その４３２．お引っ越し＝捨てられね～

約７年間住んだマンションを引っ越すことになった。
娘たちが自立したこともあり４ＬＤＫでは広すぎるし
家賃も高いし、断捨離を決行することにした。
引っ越しが決まってから約１ヶ月。
溜まりに溜まった諸々を片っ端から整理したが
なかなか捨てられない。
ひと部屋にまず集めて中身を再確認して
マジックで「廃棄」と印したのに捨てるのをためらっている。
私の人生では結婚→神戸淡路大震災→長女の進学
→次女の就職→今回の断捨離引越しと５回目の引越しだ。
長女の進学で神戸から初めて大阪に引っ越したが(３度目の引越し)
その時の荷物がほどかれぬまま残っている。
なんとまあ。
なら捨てるかと段ボールを開けたがやっぱり捨てられない。
必ず捨てるというメンタリティが私には欠如している。
思い出を絶ちきるのは至難の業だ。無理、むり、ムリだ！ね



とうとう引越しの日。
引越し前日に見事に解体されたIKEAのクローゼット。
といっても私が解体したわけではない。
専門業者の手によるものだ。
もちろん組み立ても依頼した。併せて８万円強の予想外支出。
引越し費用並みだ。
しかし２人がかりで約１時間で解体したのを
目の当たりに見ると、私の約１週間かかった設置は
何だったのかと思い知らされる。しかし高い！！

▲解体業者によって解体されたIKEAのクローゼット

閑話休題。それはさておき、
とりあえず捨てきれないものは新居に運んでみて、
寝る場所がないようなら改めて断捨離することにした。
それでは何の解決にもなっていないとの指摘はごもっとも。
「編集とは捨てることだ」が私の持論だが、
結構撮ったカットは使っているもんな(笑)
なんとも優柔不断だが、「捨てられね～」