株式会社プランシードのブログ

株式会社プランシードの社長と社員によるブログです。
会社のこと、仕事のこと、プライベートのこと、あれこれ書いています。

その187.五感を総動員

2014-11-28 13:34:10 | 制作会社社長の憂い漫遊記
出張の楽しみは地元の名店探し。
食べログなんて武器を使っても
自分の口に合うことは数少ない。
「3.5以上なら安心!」なんて言われても、
投票者が多い都市部なら
小数点第2の勝負になってくるので、
最後は感を働かせた運任せになる。
それでも食べログ信者は「きっと旨いに違いない!」と
事前に己の味覚にインプットして食べる。
だから本当の意味で
自分の口に合う料理に巡り会えたかは疑問である。
また食通と言えばタクシードライバーだが、
彼らに助言を求めるのも食べログ検索と変わりない。


  3行に改行した「カレー」の文字にひかれて入店。
  「正解!!!!」

出張先で名店に出会う喜びは、己の五感をフル動員し
最後の最後に第六感で「この店にしよう」と
ノレンをくぐるところにある。
これを繰り返すと「アタリ」の確率が確実に上がってくる。
日頃の鍛練の賜物で私は出張先で良い目をしている。
ハズすことは滅多にない。
しかし今現在『初めての地でも絶対ハズレない名店探し』
というノウハウ本を出版できるほど体系化できていない。
街を巡り回っても小さな町だと、名店のレーダーに反応なく
ヤバそうな時も多々ある。そういう時は、
「餃子の王将」や「サイゼリア」「スシロー」など
小皿盛り型の大型店が国道筋に必ずあるので、
サラリと済ますようにしている。
これもまた一人出張の達人の一手、深追いは禁物なのだ。

さて、私の名店探しは
「●●を食べたい」から始まるのではなく、
「旨そうな店はどこだ」から始まる。
好き嫌いがないからではない。
食いたい物から探すと地方では店数が少なくて
当たる可能性が低いからだ。
品目は何でもよい、旨そうな店はないかと探す方が
当たりが出る可能性が高くなるのだ。

五感を総動員して、まず店構えを見る(視覚)。
地方では、看板やノレン、提灯が
五感をくすぐれば名店の確率は高い。
次に店の前、できれば換気扇下に立って臭いを嗅ぐ(嗅覚)。
さらに耳をすませて
換気扇の向こうから聞こえてくるお客の気配を探る(聴覚)。
臭いが食をそそった上に、
笑い声などが聞こえればもはや迷うことはない。
ノレンをくぐるべきだ。

五感を総動員するのだ。
さすればアタリがある。
一度アタリがあれば楽しくなり
またチャレンジしたくなる。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿