その１７６．２０１４年の釣果 その（３）完

大漁に満足した釣り人達は約３時間、車内で爆睡。
今回は台風１８号の影響で一旦延期になったことから、
私と次女と親父に、ナナイロ・西森社長を加えた４名の釣り士が集った。
しかしドライバーは私のみ。
自動操舵の車があれば絶対に買う！とこの時ほど感じたことはない。
中にはワンカップ大関を飲み干してから寝ている不埒な輩もいる。
とにもかくにも眠い。まじ眠い。
私は眠気覚ましのガムを噛みつつ高速をひた走ること３時間、
ついに昨日集合場所の大阪梅田に到着。

釣るのは良いのだが、
釣りで疲れ果てたカラダで魚をさばき料理し
片付けをするのは本当にジャンクサイ。面倒である。
まだ母が元気な時は料理は母任せにして、
親父と釣果をアテに呑んで寝れば良かったが、
８０にもなる母に調理を任せるには少々気がひける。
そこで今回は行きつけの居酒屋「河」で
釣った魚を調理してもらうことにした。
親父は釣った魚をご近所さんに配るとのことで
先に自宅に送っていく。
そして、１８時からの宴会用に渡せるだけの魚を「河」に届けた。
これをアテにして総勢７名が参加し舌鼓を打つ。


　　河の大将が黙々と料理を作り、７人がワイワイと飲み食い
今日の食材
①６０センチ級の真鯛１匹
②６０センチ級のこぶ鯛１匹
③幅４センチ級の太刀魚１匹
④４５センチ級のイトヨリ２匹
⑤３０センチ級の真鯛１匹


真鯛の刺身

しゃぶしゃぶ用の真鯛の薄切り

真鯛の刺身がメインだが、こぶ鯛と太刀魚も添えてくれている。
さすがにプロの手さばき。
続いて真鯛の塩焼き、真鯛のしゃぶしゃぶ（(野菜、カナダ産マッタケ入り）、
イトヨリ煮付けと鯛のアラ炊き、真鯛の頭の潮汁でフィニッシュだ。
結局、店の料理は一切なしで、釣ってきた魚だけを使って
７名でも食べきれない量を出してくれた。
もちろん残った魚は店のものとして２次活用してもらうが、
７名が飲んだくれて、酒代込みで
なんと総額１万２千円という破格の対応！
あり得ない！ありがとー「河」！ありがとー大将！


　　写真係りの長女を含めてその日集まれた７人で大宴会

刺身は言うに及ばず、さすがに煮付けや焼き物の仕上げには唸る。
プロはやはり違う。旨い！
しかも食べ散らかしたまま「ごちそうさま」で解散は最高に楽である。
あり得ない！総額１万２千円！！
そりゃ常連客ではあるが、申し訳ないよ。
ありがとー「河」！ありがとー大将！