撮影は100点に近い高得点を叩きだした(と自負)。
早速、立ち会いをしていただいたスポンサーのリーダーから
ロケ翌日にはお礼のメールがきた。
謝礼はさておき、そのメールに本音が見てとれる。
「すごいチームワークですね。どうすればそんなチームが作れるのか」
という主旨。チームリーダーは皆さん同じ悩みを持っている。
私たちの一糸乱れぬチームワークの撮影現場を
羨望の目でご覧になったのだろう。
だが正直言って我々のチームワークを、
一般の大企業で再現するのはほとんど不可能だと言わざるを得ない。
私たちのチームワークの根底にあるのは
「いい作品を作りたい」そのためには命をも厭わないという狂人気質だ。
この仕事をしたくてこの世界に入った人々と
一般ピープルとはそもそも違う。
もちろん一般ピープルの中にも
この仕事に就きたくて就職された方もいらっしゃるが、
中にはネームバリューや給料、労働条件、
さらにはつぶれない大企業だからという理由だけで入社した人もいる。
思いの違う人、しかもやる気のある人とない人が
ひとつの会社でチームを組むのだから
チームワークを求めるのは大変この上ない。
しかし!我々は違う。この仕事をしたくて業界に入った。
作品になら命をかけられる。そういう人々の集団なのだ。
仕事に命をかけるのは、今や自衛隊員か消防士ぐらいで、
大企業の営業職(限りなく一匹オオカミ)では
そんな発想は起こらないと思う。
我々には、作品を作るための愛がある。
作品を思う愛がスタッフに対する思いを育む。愛がベースになる。
自衛隊員や消防士の「あの人を命がけで守る使命感」にも似ている。
ただし「あの人」ではなく「あの作品」なのだが。
だからお初のスタッフであっても愛がチームを作る。
雨が降ろうが、槍が降ろうがやってしまう。
徹夜になろうが、遅飯になろうがやってしまう。
大阪弁なら「わいらアホやし」と、
自虐ではなく高らかに胸を張って言える。
はてさて、一般企業で「わいらアホやし」は通じるのか?
否、「わいらアホやし」でやっちゃうと組合から吊し上げを喰うし
労基からも監査が入る。死のうものなら労災認定までされる。
したがって一般企業のチームリーダーは
「やる気、根気、勇気」の挾間で病んでしまう。
さりとて病むからという理由では、
チームリーダーが仕事を拒否できない。
ではどーするか?
あまり部下によく思われようとは思わないことだ。
空気を読む努力をしないこと。
空気を読みすぎると
依存症(アルコールorタバコorギャンブルor薬)になってしまう。
自分は自分でいいのだ。KYを恐れるなかれ。KYでいいんです。
それでも物事はたいてい何とかなるものだ。
だから、お前の「無理っす」と俺の「我慢」は、
決定的に次元が違うと居直ることだ。
わからん奴に何度言ってもわからん。
聞き分けがないから何度も言うのだが、何度言っても所詮わからない。
だから己は密かに仕事に打ち込む。
その後ろ姿を見たら、わかる奴には響く。
そういう奴らが一人でも二人でも集まればシメタもの。
だって「わいらアホやし」と複数型で胸を張れるじゃん!
複数型なら「アホやし」は自虐ネタにはならない。
いくら大きな仕事でも「わいらアホやし」という仲間が
一人加われば、たいてい何とかなるものだ。
二人集まれば楽になる。
三人集まれば工夫ができる。
四人集まれば夢が膨らむ。
五人集まれば・・・人間生きているだけで丸儲けだ。
それまでは一人でコツコツやる。
それでいいのだ。(つづく)
早速、立ち会いをしていただいたスポンサーのリーダーから
ロケ翌日にはお礼のメールがきた。
謝礼はさておき、そのメールに本音が見てとれる。
「すごいチームワークですね。どうすればそんなチームが作れるのか」
という主旨。チームリーダーは皆さん同じ悩みを持っている。
私たちの一糸乱れぬチームワークの撮影現場を
羨望の目でご覧になったのだろう。
だが正直言って我々のチームワークを、
一般の大企業で再現するのはほとんど不可能だと言わざるを得ない。
私たちのチームワークの根底にあるのは
「いい作品を作りたい」そのためには命をも厭わないという狂人気質だ。
この仕事をしたくてこの世界に入った人々と
一般ピープルとはそもそも違う。
もちろん一般ピープルの中にも
この仕事に就きたくて就職された方もいらっしゃるが、
中にはネームバリューや給料、労働条件、
さらにはつぶれない大企業だからという理由だけで入社した人もいる。
思いの違う人、しかもやる気のある人とない人が
ひとつの会社でチームを組むのだから
チームワークを求めるのは大変この上ない。
しかし!我々は違う。この仕事をしたくて業界に入った。
作品になら命をかけられる。そういう人々の集団なのだ。
仕事に命をかけるのは、今や自衛隊員か消防士ぐらいで、
大企業の営業職(限りなく一匹オオカミ)では
そんな発想は起こらないと思う。
我々には、作品を作るための愛がある。
作品を思う愛がスタッフに対する思いを育む。愛がベースになる。
自衛隊員や消防士の「あの人を命がけで守る使命感」にも似ている。
ただし「あの人」ではなく「あの作品」なのだが。
だからお初のスタッフであっても愛がチームを作る。
雨が降ろうが、槍が降ろうがやってしまう。
徹夜になろうが、遅飯になろうがやってしまう。
大阪弁なら「わいらアホやし」と、
自虐ではなく高らかに胸を張って言える。
はてさて、一般企業で「わいらアホやし」は通じるのか?
否、「わいらアホやし」でやっちゃうと組合から吊し上げを喰うし
労基からも監査が入る。死のうものなら労災認定までされる。
したがって一般企業のチームリーダーは
「やる気、根気、勇気」の挾間で病んでしまう。
さりとて病むからという理由では、
チームリーダーが仕事を拒否できない。
ではどーするか?
あまり部下によく思われようとは思わないことだ。
空気を読む努力をしないこと。
空気を読みすぎると
依存症(アルコールorタバコorギャンブルor薬)になってしまう。
自分は自分でいいのだ。KYを恐れるなかれ。KYでいいんです。
それでも物事はたいてい何とかなるものだ。
だから、お前の「無理っす」と俺の「我慢」は、
決定的に次元が違うと居直ることだ。
わからん奴に何度言ってもわからん。
聞き分けがないから何度も言うのだが、何度言っても所詮わからない。
だから己は密かに仕事に打ち込む。
その後ろ姿を見たら、わかる奴には響く。
そういう奴らが一人でも二人でも集まればシメタもの。
だって「わいらアホやし」と複数型で胸を張れるじゃん!
複数型なら「アホやし」は自虐ネタにはならない。
いくら大きな仕事でも「わいらアホやし」という仲間が
一人加われば、たいてい何とかなるものだ。
二人集まれば楽になる。
三人集まれば工夫ができる。
四人集まれば夢が膨らむ。
五人集まれば・・・人間生きているだけで丸儲けだ。
それまでは一人でコツコツやる。
それでいいのだ。(つづく)
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