株式会社プランシードのブログ

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その380.北海道2~3日目。半端ないって!

2018-06-22 06:22:18 | 制作会社社長の憂い漫遊記
北海道2日目の天気予報は晴れのち曇り。
「何とかドローンいけるでしょ」と小沢カメラマン。
ほとんどのカメラマンは撮影の楽観論者だが
彼もまたポジティブだ。
しかし、助監督歴が長ければ長いほど悲観論者になる。
そうして監督になるから監督は信心深い方が多い。
特に宗派はないが、私で言うなら「多田教」か?

地震直後のフライトで札幌に入った私は、
小沢氏運転のロケ車に乗りながら
気も漫ろに地震で携帯のつながらない家族の
安否確認に躍起になっていた。
それでも機材を確保して、夕方札幌のホテルに到着。
といってもススキノではない。

私は街中に泊まるより、外れに泊まる方が好きだ。
今回は旭川への高速入り口に近い
ルートイン札幌白石を確保。
しかし、回りには何もない。
しかも寒い。ユニクロのライトダウンが
6月中旬に威力を発揮するとは・・寒い。
大阪よりも日の入りが早い。
とっとと夕食を済まそう。

明けて朝5時、テレビをつけると、地震のニュース。
思っていた以上の激震だったようだ。

7時、ホテルを出発。
今回は、札幌から旭川に向かう道中でジス・イズ・北海道を撮り
旭川空港でスポンサーと合流して、
取材先へ向かうことになっている。
カルビーさんやハウスさんのCMを見慣れている一般ピープルは
北海道といえばトウモロコシ畑をイメージするが、
札幌を出て岩見沢をすぎると一面田んぼが広がる。
これまでは「きらら」という混ぜて使うと同化する擬態米が
業界で名を馳せていたが、温暖化による米どころの北上化で
マツコデラックスがCM出演する「ゆめぴりか」など
美味しいブランド米を生産するようになった。
今後さらに温暖化が進めば米どころは新潟ではなく
間違いなく北海道になる。


深川市。北海道のこめどころ。
天気がいまいちだが、ここでドローン投入。
小沢カメラはドキュメンタリーだけではなく
ドローンも大好きだ。
1時間30万円のヘリコプターによる空撮から、
1日15万円のドローンになってからというもの、
テレビ番組やCMはいうにおよばず、
VPにもドローンは無くてはならない機材になっている。
ドローン自体は比較的安価だが、
ドローン撮影専門の会社では、撮影と操作の二人体制なので高い。
そこで撮影プロダクションやフリーカメラマンもドローンを導入し
許可書の申請まで請け負っている。
そもそもドローンは軍事目的で開発されたが、
日本では空撮をはじめ農薬・肥料散布など平和利用されている。
しかしその動き、使い勝手を目の当たりにすると
あきらかに軍事目的だとわかる。
日本でもテロや犯罪に使われる可能性を秘めている恐い武器だ。

10時に深川を出て旭川に向かう。
気象庁によると旭川の方が天気がよいとのこと。
旭川まで50キロ移動して再度ドローン撮影を敢行する。
計3ヶ所でドローン撮影をし、墜落することなく完了。
待ち合わせの旭川空港に向かう。
スポンサーとも無事合流完了。
天候が気になるのはドローン撮影だけで、
インタビューは部屋の中だから、雨は関係なし、
よって撮影快調。
ホテルに入る頃にはすっかり日も暮れて、腹もペコペコ。
6月の旭川の夜は寒い。
何か温かいモノを入れたい。
腹が減った。。。
今夜の会話は21時キックオフの日本対コロンビア戦。
スポーツバー以外は閑古鳥。
20時になると我々の居酒屋も客が引き出す。
もちろん我々も早々に引き上げてサッカー観戦。

翌日、スポンサーを旭川空港まで送り、
撮影チームは再度ドローン撮影を行なう。
風が強くて煽られたが昼までに撮り終えて
機材や車を返却し千歳空港に。

こうして旭川のミッションを無事終えた。
もちろんロケが終われば編集しなければならないのだが
その前に怒濤の福知山ロケ編の録音がある。
こちらはドラマ仕立て。
ドキュメンタリー系とは全く異なる面白さと、
生みの苦しみがある。
それにつけても地震が気になる。
加えて今日の大阪は大雨だという。
地震にはあったものの、直後に飛行機で飛び立ったので
ニュースでしか様子がわからない。
棚が倒れたという会社の状態も気になる。
余震も大雨も心配だ。
とにかく明日は家に帰ろう。

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