株式会社プランシードのブログ

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その294.皿に咲く、牡丹の大花、腹満たん

2016-12-17 09:42:27 | 制作会社社長の憂い漫遊記
今年も大好物の牡丹鍋をいただきやした。今年の初物だ。
猪と並ぶ名物・山の芋も付いており、
大根や白菜など鍋の定番野菜もたっぷり入っている。
皿に盛られた猪肉はまるで牡丹の花。
だから牡丹鍋なのだが、見るからに日本的ビジュアルだ。

しかも値段は和牛ステーキや和牛しゃぶしゃぶよりも安価。
なのに食べれば身体は内からホカホカに温まる。
猪は野獣味がたつのだが、
原因はさばく時に肉に入る血と毛だと以前聞いた。
その野獣味を消すために味噌を使う。
しかし最近は、さばきが丁寧になり牡丹鍋に野獣味は感じない。
以前、亀岡で食べた牡丹鍋は、肉を薄切りにした醤油味で、
これもなかなか旨かったが、
やはり私は猪の厚切りロース肉を味噌味でいただく方が好きだ。
今日頂いたこの店の牡丹鍋は三種類の味噌を合わせている。
味噌味の野菜とロース肉がピタリと合って格別にうまい。
締めにうどんを入れて、結局出汁まで飲み干してしまう。
鉄鍋の中の汁気は全くなくなる。いつものことだ。

年に一度必ず篠山まで車を飛ばしてやってくるが、
今回は夕方16時に思い立った。
急に朝から冷え込んだからだと思うが、
昼抜きだったこともあり、
牡丹鍋の腹になってしまったらもう止まらない。
高速をとばし馳せ参じた次第。
残念ながら車なので日本酒の熱燗は頂けなかったが、
車を飛ばして来た甲斐があった。
あ~美味しかった。あ~温もった。ごちそうさまでした。

店を出て、大きく息を吐くと白くなる。
もうそこまで冬が来ている。
これからますます冷え込みそうだ。

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