株式会社プランシードのブログ

株式会社プランシードの社長と社員によるブログです。
会社のこと、仕事のこと、プライベートのこと、あれこれ書いています。

その207.今年も花粉症

2015-03-17 06:36:25 | 制作会社社長の憂い漫遊記
私は神戸生まれの神戸育ち、結婚してからも神戸住まい。
当然のことながら阪神淡路大震災の被災者となった。
約半年住まいに閉じ込められて、仕事もせず、
毎日瓦礫と格闘していた。
震災がきっかけで私は花粉症を患っている。
震災の記憶は日々遠退いていくが、
2月に入るとクシャミと鼻水、目のカユミに悩まされる。


阪神高速三宮付近を通過するだけで「ハックション!」

5年ほど前、諸般の事情と花粉症からの避難を理由に
大阪市へと居を変えた。
それからかなりマシになったが、
2~4月に阪神高速で神戸の街を通りすぎるだけで
花粉症が途端に出る。
この時期には毎年仕事で四国ツアーが始まるが、
なぜだか愛媛県宇和に行くと花粉症が出る。
震災以降、年を追うごとに花粉症がヒドくなるので、
阪急御影にある京大医学部卒業の名医・岡野耳鼻咽喉科で
診察してもらうと「ヤシャブシ」の花粉に反応するという診断。
ヤシャブシは根を張る植物なので六甲山系の土砂災害用の植物として
大量に植えられているらしい。


(出典:兵庫県 2007年4月12日撮影より)

歳と共に震災の記憶が遠退きホッとしているが、
ヤシャブシの花が咲くこの時期になると
「おいでやっしゃブシ」と花粉症が出だす。
と同時に震災の記憶が甦る。
震災後20年経つのに、こうしていまだにブログのネタが
震災ネタになるのは花粉症のせいだ。
たいていの病気は薬で何とかなるが花粉症は厄介だ。
私がよく仕事をする西宮在住のカメラマンの奥さんも
重度の花粉症で、この時期になると
夫婦で休暇を取りグアムやサイパンに避難する。
逃げ出したくなる気持ちはよくわかる。
かくゆう私も大阪市に避難組である。
いよいよ花粉症じゃない人を
羨ましく妬ましく思う時期の到来だ。トホホ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿