株式会社プランシードのブログ

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その348.京宿「しらさぎ」

2017-09-07 06:48:16 | 制作会社社長の憂い漫遊記
十数年来、弊社専属のMCとして活躍し続けてくれた
北村かおり嬢が、京都五条の橋のたもとで
民泊「京宿しらさぎ」を9月1日にオープンした。
本来はHPから予約するとのことだったが、
オープン1.5カ月前のことだったので
事前に引退と民泊事業の説明に来社した折に
直接本人から予約を取った。
宿泊して帰宅後、HPを改めて見たが、
たいてい、HPの写真は「ここしかない」という角度で
撮影しており、ある種「盛った状態」なのだが、
HPに映る風景と、実際の風景はさほど違いはなかった。
https://shirasagi88.wixsite.com/kyoto

ここ数年来の観光ブームと東京オリンピックで
全国各地で民泊制度がスタートし、
京都でも民泊が次々にオープンしている。
トラブルも多く、民泊の申請はどんどん難しく
手間になっているという。
また価格の2極化も進んでいる。
民泊に手軽さ、価格の安さを求めるのか?
ホテルでは味わえないご当地らしさを味わうのか?
いずれにしても東京オリンピックまでが勝負か?

北村嬢は実家を改装し、民泊「京宿しらさぎ」をオープンさせた。
16時チェックイン、翌11時半チェックアウトで
チェックイン時に支払いと簡単な説明を受け、
食事も風呂も自分達でつくり、鍵の管理も自分達で行なう。
チェックイン時に鍵を渡されて、チェックアウト時には
建物横のポストに鍵を入れて完了。
鴨川の畔に立つ宿で、2階建ての一棟貸しだ。

この歳になると、旅行の時ぐらい
上げ善据え膳でとも思うが、民泊は基本自炊。
かまわれたくない、好きなものを好きな時に食べたいという
旅行客も多く、最近はホテルでも素泊まりが受けている。

「京宿しらさぎ」では鴨川を挟んた京阪・清水五条駅にある
魚屋「近幸」さんと提携しており、
夏の定番「鱧鍋のセット」を事前予約した。
今回は積もる話もあったので、北村嬢自らが
鱧鍋の準備までしてくれたが、通常は行なってない。
この「近幸」さんの鱧鍋の出汁が最高に旨い。
鱧は皮が薄くて、身が太く、筋包丁の加減も絶妙で
しゃぶしゃぶした時の食感がGood。
出汁が少し濃いいのだが、鱧によく絡んで旨みが増す。

追加でお願いした「おばんざい」3点セットもいい味付けだ。
あまりに旨かったので、翌日「近幸」さんを覗いたら
本業・魚屋さんで、町ではとんと見なくなった魚屋さんが
そこにはあった。
「おばんざい」をパックにして販売していたが
これも自社製とのこと。

寝室と風呂、トイレは1階にあり
キッチンとダイニングは2階。

その2階の窓はピクチャーウインドウになっており
鴨川を手前にして奥には東山が見えている。
夜になると、鴨川の対岸からは丸見えだが
お構いなしに浴衣姿で鱧鍋に舌鼓を打ちながら
夜景を楽しんだ。

「しらさぎ」の一番の売りがピクチャーウインドウだ。
大きなソファーがあるので、一等席から
昼景・夕景・夜景・朝景と時の移り変わりを楽しませてもらった。
壁掛けTVがついているが、ピクチャーウインドウで充分。
TVは不要と感じるほど、
窓からの陽の流れをいつまでも感じていたくなる。

清潔な部屋、申し分ない景色、うまい鱧鍋で
大満足の1泊2日となった。
ありがとうございました。

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