは、調整員の高い報酬も問題にされた様ですが、その場に調整員も主席していたのでか、その話については出ませんでした。

 我々ボランティアは言わば一番立場の弱い位置におり、何も言えないので、切りやすい所から切っているのだと言う意見もでました。またミス・マッチの事も取り上げられました。これは調査員の調査不足が原因。あるボランティアも、話が違うと帰ってしまう人がいるもの事実ですが、取り敢えずは何が出来るか考えて頑張って見るという気持ちを持っている人をボランティアとするべきです。

 総会は、何とも納得できない結果だけ聞かされた感じです。そしてボランティアの募集も2000人/年から1600人/年に減らすそうです。JICA本体がどこまでスリム化したかはわかりませんが、筋肉をスリム化して贅肉をタップリ溜め込むのだけは止めて欲しいです。それとも大会社が下請けイジメをしている構図と同じかも知れません。忍耐。

写真は、SENAの新しいロゴタイプ案。Eの中に日本の国旗が入ってるって指摘を受けそう。


講演会

2011-03-25 | シニア海外ボランティア
一昨日、ある女性から明日2時から30分オーディトリアムで学生にデザインの話をして欲しいと依頼があったのでOKしました。そして当日2時前に行くと誰もおらず、しばらく待っていると、学生がパラパラ。そして2時が過ぎてから、先生らしき人が数名入ってきて、「二時半からなので、もう少し学生を集めます。」と言って出て行きました。

 2時半なんて聞いていないし、いいかげんと思いながら待っていると、席がほぼ全部学生で埋ってしまいました。何となく私一人ではヤバイ感じになって来たので、スペイン語の一番達者なボランティアのS氏に助っ人依頼の電話、30分なら良いという返事で来て貰いました。

 で、私の自己紹介から話始めたら、早速質問。「日本は技術が発達し、経済大国ですが、どうしてそうなれなのですか?」即返答、「第一に人口が多い事=労働人口が多かった事。第二にすべてにおいて精度が高い事=正確である事。この2つが経済大国になれた要因です。」他にも質問が沢山ありましたが、私のスペイン語力では良くわからない質問が多く、S氏が代わりに答えてくれて助かりました。でもデザインの質問など一つも無く、ガッカリ。

 日本は労働人口は減少して行くので、以前の様な経済大国を維持するのは難しくなるでしょう。でもコロンビアはこれから人口も増えていくし、資源も豊富。でも精度を高くする事=何でも正確にする事は無理です。2時に始めると言った講演会が、2時ピッタリに初められる様になれば、その可能性も有りますが・・・・。結局30分のはずが2時間、S氏もボヤキぎみでした。やっぱりコロンビアで精度を要求するのは無理

 写真は、デザインチームのロゴタイプ別案。