弊社ではイベントの企画・運営に加え、
イベントで使う様々なツールを作成している。
簡単なカタログラックから商品展示台、
時には電動で動く仕掛けを施した展示台を
作成することもある。
大工の長男として跡継ぎを嘱望され、
中学生になった時には現場に駆り出され、
見よう見まねで図面に触れていたこともあり、
会社を起こした時には
イベント運営は必須アイテムになっていた。
残念ならが工務店の跡は継がなかったが、
現在は上田氏という二級建築士免許を持つ
チョー起用なスケットと出会い
様々なツールを作成している。
弊社は摩耶山にお稲荷さんを祭っている。
お陰さまで創業依頼、低空飛行やダッチロールを繰り返しながらも
関係各位にご迷惑をかけることなく、
都度水平飛行に戻し約30年生存している。
お陰様で、お稲荷さんも2年前に大鳥居を改築し、
今年は小鳥居を改築するに至った。
本来は木製なのだが、風雨にさらされ腐るので
強化樹脂製の鳥居を8基連ねた。
今回の鳥居新築にも上田氏に関わってもらうことにした。
▲出来上がった小鳥居
11月某日。
(財)神戸すまいづくり公社のご協力を得て、
摩耶ケーブルに小鳥居を積込み、上田氏と施工に向かう。
阪神淡路大震災後7年ほどは掃除の度に歩いて登っていたが
ケーブルが復帰してからはケーブルを利用して登り下りしている。
年に2度ほどしか掃除を兼ねたお詣りをするのみなので
最近は摩耶山を愛する登山家たちが
自主的に掃除をしてくれているようだ。
▲いつものことだが悲惨な状況になっている
折れたノボリ竿と破れたノボリを取り替えて
令和初の掃除を終えたら見事に復活した。
こんな感じで様々なツールを考え、図面化し制作するので
弊社は「造作ならプランシード」と
言われることも多くなった。
好きこそ物の上手なれとはよく言ったもので、
新たなミッションが始まると、上田氏とは事あるごとに
「どうすればわかりやすく表現できるか」
を話し合っている。
手強いミッションでは
雑談や昼食時、時には呑んだ時ですら
進行中の手強いミッション話をしている。
まさに職業病だ。
しかし、こういう時はたいてい良い仕事ができる。
私がまず試作品を作る。
時には紙で、時には木で、時には発泡スチロールで
試作品1号機を作成してみる。
少ない資料を元に作成した割に毎回中々の出来ばえ。
さっそくスポンサーに見せたら、
スポンサーにも火がつく。熱意が伝わるのだ。
造作を依頼する担当者はたいてい、熱い。
見かけによらず熱い。
こちらの熱意にすぐ発火するのだから
セラミックではなく紙製のハートをお持ちなのだろう。
こういう時はさらに良い物が出来るものだ。
分かりやすいことは絶対だが、
低価格で量産できることが
スポンサーにさらなる満足を提供できる。
その第一歩である試作品製作はとても大きな意義がある。
試作を自ら作ると、まず製作者本人が理解できる。
次にそれを客観的に見られる。
そしてよりベストな本作品製作に進める。
材料費は一万円ほどでも試作品を作る理解のための時間や
手作りの手間が十万円になったり二十万円になったりする。
しかし、この行程がないと製作することはできない。
見切り発車は禁物、禁物。
時には理解のため、
専門家のレクチャーを受けることもある。
なるほど、奥が深い。
はたしてこんな調子で完成できるのか?
聞けば聞くほど複雑になってこんがらがってくる。
こりゃ1から勉強しなおしだと、
休日に、長居にある大阪市立自然史博物館にいくこともある。
この博物館には様々な展示がしている。
なるほど奥が深い。
試作は1号機ではおわらない。
たいていは試作品2号機まで作って本作に入る。
試作2号機は、たいてい1号機を解体し、
さらにあまり部品を使って完成させるので
より追い込むことができる。
試作1号機はイメージ先行だが、
試作2号機は本作へのメドがたつ仕上がり。
どのように見せるかもイメージして形にする。
スポンサーからのOKがでれば
いよいよ本作にむけた製作に入る。
材料も透明感・重厚感・本物感を意識して選ぶ。
こうして完成した3号機をお披露目。
これまでと違ってスポンサーの専門家が集まってくる。
皆さん「何なら自分で作るよ」的な方で、的を得た指摘が飛び交う。
しかもその指摘が、私の心に火をつける。刺激的だ。
紙の心を持つ私は、情熱を近づけられて発火してしまう。
こうしてさ試作4号機が完成する。
これがほぼ完成品となる。ここまでくると、OK、OK、OK牧場。
銘板を張り、ケースを作って、本作1号機へと昇段する。
こうして、量産化へと入る。
あとは価格との勝負!いかに安く上げて数をつくり
このツールを使って商品を市場浸透させるか。
多くの階段を上ったつもりだったが
これからまだまだ階段を上らなければならない。
なぜならこの仕事が次の仕事を生むからだ。
イベントで使う様々なツールを作成している。
簡単なカタログラックから商品展示台、
時には電動で動く仕掛けを施した展示台を
作成することもある。
大工の長男として跡継ぎを嘱望され、
中学生になった時には現場に駆り出され、
見よう見まねで図面に触れていたこともあり、
会社を起こした時には
イベント運営は必須アイテムになっていた。
残念ならが工務店の跡は継がなかったが、
現在は上田氏という二級建築士免許を持つ
チョー起用なスケットと出会い
様々なツールを作成している。
弊社は摩耶山にお稲荷さんを祭っている。
お陰さまで創業依頼、低空飛行やダッチロールを繰り返しながらも
関係各位にご迷惑をかけることなく、
都度水平飛行に戻し約30年生存している。
お陰様で、お稲荷さんも2年前に大鳥居を改築し、
今年は小鳥居を改築するに至った。
本来は木製なのだが、風雨にさらされ腐るので
強化樹脂製の鳥居を8基連ねた。
今回の鳥居新築にも上田氏に関わってもらうことにした。
▲出来上がった小鳥居
11月某日。
(財)神戸すまいづくり公社のご協力を得て、
摩耶ケーブルに小鳥居を積込み、上田氏と施工に向かう。
阪神淡路大震災後7年ほどは掃除の度に歩いて登っていたが
ケーブルが復帰してからはケーブルを利用して登り下りしている。
年に2度ほどしか掃除を兼ねたお詣りをするのみなので
最近は摩耶山を愛する登山家たちが
自主的に掃除をしてくれているようだ。
▲いつものことだが悲惨な状況になっている
折れたノボリ竿と破れたノボリを取り替えて
令和初の掃除を終えたら見事に復活した。
こんな感じで様々なツールを考え、図面化し制作するので
弊社は「造作ならプランシード」と
言われることも多くなった。
好きこそ物の上手なれとはよく言ったもので、
新たなミッションが始まると、上田氏とは事あるごとに
「どうすればわかりやすく表現できるか」
を話し合っている。
手強いミッションでは
雑談や昼食時、時には呑んだ時ですら
進行中の手強いミッション話をしている。
まさに職業病だ。
しかし、こういう時はたいてい良い仕事ができる。
私がまず試作品を作る。
時には紙で、時には木で、時には発泡スチロールで
試作品1号機を作成してみる。
少ない資料を元に作成した割に毎回中々の出来ばえ。
さっそくスポンサーに見せたら、
スポンサーにも火がつく。熱意が伝わるのだ。
造作を依頼する担当者はたいてい、熱い。
見かけによらず熱い。
こちらの熱意にすぐ発火するのだから
セラミックではなく紙製のハートをお持ちなのだろう。
こういう時はさらに良い物が出来るものだ。
分かりやすいことは絶対だが、
低価格で量産できることが
スポンサーにさらなる満足を提供できる。
その第一歩である試作品製作はとても大きな意義がある。
試作を自ら作ると、まず製作者本人が理解できる。
次にそれを客観的に見られる。
そしてよりベストな本作品製作に進める。
材料費は一万円ほどでも試作品を作る理解のための時間や
手作りの手間が十万円になったり二十万円になったりする。
しかし、この行程がないと製作することはできない。
見切り発車は禁物、禁物。
時には理解のため、
専門家のレクチャーを受けることもある。
なるほど、奥が深い。
はたしてこんな調子で完成できるのか?
聞けば聞くほど複雑になってこんがらがってくる。
こりゃ1から勉強しなおしだと、
休日に、長居にある大阪市立自然史博物館にいくこともある。
この博物館には様々な展示がしている。
なるほど奥が深い。
試作は1号機ではおわらない。
たいていは試作品2号機まで作って本作に入る。
試作2号機は、たいてい1号機を解体し、
さらにあまり部品を使って完成させるので
より追い込むことができる。
試作1号機はイメージ先行だが、
試作2号機は本作へのメドがたつ仕上がり。
どのように見せるかもイメージして形にする。
スポンサーからのOKがでれば
いよいよ本作にむけた製作に入る。
材料も透明感・重厚感・本物感を意識して選ぶ。
こうして完成した3号機をお披露目。
これまでと違ってスポンサーの専門家が集まってくる。
皆さん「何なら自分で作るよ」的な方で、的を得た指摘が飛び交う。
しかもその指摘が、私の心に火をつける。刺激的だ。
紙の心を持つ私は、情熱を近づけられて発火してしまう。
こうしてさ試作4号機が完成する。
これがほぼ完成品となる。ここまでくると、OK、OK、OK牧場。
銘板を張り、ケースを作って、本作1号機へと昇段する。
こうして、量産化へと入る。
あとは価格との勝負!いかに安く上げて数をつくり
このツールを使って商品を市場浸透させるか。
多くの階段を上ったつもりだったが
これからまだまだ階段を上らなければならない。
なぜならこの仕事が次の仕事を生むからだ。
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