その２１５．煩悩１０８

今回の出張は、愛媛県宇和島でのミッションだ。
常宿はホテルクアハウス。
かなり老朽化が進んでいるが、
温泉ありプールありボーリング場ありの、
宇和島のレジャーランドである。
その駐車場で偶然にも
当社の車と同じナンバープレート「１０８」に遭遇。
当社の場合は、たまたま「１０８」だったのだが、
聞くところによると煩悩の数が１０８ということで、
お坊さんがよく選ぶ車番だそうだ。


お坊さんかどうかわからないが同じ関西・神戸から来ているのか…

早速ホテルにチェックインすると、
なんと３月３１日で閉館するとのこと。
「えっマジ？あと２０日程で閉館？」
こりゃヤバいと、クアハウス自慢の温泉に入り、
夕食はクアハウス自慢の鯛飯を食べ、
食後のスポーツに併設のボーリング場へと行くことにした。


すでにホテル跡地の再利用が決まっているらしく
駐車場ではボーリング調査がスタート

ホテルから閉館記念なのかどうかはわからないが、
宿泊客特別サービスとしてボーリング１ゲーム無料券が出ている。
入場すると平日とはいえ、ご覧の通りの貸切だ。

靴代を払って１ゲームのみ試しにしてみる。
だって大阪を朝６時に車で出て宇和島に１３時について、
ひと仕事して、風呂に入って、夕食済ませてから
２０時ボーリングですから、さすがにヘトヘト。
ホテルの閉館を知らなければ、
この時刻１００％ベッドの中ですよ。
３人で１ゲームずつして私は最下位の９８点、さもありなん。

しかし勝負事に負けるのは悔しい。
「もう１ゲームする？」と声掛するも「もう寝ましょ」と。
まさに、遊びも勝負事も眠気も、煩悩１０８だ。